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夏空のモノローグ 総評

2013.05.12 01:41|夏空のモノローグ
◆ようやっとフルコン&予約特典のCDも聞いたので、ぼちぼちレビューを書いていきますよっと。この記事に限ってはネタバレはしませんが、ちょっとでも情報を入れたくない人は避けてください。でもって他の記事はネタバレ満載なので未プレイの方は注意してください。

・色んな「切ない」をギュッと詰め込んだゲーム。
シナリオはとにかく切ない。切ないの目白押し。切ないの玉手箱。切ないのバーゲンセール。共通ルートはほのぼのギャグが多いけれど、個別ルートをやった後だと共通ルートの何気ない一言も「あれはああいう意味だったのか…」となって一人でシンミリしたりする。そういうゲームです。
泣けるか泣けないかで言うと確実に泣かしにかかってきてます。そして何もかも万事おさまって完璧なハッピーエンド!となるかと言えばそうはいかない。真相ルートを見ればハッピーエンド至上主義者の方でも満足できるかもしれませんが、しかしやっぱり人によっては空しさのようなものが残るかもしれない。本当に皆が幸せになるハッピーエンドしか許せない人には向かないゲームです。逆に少しくらい理不尽な展開がある方が好きという人にはお勧めなゲーム。

シナリオについては特に破綻とか矛盾とかしてる点はなかったと思います。SF詳しくないから突っ込めないだけかもしれませんが。それでも「エエエエーッ!!?なんでそーなんの!!?」ってずっこけるレベルのツッコミどころはなかったと思います。部長の発明品、というか部長の存在そのものがファンタジーみたいな扱いではありますが、それはギャグとして流せる範囲。

・VNRシステムは一長一短。
説明書によるとVNRシステムとは「テキストとグラフィックの表示方法を場面ごとに変化させながら、イベントカットなども使用し、多彩な演出を表現するシステムです。」とのこと。どんな風に表示されるかは公式に体験版があったと思うので、気になる方は見てみればいいと思います。
で、そのVNRシステムですが。確かに色んなコマ割りがあるのは新鮮で面白かったし、場面によっては雰囲気も出てました。が、立ち絵やスチルが表示されてる時は普通に下に文字を流してくれても良かったと思う。単純に見にくい。また、立ち絵が変わるタイミングでテキストを再度読み込みしたりするのでテンポも悪くなる。普段はテキスト読むときはサクサク行きたいんで普通に自分でページ送りしてましたが、今回ばかりはダルいんでずっとオート再生してました。というわけでオート再生推奨。

・程よい長さで共通ルートが作業にならない。
全行程を見てもそれほど長くないので、共通ルートもホドホドの長さ。そして何より、共通ルートは周回プレイでの追加要素が多い。周回でエピソードが追加されていくタイプのゲームって多いけど、夏空はその追加要素が特に多くて二週目からも共通ルートが作業にならなかった。
それに一役買ってるのがループ研究会議(LRC)。共通ルートの間に五回ほどあって、起こるイベントを自分で選択できる。そのイベントがけっこう多くて、普通に各キャラ一周ずつするだけでは見切れない量。また、各イベントの中でも更に選択肢を選べるものも多いので、すべて見るなら間違いなくセーブ&ロードを駆使しなければならない。
まあLRCの選択肢は、けっこうどうでもいいようなものも多かったので、すべて回収するのは違う意味で作業になってしまうこともある。それでも、これだけの量のエピソードをねじ込んでくれたのは評価できる。

・その他システムにはチョット難あり。
まずLRCだけれど、これは一度見たイベントはタイトルからもう一度見ることが出来る。…が、選択肢の方がどういう条件でセーブされるのかイマイチ分からない。例えば「肝試し」イベントを見ると、途中で「誰と一緒に回るか→木野瀬君/篠原君/カガハル君/部長さん/先生」という選択肢が出る。ここでセーブをして、最初に「木野瀬君と行く」を選んだとする。木野瀬君ルートのイベントを見た後ロードで選択肢に戻り、今度は「篠原君と行く」を選ぶ。その後は普通にイベントを進め、適当なところでセーブしたとする。…この状態でタイトルに戻り、タイトルからLRCの肝試しイベントを見ると、選択肢は「篠原君」しか選べない状態になっていたりする。
一度見たLRCはタイトルから見ることが出来るけど、どの選択肢を見てどの選択肢を見てないかははっきりとはワカラナイし、本編で見ていない選択肢は絶対に見ることが出来ない。
なので、本編のLRCで選択肢があれば、多少面倒でもすべての選択肢を一気に見てしまうことをお勧めします。LRCでもスチルやカットは紛れてるので、コンプを目指すなら必須。めんどくさいから好きなキャラだけ見て他のキャラは後回し~とかやってると更にめんどくさいことになります。

あと個人的にオートセーブをして欲しかったのは、ツリーピースを見た後のこと。ツリーピースβでは各キャラの小話を見れるのだけれど、それぞれ一枚ずつスチルが付いてる。しかしツリーピースを見た後、タイトルに戻って終了したらそれでは見たことにならないのでスチルも保存されない。ツリーピースを見たら、どこでもいいから本編のデータで始めてセーブしておくこと。こういう仕様って夏空に限ったことではないけれど、どうもかゆいところに手が届かないっていうか、気が抜けてる感じがするよね。

・主人公は無個性と思いきやわりと個性的。
大人しめで真面目、優しくて頑張り屋で良い子でちょっぴり天然で鈍感で…と、まあ乙女ゲー主人公としてはかなり普通な感じ。好きなものは読書と甘いもの。これも一見普通なんだけれど、読書は一日中本屋や図書館を梯子するくらいの本の虫だし、甘いものに至ってはファミレスでデザートを全種類頼んだりするちょっと度が過ぎるくらいの超絶な甘党。ギャグとは分かってるけど甘いものが絡むと「おいおい…」と言いたくなるくらい突っ走ったりするので、無個性主人公だと思って自己投影してると突然我に返ってしまうかも。
容姿は普通にかわいい感じなんだろうなと思ってプレイしていたけど、ツリーピースβで各キャラの目線から語られる彼女はけっこうな美女らしい。そのへんも我に返るポイントかもしれません。スチルに顔出しは普通にします。

・萌えは薄味。やっぱり切ないストーリー重視。
最初にさんざん切ない切ない言いましたが。基本的にどのルートもストーリー重視で、萌えとかそういうのは薄いです。恋愛描写がないという意味ではないです。お互いにこうやって惹かれあっていったんだな~というのはありますが、ムキャー!萌えー!とかそういうのはほぼないです。ただひたすらに切ない。

・攻略はフィーリングでなんとかなる!
アイキャッチはありませんが、それほど厳しい選択肢ではないので良かれと思った方を選んでいけば普通にグッドEDに辿り着けると思います。バッドEDもあるけどわざわざすべて回収する価値があるのかは不明。EDリストはありません。ただ、何人かのキャラはバッドEDにカットがあるのでご褒美スチルを見たいならコンプ必須。私はすべて回収する気力がなかったので攻略サイトに頼りました。
共通ルートでは分岐するイベントもありますが、きちんとメモしておけば共通ルートのスチルもコンプするのはそれほど難しいことではないと思います。個別ルートのスチルは問題なく一周で見ることが出来ます。

・攻略順はご自由に。
綿森だけが制限されています(他五人を攻略すること)。あとは誰から行っても自由!特に誰が真相に近いとかそういうのはなかったと思います。強いて言うならば部長が若干、ほんの若干近いという感じか。だからと言って部長を最後に残しておいて方がいい、というほどネタバレになるキャラでもありません。
「好きなキャラは一番最後に残しておく!」というプレイスタイルの方も多いかと思いますが、最初に書いたようにこのゲームは個別ルートをやった次の周回のふとした台詞で「あの台詞はこういう意味だったのか…」と分かる楽しさがあるので、お気に入りのキャラほど先にやっておくというプレイも当然アリだと思います。ま、そのへんは完全に好みの問題ですが。

◆ダラダラ書いてみましたがこんなもんでしょうか。もっと書きたかった気もするけどこうして見てみると意外と長い。星五つで表すなら…うーん…やっぱり「萌えが足りない」という点で四つかな。ストーリーについてはまとまってたと思うし、好きだと思えるキャラもいました。ここがダメー!ダメダメー!と言うほど酷いところはないけど、満点!花丸!とは言い切れないので四点って感じです。
それではこれにておしまい!お疲れさまでした。



OPもEDも、普段は一回見れば満足するタイプなんだけど、夏空はOPもEDも好きで何度も聞きました。この爽やかな感じがいいよね。
切ないBGMとか、盛り上がるところのBGMとかも大好きでした。不安を煽ってくるBGMも。夏空とは音楽の趣味があって良かったです。ちょっと少なかった気もするけど。


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寝る前のテンションで書き上げたので明日コッソリ加筆修正するかも。
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終わらない この夏空プロローグ

2013.05.11 20:45|夏空のモノローグ
◆残りのLRCをすべて見て、スチルもすべて回収!夏空フルコンしましたーーいヾ(´∀`)ノシ
取り残したスチルやカットは全部LRCにある!と思いこんで、ずーっとLRCをぐるぐるしてたんですが、カガハルのカットNo.6と、あさなみ顧問のスチルNo.1、カットNo.3,5,6がどーーーしても埋まらない!LRCをすべて網羅しても埋まらないので、とうとう攻略サイトに頼りました…。
そこで初めて知ったんだけど、ちゃんとバッドEDもあったんだねこのゲーム。綿森ルートだけかと思ってた。まあない方がオカシイと言われたらそうなんだけど、あまりにも綺麗に終わってたので特に意識してなかった。結局バッドEDを見たのはカガハルとあさなみ顧問と綿森の三人なんだけれど、残りの三人を回収する気にはならないかな…。特に篠原君のバッドとか想像するだけで悲しいわ…。

・というわけでようやくご褒美スチルも見れました!篠原君が髪切ってる!かわいい!木野瀬君は野球に目覚めた!何故!部長がコンタクトになった!イケメン!

・予約特典CD「真夏のクリスマス」も聞いてきました。うん、ほんとにオマケって感じ。LRCの一つとしてこんな話が紛れててもおかしくないっていう。まあゲーム本編では時間的な問題とか綿森的な問題で出来ないけど。なんというか、ゲーム本編で際立って動けなかった綿森さんがココゾとばかりにはっちゃけてました。この人皆のこと呼び捨てで呼んでるし、本当はすぐにでも駆け寄って仲良くワイワイしたいんでしょうね。子犬のように。ていうかこの人がやたら馴れ馴れしいのは、いつかのループで友達になったことがあるからって勝手に思ってたけど、そのへんのことはついに触れられませんでしたね。ナチュラルに馴れ馴れしかっただけなのか。

・「合体」に反応する青少年たち。
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夏空のモノローグ portable_0040

木野瀬君を選んだ時は「ああはなりたくないものですね」とか冷静に言ってたのに、イザ自分に言われるとセクハラとか言っちゃう篠原君カワユス。
ちなみに「上原」ってーのは乙女ゲーやる時に使ってる名前です。デフォ呼びなかったんで。

◆個別の感想はそれぞれ書いたけれど、フルコンしてからもう一度ガーッと書いてみるコーナー。

・木野瀬君
我らがメインヒーロー。ストーリー的には一番主人公の過去とつながりがあってメインヒーローぽかったんだけれど、綿森の存在で完全にメインヒーロー(笑)になってしまっている可哀想なお人。メインヒーローっつーかメイン被害者。
特徴も「顔が怖い」くらいで性格は極めて普通のいい人で冷静ツッコミ気質。ヤクザだのチンピラだのネタにされてるけど、あくまでファッションヤクザっつーかプレイヤー的には全然普通の顔に見えるのでなお個性が薄い。恐い顔って設定ならもっと鬼のように恐い顔でも良かったんじゃないかと思う。…乙女ゲー的にはそこまで冒険するのは無理だったんだろうか。しかもそれがメインヒーローとなれば。
まあしかし普通にいい人、普通に男前だったので、普通に好きなキャラです。彼のルートの切なさはとても良かった。

・篠原君
皮肉なツッコミ係りで若干ポエマー。そしてツンデレ。彼に関しては完全にキャラ萌えです。いや、ストーリーも良かったけどね。告白シーンとかかわいくて大好きです。それを忘れる理不尽さも。何はともあれツンデレは強い。

・部長
ダークホースだった。ハイテンショントンデモ発明家トラブルメーカーってのは、割とよくある設定だと思う。そういうギャグ要員キャラが、フとしたところでイケメン天才な一面を見せるというところまでよくある設定。しかしそういうのは得てしておいしい!やっぱお約束だろうとなんだろうと、スペックの高いキャラに惹かれるというのが乙女心ですよ!チートキャラ大好き!
彼は何よりLRCが楽しかった。他のキャラが面白くないってことは決してないんだけど、彼の行動はまったく予想出来ないというか、「部長を選んだら何やってくれるんだろうな~」っていうワクワクがあった。カラオケで動物を呼び寄せたり、演劇練習で本気出したり、一生懸命乙女ゲーやったり楽しかった!

個人的にはこの三人が上位三位を占めてます。この中で順位付けるのは難しい…!木野瀬君に「シナリオが良かったで賞」、篠原君に「キャラ萌え出来ましたで賞」、部長に「ザ・ベストオブイケメンチート賞」をあげる感じでしょうか。

・カガハル
ショタじゃない可愛い系男子は大好きなんだけれど、何故か食指がのびなかった。ヘアピン男子好きじゃないからだと思います。髪を降ろしてる寝起きドッキリとか電話スチルとか、ヘアピンが見えない美術室のスチルとかがやたらかわいく見えたのはたぶんそのせい。けど芋食ってるやつは天使だと思う。
ツリーピースや過去の回想を見るに、彼は一度主人公に救われるけれど、それ以外の問題はすべて自分の力で解決していて、留学も自分で決めて、それでも尚明日が来ることに極めて前向きで、見た目や言動からは考えられないくらいとにかく人間出来ている。「人間出来ているで賞」をあげたい。

・あさなみ顧問
公式人気投票では主人公より下位というヘタレっぷり。ある意味納得できる。性格とか設定とかかなり普通だし、ストーリーも弟中心で目新しいものではない。恋愛描写も薄い。まあこれは教師という立場上仕方ないんだと思うけど。そしてあさなみ顧問が特別弱いとか悪いとかそういう訳じゃないんだけれど、弟が人間出来過ぎなので異様にヘタレに見えてしまう悲劇。

・綿森
一番長いことつらい思いして主人公たちを見守ってくれた人というのは分かってるけれど…やっぱり話>恋愛という感じで萌えは感じなかった。話的にも彼が「真相」なので、ガッツリ恋愛させる訳にはいかなかったんだと思う。このルートで綿森とガッツリくっついちゃったら他のキャラ涙目過ぎるし。
エピローグでちゃっかり現出しちゃったのは、まあ「奇跡」というのが起こったんだなという感じでご都合主義とは思わなかった。しかしこの後、果たして主人公は誰と結ばれるのか…。遠くに行ってしまうあさなみ顧問とカガハルはすごい不利だよねー。他のキャラはこれからアプローチかければまだ間に合いそうだけど。けどやっぱ流れ的には綿森なのかな。そう思うとやっぱ木野瀬君不憫だよなあ…。

◆とまあそんな感じでいったん〆。ネタバレなしの総評を上げて夏空は終了です。

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孤独の観測者綿森楓

2013.05.03 16:19|夏空のモノローグ
やってる間じゅうずっと「孤独~の観測者~♪」ってシュタゲのOPが脳内で流れてました。そんな綿森ルート。

やりだしてから、ループ研究会を先に全部終わらせたいなあと思ったけど、しかしかなりの量があるのでこれを全部終わらせるのは骨が折れる。作業になってダレて話の本筋を忘れたら嫌だなあ…ってことで、ループ研究会は置いといて、やっぱり先に本編をクリアしてしまうことにしました。

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・内容はやっぱり綿森との恋愛というよりかは種明かしのターン。ループの謎とかツリーとの関連とかはすっきりまとまってたと思います。というかSFもの詳しくないから特に突っ込めない。
各キャラのED直後にまたループしていた…ってのは分かってたけど、その理由が「本心では明日を望んでいないから」っていうのはやっぱりやってきた身としてはガックリきますね。「攻略対象ではなく自分自身の問題を解決しなければいけない」ってことが重要ってのはまあ納得は出来るし、ループしたからと言っても無駄じゃない、積み重なってるからこそ明日があるんだ!ってことらしいのでまだ救われるけど。

というわけで今回ようやく気まずかった母親の話が出てきたけど、花束を持って帰る時の「きっとうまくいく。仲直りした後は、一緒に夕食を食べるんだ。」みたいなやたら前向きなモノローグは、失敗フラグがプンプンして辛かったw案の定気まずい電話を聞いてしまってモヤモヤする羽目に。と思ったら都合よく出てきた手紙であっさりと解決。しかし和解するシーンは不覚にもちょっと泣いたwこういうの弱いんだよ!!子どもと動物にも弱いけど!!

・ツリー=綿森と言う話が出たとこらへんから、「ああ、ループが終わったら綿森が消えるとかそんなんだろうな…」と思ってたら、「あと一度一年ループしないといけない」ということに。普通ならこのまま母と和解~友達も出来て科学部はなくなるけど皆ハッピー、大団円でおしま~い☆みたいな流れだと思ってたのでビックリした。このへんの理不尽さが夏空って感じがする。そう簡単にグッドエンド見せるかよ!っていう心意気が感じられるよね。まあ結局綿森も消えることになってたけど。
綿森が消えるシーンはね~…うーん。綿森のことは別に嫌いじゃないけど特別好きでもなかったし思い入れもなかったので、特に感動はなかったかなあ。ていうか数千年も生きてるんだから、もう休ませてやれよっていう。

・でもってここにきてまさかのエピローグ。これは…普通に良かったんだが…今までさんざんエピローグ見たいと思ってたし。
見事十分の一の確率に打ち勝って、科学部と出会ってワチャワチャして、母親とも友達ともうまくいって、都合よく綿森さんも若い姿で現出して仲良くなって、皆でついに30日を迎えて、この上ないハッピーエンド…なんだが!
個人的にはここは今までの夏空通り、無慈悲にサクッとED突入でも良かったとも思っちゃった…。部長の〆の挨拶、せっかく良かったのに台無しじゃないか…。最初に出たスチルがここでもっかい出るっていう演出も良かったのに。未来はどうなるかは誰にも分からないけど、でもきっと大丈夫だよね!希望があるから!っていう、今までの流れで終わるのがいいんじゃないかっていう…。まあ「ついに明日を迎える」ということこそが一番重要だったんだなあとは思うけどさ。ええ、ええ、分かってますとも。ゴネませんよ。私もなんやかんやで皆が幸せそうなの見れて良かったし、蛇足…とまでは思ってません。ええ。29日の夜、待ち合わせ場所に皆が早く来て、特に一番に綿森が来たっていうのは、今までのループでの流れ(前の周回の攻略キャラが一番先に来る)を汲んでて素直に良かったと思うし。ツリーピースの集合写真も見れて良かったし。
…まあ今思うと、各キャラのルートでエピローグがなかったのは「直後にループしてるから」以外の理由はなくって、「続きは言わなくても分かるよね?」っていう粋な計らいではなかったのね…。結局は夏空も普通の後日談大好きゲームだったのね…。いや別に後日談嫌いじゃないけど…。普通に好きだけど…。

・という感じで、種明かしと切ないシナリオ押しの空気で萌えとかはあんまりなかったかな。グリーンピースを食わず嫌いしてたとか、ハンバーグが好きとかはちょっと意外だったけどそれくらい。意外と言えば、主人公が科学部に入る確率は十分の一ほどで、それ以外の場合ずっと一人ぼっちということも意外だった。一人ぼっちの時に綿森さんが仲良くしてくれてたのはなんかちょっと感動した。ほんとにいつも見守ってくれてたんだなあという感じで。
カガハルが「数千回もループしているなら一度くらい先輩と付き合ってる時もあったかも」「0.1%の確率でも千回あれば一度は付き合える」と主張してたけど、ああ、カガハルルートで起こったことは凄まじい確率を潜り抜けてのことだったんだなあ…他の攻略キャラのルートもそうだったんだなあ…と思うと、なんだか感慨深い。同時に、次の一年で早々引けるほどの確率じゃないんだなと。ルートの一つ一つが、奇跡みたいなものだったんだなと。そこにもちょっとじーんとした。

◆という感じで一通りクリアしたので、適当に雑記。
・コマ割りになった時だけ出てくる綿森さんが美しかった。
夏空のモノローグ portable_0032watamori
立ち絵はあんまかっこいいと思わないんだけどこの角度は好き。

コマ入ってる時でないと見れない表情とかもけっこうあって、
夏空のモノローグ portable_0029
このぐったり後輩コンビの表情かわいい。特にカガハルのやる気なさそうな感じが。

夏空のモノローグ portable_0034
部長の泣いてるギャグ顔もかわいい。

そういや公式の人気投票で、部長がえらい喜んでたから前回何位だったんだ?って思ってPS2版の人気投票見てみたら、得票率0.8%でわろた。確かにこれは酷いwこの人気投票ってもしかして発売前だったんだろうか?部長ってすごいいいキャラだと思うの。

・明確にネタにしてる訳じゃないけど、ところどころ「これって…」と思えるネタがちらほら練り込まれてた。例えばコレなんか
夏空のモノローグ portable_0022

明らかにクーガーの兄貴の名言をリスペクトしてるように思えるんだがどうだろう?



◆各キャラの感想とかももう一度ざっと書きたいし、総評みたいなものも書きたいけど、それはループ研究会をすべて回収してからにしようかな。あ、予約特典のCDも聞かなきゃ。
ここからは作業になるのでいよいよ待ちに待った逆裁2も並行して始めちゃおうと思いますぐへへ。


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沢野井部長まじどらえもん

2013.04.29 20:54|夏空のモノローグ
科学部最後の一人、あさなみ顧問をだだーっとクリアしてきました。ゲーム開始時の数字は1843。これまた凄まじい数字に。

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ループ研究会では、神隠し、遠出、座禅、図書館、カラオケ大会を見ました。神隠しがなんか本編にすっごい関係ありそうな感じだった。
図書館では部長がものすごい記憶力を発揮していたけど、ここまで来るともはや単なる天才ですまないっつーかサヴァン症候群とかそっちの域に達するんじゃないか…?つまり異様に発達した能力の代償に何らかの欠陥があって…欠陥…。あっ…。
OPで流れる部長のスチル(空に手を伸ばしてる横顔)も、そういやまだ見てないけどどこで見れるんだろう…って思ってたらまさかのカラオケ大会で見れました。動物を呼ぶ歌声とかシュール過ぎる。このセンス好きです。共通ルートでも格ゲーで篠原君をコテンパンにするとか、部長まじ万能ですね。あさなみルートでもホイホイ便利アイテムを提供してくれるし、翔君の記憶を保てるようにするとかここにきてご都合主義臭のすることまでやってのけちゃうしドラえもん過ぎる。チート過ぎるんだが。本当に部長が一緒にループに巻き込まれてくれてて良かったね。

話としては、割と突っ込むこともない王道…だったと思われる。とりあえず部長が超絶イケメンだった。この部長は自分で過去(父親の件)に踏ん切り付けてる感じだったね。
あさなみ顧問は先生と言う立場上あんまりイチャイチャしなかったけど、これくらいでちょうど良かった。おでこコツンで済んで良かった。ちゅーとかしたら犯罪臭しかしないからね!最終的にはプロポーズしてたし、主人公も翔君にそそのかされて「先生が別の学校に行ったら教師と生徒の関係ではなくなる…」みたいなこと考えてたけど、学校は違っても「A高の教師がT高の生徒と付き合ってる」なんてバレたらそれこそ大問題になるからね!?付き合うならコッソリね!イチャイチャするのは最低でも高校卒業してからね!!と、お母さんのような目で見てました。

個人的には翔君はもうちょっと子どもっぽくても良かったかなーと思う…かな。自分の死期を悟ってあの年齢、あの冷静さは人間出来過ぎな気が。実感沸いてないだけなのか、それとも気付いたのがだいぶ前でとっくに心の整理が付いてるのかもしれないが。…そうなるとあさなみ顧問がヘタレに見えてしまう不思議。
ループ終了二日前の、あさなみ顧問と翔君が二人で話してるのを主人公が立ち聞きしてる時、あそこで若干不穏な空気が漂ってたから、あのへんで翔君がキレて険悪な雰囲気にーみたいな展開になると思った。和やかに終わって安心したけど。まああそこでキレてたら収集つかなくなるしね…主人公の成長がメインなのに翔君の成長まで描こうとしたら尺足りんかったんかなーと思った。

◆続きが気になりすぎるので、さくさくツリーピースを見て綿森ルート開始したんだけれど…なんか話の内容的に、ループ研究会をもうちょっとちゃんと見といた方が良かったのかなと思いだした。あさなみ顧問の鳩エピソード見てないんだよね…。
つーわけで、活動記録からループ研究会見たり、分けといたセーブデータから見たりして、色々試してみたんだけれど…ループ研究会自体はシステムデータに保存されるけど、選択肢はそうなのかそうじゃないのかイマイチ分かんないです。「ツリー観測」をクイックセーブ&ロードしながら全キャラの選択肢を見てセーブした後、そのデータを消しても、活動記録から見ることが出来る。しかし選択肢は最後に見たキャラ(ちゃんとセーブしたキャラ)だけしか残ってない。
ちゃんとセーブしたキャラだけ残るのかな?と、「ループ調査恐怖編」でも試してみた。選択肢でクイックセーブ→部長を選んでイベント後にセーブ→クイックロードで「やりなおす」を選んでイベント入って即セーブ、でタイトル戻って活動報告から見てみると、選択肢は「やりなおす」と一週目に見た「篠原君」しかなかった。選択肢はセーブ残しとかないとダメなのか?と思って、「やりなおす」を選んだデータを消しても活動報告には変化なかった。…うーん(´・ω・`)?一回のイベントにつき一つの選択肢しか解放されないとか…?だとすると活動報告から全ルート見れるようにするっていうのは相当骨が折れる作業になりそうだ。…別にやらんけど。

全部の選択肢を見るまで綿森ルート進めないってのは時間かかるしダレそうなんだけど、せめてあさなみ顧問の鳩スチルは解放したいなあ。スチル解放だけ目指すなら攻略サイト見たら手っ取り早いんだけど、それもなんか味気ないような…しかし全イベント全選択肢を見るのはかなり時間が…そして何より早く逆裁やりたくて…うーむ。
「○○終わらせるまでは××しない」みたいに決めて自制することはある程度必要だと思うんだけど、それに意固地になり過ぎると苦行になって本末転倒しちゃうから難しいところ。昨日までは夏空フルコンするまで我慢しようと思ってたけど、思ってたより時間かかりそうなので始めちゃうかも。


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カガハルルートでカガハル状態

2013.04.27 22:33|夏空のモノローグ
ちまちま進めてましたーカガハルようやっと攻略!

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ゲームスタート時に現れる数字。一番最初はメモってなかったので覚えてないけど、確か12か24かそのへん。
で、二週目は104、三週目は334、四週目は951。これは間違いなく29日をループする科学部がループした回数なんだろうけど、だんだん凄まじい回数になってきました。一週目で部長が作った石像も、四週目ではすっかり風化していてなんだかそら恐ろしくもあります。
科学部はどこからどこまでループしてるのか分からないけれど、もしかしてエンディングを迎えた直後にループしてゲーム開始時に戻ってるんですかね。そう考えるとエピローグがないことも納得です。後日談が大好きな乙女ゲーというジャンルなのに、ツリーピースも過去の話が中心で、後日談的なものは一切語られていない。そして綿森ルートが「隠しルート」ではなく「真ルート」と呼ばれていることも。
…未来があるのは綿森ルートだけなのかなあと思うとなんかちょっと切ない。まあそれを含めて夏空なんでしょうな。

ループ研究会は…もう時間かけすぎて何見たとかあんま覚えてないんだけど、とりあえず人格変えるやつの篠原君のホストが超可愛かった。ていうかループ研究会の内容って周回するごとに追加されるし、各キャラ一周するだけで全部見れるんかね?セーブデータ分けて回収することも視野に入れておいた方がいいかね?

本題のカガハルルート。
これと言った大事件もないままイチャイチャしてるうちに部長がループを終わらせる話をし始めたので、なんかちょっと拍子抜け。主人公との恋愛というよりカガハル本人の話が占める割合が大きかったような。記憶を失う前の主人公はただただ聖母であった。とか茶化してるけど普通にいい話だったよ。

しかし主人公がカガハルへの恋心を自覚できなくて、木野瀬君に「こんな気持ち初めてでワカンナ~イ☆教えて木野瀬君☆」とか抜かしてるところはこのアマ(^ω^# )って思いましたね。いくら記憶を失ってると言えどこれはちょっと痛かった。天然純情ぶるのもいい加減にしてくれ。何よりもう木野瀬君が不憫過ぎて。まあ彼本人はけっこう達観してるというか、本人ルート以外では割とふっきれてるようなのが救いですけど。何かにつけて寂しげな表情を見せるのは忘れないけど悲壮感はないよね。

…とまあそんなことも言いましたが、普通にいい話だったと思います。しかし…こんなことを言うのはメタなんだけれど…他のキャラと比べるとかすむ…!篠原君ルートをやった後だと、五年くらいなんぼのもんじゃい!って思っちゃうよね…いや、五年遠恋はじゅーぶんキツイけど。高校生であれば余計に。
あと個人的にカガハルルートで一番印象に残ってるのは、記憶を失う前の主人公と挫折カガハルが出会って救われるところなんですよね…。攻略キャラがヒロインの何気ない一言で救われるっていう展開は使い古されてるものではあるが、それを含めても良かった。だからこそもうちょっと今の主人公にスポットを当てて欲しかった感もある。いくら記憶を失う前と後で本質は変わってないっていっても。
あとはやっぱ木野瀬君だな…最後の29日、主人公に「俺がカガハルならお前にもう一つ言えないことがある」みたいなことを言った時すごい男前だった。カガハルルートのMVPは間違いなく彼だと思われる。

まあカガハルもじゅーぶん男前ですけど。しかしやっぱりルート入った直後に「顔立ちが整っている」とか美形描写来てわろた。いや別に大丈夫ですから!美形アピしなくてもじゅーぶんかわいいですから!
「明日が来るのは恐いけど明日が来なければ科学部の皆に会うこともなかった」みたいな台詞は、イカニモよくいる前向きキャラなんだけれど、しかしこのゲームでは貴重だよね。よく考えればすっごい普通の台詞なんだけれど、ウジウジしてるキャラが多いもんでなんだかヤケに名言に見えた。カガハル人間出来てるー!

…まあそんな感じでしょうか。個人的には最後はちゅーでうやむやに終わらせるんじゃなくカガハルから「待ってて欲しい」って明言して欲しかったかなーとは思う。
あとドウデモイイことだけれど主人公がカガハルに何度告白しても流されるところ、これがまさに篠原君ルートで言う「カガハル状態」なんだなって思いました。
ところでカガハルが主人公の告白をかわしてたのは、素で冗談だと思ってたのか、それとも待たせるのが悪いからあえてかわしていたのか?終盤の告白(「応援する」「一緒にいたい」の二択で「一緒にいたい」を選択)では明らかに後者だと思うんですけど、最初の告白もそうだったのかな?そうだとしたら、沢野井ルートで沢野井に不意打ち告白した時みたいにちょっとは動揺して欲しかったなーなんて思った。あれでかわしてたのだとしたらポーカーフェイス過ぎると思うの。役者になれ。

ツリーピースでは綿森と沢野井がついに別れてしもうた。そして沢野井の下の名前が発覚。というか今まで知らんかったのか。まあ順当に沢野井父だと判明しました。見れば見るほど息子と同一人物過ぎて、ほほえましいを通り越して気持ち悪いぞ。クローンか。

さて、残すところはあさなみ顧問のみ。別に嫌いじゃないんだけどオッサン萌えがないので最後になってしまいました。あと声がニャンコ先生の人だったのでなんとなく…。
主人公のことは娘みたいに扱って完全に保護者ポジに収まってますが、どういう風に恋愛するんでしょうか。主人公がガンガン押していく感じなのかな。なんかくっつく様子がまったく想像できないんですけど。あとキャラ紹介に載ってるあさなみジュニアも、四人クリアして未だに登場してないんでようやくお目見えしてくれることでしょう。とりあえずあさなみジュニアに気に入られるところから始めないとね。将を射んとせばまず馬を射よってな!!HAHAHA!!…部長の笑い声好きです。

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