FC2ブログ

TOKYOヤマノテBOYSポータブル レビュー

2014.11.27 20:15|TOKYOヤマノテBOYS
TOKYOヤマノテBOYSポータブル、ハニーミルク(HM)・スーパーミント(SM)・ダークチェリー(DC)まとめてのレビューです。この記事に限ってはネタバレしていませんが、他の感想記事はネタバレ満載なのでお気を付けください。

TOKYOヤマノテBOYS Portable

ぶっ飛んだ舞台に個性的過ぎる攻略対象。
ノリと勢いに任せたハイテンションバカゲーと思いきや、意外としっかり考えて作られてる。
そんな印象のゲームでした。

・とにかくイケメンに口説かれたいあなたに。
TYB(告白大会)という設定上、攻略キャラの好感度は最初から基本的に高いです。ツンツンしてるキャラも一部いるものの、ガンガン口説かれます。主人公は公式から「プリンセス」と言われ皆からお姫様扱い。キャラにチヤホヤされたい、声優さんの甘い台詞を聴きたい、ってー人にはタマランと思います。逆に、最初から好感度高いキャラは苦手、難攻不落な堅物を落としたいって人には舞台設定自体がなかなかキツイと思います。

・短いながらもお互いが惹かれあう描写はちゃんとある。
「最初から好感度高い」と書きましたが、その中でも「口先だけでなく、本当にキャラが主人公を好きになっていく」という理由づけはちゃんとあります。あるにはあります。
しかしやはりどうあがいても期間が短い!TYBの期間の短さゆえに、一見ツンツンしてる曲者っぽいキャラでもソッコーでデレます。そして最終日にはお互いのために命を懸けても構わないくらいに堅く結ばれるので、「たった七日間(実質六日間)でそこまで好きになれるものか?」と違和感を覚えます。そう思ってしまうのはもうしょうがない。そして諦めるしかない。TYBはそういうゲームです。主人公も攻略キャラもチョロ過ぎますが、そこはもうそういうものとして受け入れるしかないです。

「いつ好きになったか分からない」と言われるような、恋愛過程のないゲームではない。しかしじっくり時間をかけて二人の距離を詰めるような余裕もない。とにかくハイスピードで性急なゲームです。ウダウダ悩まずキャラとイチャイチャしたい、手っ取り早く萌え成分補充したいって人には向いてると思います。

・主人公は典型的乙女ゲーヒロイン。
前向きで明るくて優しい良い子ちゃんです。攻略キャラが曲者だらけなのでツッコミ役をすることが多い。常識も生活レベルも普通の女子高校生。プリンセスに選ばれても驕らず、まずは中継を楽しみにしてる人に楽しんでもらおうと頑張る良い子。ただし、モブ同士の自業自得の喧嘩を止めようとして巻き込まれたりと、平和主義者の聖女属性もアリ。一部のルートではこれが大問題に発展したりもします。
容姿はモブからの扱いを見るとおそらく普通レベルだけど、攻略キャラからは可愛い可愛いと持て囃されます。よくある「磨けば光る原石」ってやつだと思います。一見普通だけど、見る人によってはものすごく美人っていう。
テキストウィンドウに表示される顔グラはどうも髪型がキノコ過ぎてビミョウですが、スチルだと普通に可愛い。顔グラが気に入らなければオプションで消すことも可能。
総合的に見て典型的な正統派乙女ゲーヒロインですが、難聴や転倒癖がないのはちょっとしたポイントかもしれません。

・システムは極めて簡単。
目当てのキャラをひたすら選んで好きそうな選択肢を選んでいけば簡単に恋愛EDを見れます。

少し分かりにくいのはスキンシップ。
キャラに手を差し出された時などにタッチする/しないを選ぶシステムです。分かりやすいものを例に出すと、
『攻略キャラから「手を繋ごう」と言われたので、「手をつなぐ」つもりでタッチ→キャラと手を繋いで好感度がアップ』
なんかがありますが、これが場面によってはけっこう分かりにくい。

この例の「手をつなぐ」つもり、ってのは、プレイヤーが自分で補完するところなんですが、実際は主人公の匙加減でかなり色々変わります。頭を撫でてやるつもりでタッチしたら小突いたり、そっと寄り添うつもりでタッチしたら強引に引き寄せたり。中でも『攻略キャラから「あーん」と料理を差し出されたので食べてあげるつもりでタッチ→熱くて料理を落としてしまいタッチ失敗』…っていうシチュエーションなんかは完全に不意打ちだと思いました。

念のために言っておくと、スキンシップをすべて正解しなくても恋愛EDは見れます。バックログからシーン回想することで即座にやり直すことも出来ます。が、いまいちシチュエーションが分からなかったり、主人公と意思疎通が出来なかったりするのがちょっとしたストレスでした。

・おまけ要素が豊富!
条件で解放されるスペシャルボイスに、本編の裏側を知れるシークレットテイル。要するにちょっとした小話。PC版は声なしだったらしいけど、PSP版ではフルボイスになってます。キャラ同士の掛け合いや、攻略キャラが主人公に対してどう思ってるか、なんかをキャラの視点で見ることが出来ます。
これがけっこうな量なので、おまけ要素が好きな人はかなり楽しめると思います。

・モブの顔グラも地味に豊富
モブとかどうでもいいんで別にモブが多くて嬉しいってことはないのですが、行く先々の街でその街に合った顔のモブが出てきて雰囲気作りの一端を担っていたのは評価したい。モブにしとくのは勿体ないような可愛い&イケメンなモブが沢山います。(何度「その顔グラ主人公と代わって!」と思ったことか…)
ちなみにモブはけっこう主人公に対して辛辣だったりします。無意味に攻撃してくる訳ではありませんが、揉め事に巻き込まれたりすると「プリンセスだからって調子にのんなよ!」とか普通に言われます。しかしこういう主人公が無暗に特別扱いされない展開はむしろ好印象でした。攻略キャラがチヤホヤしてくれるので忘れがちですが、周囲の反応はむしろこれくらいが普通。現実的で良いと思います。

・本編の物語が180度変わる真相ルートは必見。
TYBという舞台そのものがぶっ飛んでいて、恋愛EDでも十分ぶっ飛んだ恋愛をすることが出来ますが、真相ルートは更にぶっ飛んでます。本当にヤケクソみたいな突拍子もない設定なんですが、しかしこれがなかなかよく練られている。ちゃんと伏線は回収されるし、多少のご都合はあれどゲーム内で起こったことはきちんと説明が付いている。しかもDCまでやると、意外にも切なくてしんみりした気分にもさせられる。バカゲーと思いきやとんだ伏兵です。

ネタバレやストーリーの入りやすさを考慮するなら、プレイ順は素直に発売順通りHM→SM→DCでやるのが一番だと思います。が、更に詳しく言うと、
HM→真相に少し触れるが核心は分からない
SM→真相に関わるとあるキャラの背景が分かる
DC→真相が明らかになる

という感じ。
単純に真相だけを知りたいならDCだけでも十分です。SMはまったく真相は明らかになりませんが、切り込み方が違います。DCで明らかになる真相を少し補完するという感じ。そして真相の解明具合だけで言うと、残念ながらHMはDCの完全な下位互換と言わざるを得ない。気になったキャラがいるディスクだけ遊ぶ~というやり方もアリだと思いますが、HMだけだと消化不良になること間違いなし。SMから入るにしてもDCはやった方がスッキリすると思います。

・個人的に面白かった順は、DC>SM>HM。
発売順にプレイして、順当に面白さがパワーアップしていったという印象です。正直HMは詰まらなくって、プレイ後にSMを買うかかなり迷いました。
とは言え、キャラの好き嫌いでかなり評価が変わるゲームですから、人によってはHMが一番楽しめたりするんだと思います。逆にHMが楽しめなかったという人は、私のようにSMで評価が変わるかもしれないので、試しに続けてプレイしてみても良いと思います。保障はできませんが。

・と、色々と書いてきましたが、まあ結局はキャラ萌えできるかですね。
個人的には攻略キャラ三人の掛け合いやギャグも、ディスクによって合う合わないがありました。詰まらない時は本当に詰まらなかった。
真相ルートが凝ってるとも書きましたが、真相のシナリオを読むためだけにこのゲームをするのならそれも微妙です。やっぱり気に入ったキャラがいないと楽しめないと思う。
公式サイトを見ると、「こんなのとどうやって恋愛するんだ??????」っていうような曲者キャラばっかりなので、ちょっぴり変わったキャラとちょっぴり変わった舞台で恋愛したい、日常と非日常を両方味わいたいって方には向いてるゲームだと思います。

◆五点満点で総合的な評価をするなら、
あれ?けっこう褒めてたのに意外と低いんだね?と言われそうですが、問題はコスパ。やはり「分割商法で一本のボリュームはそれほど多くないのに値段はそこそこする」というのが足を引っ張ってます。
私は500円セールがあったので一気に買い揃えましたが、普通の値段でHMを買っていたら、残りの二本は買わなかったと思います。しかし500円なら普通にお値段以上でした。良い買い物をしたと思ってます。

まあ今はTYBも発売からかなり時間が経ち、値段もそこそこ安くなっていますし、また何かのタイミングでセールがあるかもしれません。おのおの気楽に手がでる値段になっていたら、その時購入を検討してみても良いんじゃないでしょうか。


TOKYOヤマノテBOYS Portable HONEY MILK DISC (通常版)TOKYOヤマノテBOYS Portable HONEY MILK DISC (通常版)
(2012/12/20)
Sony PSP

商品詳細を見る



TOKYOヤマノテBOYS Portable SUPER MINT DISC (通常版)TOKYOヤマノテBOYS Portable SUPER MINT DISC (通常版)
(2013/01/24)
Sony PSP

商品詳細を見る



TOKYOヤマノテBOYS Portable DARK CHERRY DISC (通常版)TOKYOヤマノテBOYS Portable DARK CHERRY DISC (通常版)
(2013/02/21)
Sony PSP

商品詳細を見る


ちなみにアマゾンだと今は1500円~2000円程度みたいです。定価は5000円程度らしいので、既にかなり寝下がってますが、ここでGOサイン出すかまだ粘るかはあなた次第。願わくば、あなたに真実の愛が芽生えんことを。
スポンサーサイト

運命の七日間、終幕。

2014.11.26 19:53|TOKYOヤマノテBOYS
TYBダークチェリー、真相ED一気に見てきました。
順番は本編と一緒でハマー→イエス→哲君。

・賛否両論ときいていたハマー。
TOKYOヤマノテBOYS Portable

真相ルートに入ると例によってゆうとえもん…悠斗お坊ちゃまが解説に現れたというのに、頑なに協力を拒むというおバカっぷり!まあハマーらしいっちゃハマーらしいけど!そして最終的には監禁EDという…なんつーか、主人公もハマーもナチュラルに狂ってて怖かった。いや狂ってるってのはなんか違うな…共依存?もうお互いしか見えない!くらいの依存っぷりで、七日間会っただけの相手にここまで人生捧げて大丈夫?ってばっかり思ってた。
まあでもこれはこれでハマーらしいし、個人的にはまあ…ハマーならこういうのもアリなのかもね…と割と受け入れてる。

が、それよりも許せないのがハマーの裏人格デビルハマー。
今となっては単に「デビルハマー」って語感がいいから作っただけの設定なんじゃね?と思わないでもない。ハマーと二人で軟禁生活EDだけでも怖いっつーのに、得体の知れない裏人格とも共同生活しなきゃいけないって怖すぎるんですが!

宣言通り二重人格設定についてボロクソ言いますよ!いいですか!
いや、そうは言っても私、別に二面性キャラとか、俺様キャラが嫌いな訳じゃないんです。むしろゲームによってはそういうキャラが好きな場合もあるんです。ぱっと思いつくのは、二面性キャラはコルダの柚木先輩、俺様キャラはコルダ3の東金先輩とか、恋戦記の仲謀とかね。やや二重人格(?)っぽい恋戦記の某キャラも普通に好きです。
だから別にハマーの裏人格が嫌いって訳でもないんです。二面性発揮してくれていいんです。でも二重人格発動した後に、何のフォローもないのはいただけない!!
コルダ柚木先輩の腹黒さは、アレは自分で意識してやってるのであって二重人格でもなんでもない。主人公は柚木先輩の裏面をしっかり見たうえで自分がどうやって先輩と恋愛していくか決める。
でもって恋戦記某キャラの二重人格は、発動する場面が限定的でハッキリ分かっていて(飲酒時)、表人格も裏人格の存在を自覚していてなんとかしたいと思ってる。裏人格が発生した原因も分かっているし、主人公も裏人格と対話してなんとか折り合い付けようとしてる。
しかしハマーの場合、裏人格が出てくるタイミングはよく分からず、表人格は裏人格の存在を知らない。主人公も、裏人格には不意打ちで迫られただけで裏人格のことはまったく分かってない。裏人格が発生した原因も分からない。裏人格の得体が知れない。
これはもうギャップ萌えとかじゃない。…単純に怖いでしょ!!

恋戦記某キャラの二重人格とは全然違います。変態だけど可愛いと思ってた彼に、俺様ドSな得体の知れない人格が同居してて、その人格がいつ現れるかも分からない。そんな人と付き合うなんて怖すぎる!まずは病院行ってくれ!!カウンセリング恋愛って言ってもガチのカウンセリングはちゃんと専門家にしてもらってください!!

まあ…それ以外の騒がしい部分は普通に好きでした。変態だけど。いつでも全力で泣いたり笑ったり驚いたりしてるのが可愛かったです。
ハマニバルの「ハニー!?ハマー!?ハニー!?ハママッ!?」とかいう謎の音楽とか好きでした。ハマニバルせずに普通に祭りに参加するとちゃんとこの台詞言ってくれたので何回かリピートしたくらいです。

・一番の真相っぽいので最後にやるべきかな~と思いつつ、二人目はイエス君。
TOKYOヤマノテBOYS Portable

悠斗お坊ちゃまが颯爽登場して解説→主人公がワクチンの元へ行こうとするけど攻略キャラが止める→攻略キャラの腕にアザが!→これでワクチンに反撃だー!心臓の血を飲ませろー!

…という流れはハニーミルクとまったく同じだったものの、やはり殺人鬼と因縁のあるイエスだったのでなんだか感慨深かったです。最終決戦は見ていてちょっぴり涙腺が緩んだ。

来栖さんの過去やワクチンに至った理由なんかもまるっと説明されていて良かったです。やっぱり伊織妹のこと引きずってたんですね。それが彼の人生観をすべて狂わせてしまったんだなあ。壊してしまったとも言うのか。
あの時、伊織が妹に会わせて謝らせてやれば、あるいは父親が事件をもみ消さずに罪を償わせていれば、来栖さんも狂わずに済んだのかと思うとなんだかやりきれない。しかし伊織の怒りは尤もだし、父親が息子を庇う気持ちも分かる。父親に関しては擁護すべきじゃないんでしょうけど、実際息子が故意じゃない事故を起こして、それをもみ消しできる力が自分にあるとしたら、もみ消してしまいたいと思う気持ちは起こってもしょうがないと思うんですよね。どれだけの親がここで自分の息子にちゃんと罪を償わせてやることが出来るかっていう話ですよ。

SMやった時に「良心の呵責からワクチンとして身を捧げたのかな」と予想して、まあ当たっていたと言えば当たっていたんだけど、実際の心境はもっと壮絶なものだったんですね。事故以来、贖罪のために身を捧げてきた来栖さんにとっては、ワクチンになることは一種の逃避であり救いだったんだろう。目をかけていたイエスや他の不良たちに何も言わずに、何もかも置き去りにして消えていいと思えるほど、縋り付きたい希望だったんだなあと思うと切ない。
来栖さんはイエスに「支えてやる人が必要だ」と説教してたけど、来栖さんにこそ支えてやる人が必要だったんだな。もう少し時間があってもう少しイエスが心を開いていれば、その役割をイエスが出来たのかもしれないと思うと、イエスの後悔は計りしれない。
主人公を抱き締めながら「離れるな」「ずっとそばにいろ」と言うイエス君には愛とかよりもっと悲痛なものを感じた。

結局真相には、各ディスクのメインヒーローが少しずつ関わっていたってーことなのかな。そう思うと悠斗君は便利な解説キャラとしていいように使われてたのがちょっと可哀想と思わなくもない。「自分の知らないところで不穏な動きをされるのが気に入らない」とかそういう理由で調べてましたが、単に真相を調べられるスペックが備わっていたのが悠斗君だけだったから悠斗君がその役に駆り出されたという印象。悠斗君個人がTYBに執着する動機があればもっと良かったと思う。

・最後に哲君。
TOKYOヤマノテBOYS Portable

殺人鬼の最初の襲撃は、いつもだったらそこそこに相手をしたら即逃げれてたのに、なんだか今回はピンチな感じに。「一緒に死んでやる」とまで言ってくれる哲君男前でした。

悠斗お坊ちゃまの解説は強制スキップで飛ばしつつ進めてるとマザーの回想へ。
まさか「なぜワクチンが殺人ワクチンになってしまったのか」という説明までしてくれるとは思わずびっくりしました。ちゃんと理由あったんですね!しかもこれがまたなかなかに切ない理由で二重にびっくりしました。初めは相手を思う恋の種だったものが、長い月日を重ねるうちに憎悪となり人を殺す。怖いけれどなんとも童話的である意味ロマンチック。プレジデントとマザーの関係がようやくちゃんと見れてスッキリした。
最終決戦では来栖さんが初めて正気を取り戻したし、来栖さんを正気に戻らせる主人公の説得でマザーの心の闇も同時に救ってくれたような気がして一番皆が救われたEDだった気がします。ワクチンと対決するキャラの中では唯一手を汚さずに済んだのも地味に良かった。やっぱり「倒す」って言葉で誤魔化してても実際殺してるから物騒なのよね…。イエスならキャラ的にも話的にも違和感ないんだけど、HMのキャラは皆殺しには向いてないからね。あゆむ君とか特に可愛い顔して怖すぎた。

最初から「あんたの魂は綺麗だ」と言ってくるのでデフォ惚れキャラと思ってましたが、最後の最後で「俺は魂だけじゃ人は好きにならない」と言ってくれたのも良かった!まさに天然タラシお兄ちゃん!

◆という訳で、これにてTYBシリーズ全ED制覇してきました!

いやー、HMをやった時は「どうなんだろうこれ」って思いましたが、最後までやってみると意外と面白かったです。確かに七日間(実質六日間)で恋を成就させるというのはかなり無理があると思うし、お互いが惹かれあっていく様子は性急。それも淡い恋心~とかじゃなく命を懸けても良いくらいに堅く結ばれるので、違和感がない自然な恋愛描写とは絶対に言えません。が、そこはもうそういうもんとして流せました。短い中でもちゃんと好きになる理由づけはされてるし、まあ納得はできる。

それより、TYBの真相が思ったより凝ってた!
HMで少し真相に触れ、SMはインスペクター騒動で終わってしまいましたが、DCで明らかになったTYBの全貌は思ったよりシッカリしていてびっくりしました。それも「悪者を倒してハッピーエンドだよヤッタネ!」という王道大団円EDではなく、完全な悪がおらず、ちょっとした切なさも残るEDだったのも良かった。ただのゆるふわバカゲーだと侮ってましたよ。今となってはHMで投げ出さなくて良かったと思います。そりゃ現実的なことを考え出したらツッコミどころばっかりですが、一応ゲームの中ではきちんと説明できてるので、それ以上突っ込むのは野暮ってもんでしょう。
…が、これを定価(五千円前後)で買ってたらたぶんそこまで満足はしてなかったと思います。なんつったって短いもの。500円のセールで買ったからハードルが下がりまくってそのぶん楽しめたというのもたぶんある。

・好きなキャラ順位を付けるなら…
哲君>イエス>ルーシー>ハマー>残りのメンツ
って感じだろうか。
ソフトも順当にDC>SM>HMの順で好きです。
ただ攻略キャラ三人のやり取りは、SMが一番噛みあってたかな!この三人の会話楽しかったです。

◆真相EDをすべて見た後に、プレジデントが何かもう一悶着あるみたいなこと言ってたけど、あれはFDのことを言ってるのかな。
FDやらCDやら色々あるみたいだけど、あんまり興味ないので私の運命の七日間はこれにて終幕。最後に総合レビューのようなものを書いてTYBは終わろうと思います。
世界樹発売までにクリアできてよかったー!

いい話じゃねーか!

2014.11.23 21:14|TOKYOヤマノテBOYS
TYB最後の一人、哲君ルートクリアしてきました。

TOKYOヤマノテBOYS Portable

・以前も書いたけど、ホントに第一印象は良くなかった。外見もあんまり好きじゃないし、主人公を「可愛い」「お姫様」とやたら上げてくるとことかも苦手だった。…のだけど、実際にプレイしてみるとお兄ちゃん属性は伊達じゃなかった!
問題児イエス&ハマーをそつなく扱う抜群の安定感!単純に萌え成分だけならイエスのが勝ってる気がしますが、キャラとして好きなのは哲君かもしれません。萌えるのはイエスだけど実際付き合って結婚まで考えるのなら絶対に哲君!

特に何をしたわけでもない最初っから好感度高く、「可愛い」「お姫様」と上げてくるのは苦手だったんだけど、主人公のことを意識し始めてからはその言葉にも熱が入り始めたというか、「無自覚天然で口説いてるんじゃなく本気でそう思ってるんだな」と思えて良かった。この「天然タラシがニコニコしながら適当に可愛い可愛い言ってる感じ」から「段々意識し始めて余裕をなくしていく感じ」への移り変わり具合がイイ!!こういう移り変わりがちゃんと描写されるなら、最初から好感度高いキャラも悪くないなと思いました。

・主人公に惹かれていくきっかけも説得力があって良かったです。
一応理由づけはされてるものの「え?それでそんなに好きになったの?分からなくはないけどそれくらいなら他の女の子にも居たんじゃない?」ってキャラが多いなか、哲君の場合は主人公じゃなきゃダメだったんだな~と素直に思わせてくれた。

・何より良かったのは個別デート最終日のお祭り。
ぶっちゃけ最初は「はいはいおじいちゃんのために頑張るのね、頑張ってね」くらいの気持ちで見ていて、哲君が背中を痛めても「はいはいどうせ言ってもきかんのよね、気合いで頑張ってね」と冷めた目で見ていたのだけど…TYBきっての便利キャラ悠斗お坊ちゃまキターーー(゚∀゚)!!
ほんと悠斗お坊ちゃまはどらえもんだな!困った時の悠斗お坊ちゃまだな!なるほど悠斗お坊ちゃまが祭りをなんとかしてくれるのね、良かったね~とか思ってると、今度はプリンス総出演キターーーー(゚∀゚)!!!
これは素直にテンション上がりました。三人くらい出てから「もしかして全員集合パティーン?次は誰が何やるんだろう?あのキャラは何やるんだろう?」とワクワクしながらページを送っていた。今までの攻略キャラだけじゃなくDC対抗馬のハマーとイエスまで来てくれて大満足。あの暴君イエスまで来てくれるんですよ!これを熱いと言わずしてなんと言う!
HMの真相ルートでも他ディスクのキャラが助太刀に来るっていう展開はあったけど、全員総出演はここが初めて。哲君を最後に攻略して良かったと思いました。

そして肝心のお孫さんは既に死別しており、寿命を迎えたおじいさんは静かにお孫さんと花火を見るというオチ。
TYBで泣ける…だと…?ちょっと涙腺緩んでしまって悔しい!まさかTYBで泣くとは!今までで一番印象深い個別デートになりました。

・例によって立ち絵はあんまり好きじゃなかったんだけど、スチルだとむしろ可愛い感じで良かった。安定感のあるお兄ちゃんキャラなのに可愛いってギャップもいいなあ。
しかし眼鏡はお洒落眼鏡だからまだいいとしても、デコ出しが勿体なさ過ぎるよな~。前髪おろすだけでだいぶ人気上がりそうなもんなんだが…と思ってると、後日談で主人公が「眼鏡もポンパも取っちゃえ!」と哲君に攻撃。TYB三作目にして初めて心から主人公GJと思いました。前髪おろし&眼鏡外しスチルはちょー可愛かったです。絶対前髪おろした方がいい!眼鏡はしょうがないとしても前髪おろさないのはなんでなのぉおお!?レーダーになってるからなの!?宮大工やるにはレーダー必須なの!?チクショー!!宮大工なんてクソくらえだぁあああ!!!

◆という感じで哲君ルート終了。
個別ルート初日でピッチャーの子をいじめてた(?)時は「どうなんだろうこの空気読めないバカップル感」と思いましたが、最終的には大満足。これから真相ルートを見たらまた印象変わるかもしれませんが、TYBシリーズを通して哲君が好きキャラ一位に躍り出た気がします。第一印象は下から数えた方が早かったのに、とんだダークホースでした。デコ出しポンパはやっぱり好きになれないけど、レーダーのためならしょうがないね。

さて、それではこれから各キャラ一気にノーマルED回収して、真相ED見てこようと思います。長らくやってたTYBもそろそろ終わりが見えてきたな~。

ぶっころころころ

2014.11.20 19:46|TOKYOヤマノテBOYS
サクサク行くよ!ダークチェリー二人目はイエス君!

TOKYOヤマノテBOYS Portable

良かった。
やっぱり私は主人公が追いかけてアピールして落とすゲームの方が合ってるなあ!イエスは俺様ドS暴君つってもツンデレをちょっと不良っぽくした感じなので普通に好きなキャラでした。まあ主人公が何を思ってあんなに頑なに「イエス君のことが知りたいの!そばにいたいの!」って言い張ってたのかはイマイチ分からなかったし、イエスもイエスで落ちるの早いとは思いましたが、そのへんは尺の都合…イエスに限ったことではないので気にしなーい!そう、彼は人の優しさに飢えてたのよ!だから主人公がちょっと強引に迫ったらコロッといっちゃったのよ!

うぜぇ。だりぃ。めんどくせぇ。ぶっ殺す。ってそればっか言って壁を作ってた彼が、段々心開いて素直さを垣間見せてくる感じがタマランかったです。「うぜぇ」「うるせぇ」と一蹴してたのが、「照れてねぇ(照れてる)」とか「拗ねてねぇ(拗ねてる)」と徐々に気持ちを言葉にし始め、最後の後日談では「拗ねてた」「照れるだろ」、と!!よく言えたねイエスきゅん!!!(;▽;)あんなにシャイボーイだったのにね!!!(;▽;)

「殺す」とか冗談でも言う人好きじゃない、って前回の記事でも書きましたが、そのへんは主人公も引っかかってたみたいで、後日談では矯正させられててこれもまた可愛い。ぶっころころころ。ころころ言うのは可愛いけどややキャラ崩壊っぽい…んだけど、「変わろうと思ってもすぐには変わらないだろ」とまだまだ主人公に張り合う感じも良い。そうね、いきなり牙が全部抜けてもおかしいもんね。ちょっとずつ変わっていけばいいよ。

ともかく、やはりツンデレは強かった。の一言に尽きる。
どんどん心を開いて余裕をなくしていくイエス君可愛かったです。たぶんTYBシリーズ通して一番ニヤニヤできたルートでした。ルーシーも好きだったけど、ここで今一番はイエス君にチェンジかな!ルーシーすまん!

・「お涙頂戴のトラウマはなんかはなく、生まれた時から壊れてた」というのも個人的にはアリでした。
トラウマ有キャラってどうしても長ったらしい過去の描写入れなきゃならなくなるから、尺の短いTYBでやろうとしたら更に恋愛描写が薄くなってしまう。珍しくもないトラウマ作って可哀想可哀想やるよりは、先天的に抱えてるどうしようもない性分って設定の方が潔くて良い。
でも「楽しさ、喜びを共有できない」ってのはイマイチ分かんなかったけど。主人公をいじってる時はすごく人並みに楽しそうだし。主人公がパスタを美味しそうに食べてるのを見て嬉しそうだったし。そこ主人公突っ込めば良かったのに。というかどこかのタイミングで言うと思ってました。「イエス君、楽しいって感情がないって言ってたけど、今はすごく楽しそうだね?」みたいな感じで。共通ルートで見せてくれるギャグ顔もすごい楽しそうだしな。

・犬もいい味出してました。初めて犬がデレた時(耳を伏せた時)可愛くて萌えた。そして後日談ではイエスが犬とナチュラルに会話してて笑いました。「なんだと?~~~しろだって?」って感じの、ドラマCDとかでよくある復唱を犬相手にやってるのが愛しい!犬使いイエス!

・彼も立ち絵はあんまりときめかかなったんだけど、スチルだとすごい細身の美青年で萌え。
痩せすぎ&色素薄すぎる気はするけど、これはやっぱ食生活が響いてるんだろうか。腹が減らないし面倒だから食事は水とゼリー飲料だけ~みたいなこと言ってましたが、そんな食生活で何故こんな強靭な肉体が出来るのか不思議。というか生まれた時から壊れてる~とか言ってたけど、もしかして単に栄養足りてないからイライラするだけなんじゃ…
味覚がないっつーのも最近の子供は栄養が偏って味覚障害の子が多いっていうし、ガチでイエス君栄養が足りてない説を唱えてみる。主人公がちゃんとしたものを食べさせてやれば性格丸くなるんじゃないかな!お腹が満たされる幸福感ってのもあるしね!

立ち絵はやっぱりデレ顔が可愛かったな。あと首をちょっと傾げて驚いてる感じの正面顔。と言うかあのイエスの意表を突けたのが嬉しい。伝わるよねこの気持ち。

・そしてようやく出てきた殺人鬼人間ver.。やっぱり知り合いだったんだね、というか刑事だったんだね。どういういきさつでワクチンになったんだろう。あと親のこともまったく話してくれなかったけど、そのへんも真相ルートで明らかになるのかな?まあ家族のことは「どういう設定なのか気になる」程度で、ガッツリ話が聴きたい訳ではないですが。

◆さて、残すところは哲君のみ!真相ルート気になるし、サクサククリアするよー!

バッドEDだろこれ

2014.11.18 11:02|TOKYOヤマノテBOYS
いよいよTYBもラスト一本!ダークチェリーをサクッと一周してきました。
まずはスーパーミントで気になっていたハマー狙い。


TOKYOヤマノテBOYS Portable DARK CHERRY DISC (通常版)TOKYOヤマノテBOYS Portable DARK CHERRY DISC (通常版)
(2013/02/21)
Sony PSP

商品詳細を見る


・スーパーミントで若干株が上がったので、期待しつつプレイ。
キャラの掛け合いやギャグはスーパーミントと同じくらい面白かったと思う。しかし面白いというよりかは、要注意人物が二人いるのによくまとめてくれたなあという感が強い。

特にイエスは攻撃的過ぎて仲良く喋ってる様子がまったく想像できなかったんだけど、蓋を開けてみるとギャグ顔が多くて意外と仲良く出来る様子。あのギャグ顔可愛くて好き。個人的には「殺す」とか「死ね」とか冗談でも言う人好きじゃないので、イエスもちょっと微妙だったんだけど、彼はもうぶっころぶっころ言い過ぎて、単純に語彙が少ないんだなと。そう思うと悪口を覚えたばかりの小学生を見てるようで微笑ましかったです。全自動暴力装置。
恋愛に関しては、彼はTYBの中では比較的主人公に冷たいツンデレタイプだったのでそのへんは好印象。共通ルートで既にちょっとデレてるが、個別ルートではどんな風にデレてくれるのか期待。

ダークホースだったのは哲君!
見た目は趣味じゃなく、頼れるお兄ちゃん設定もピンとこないし、ハニーミルクの浅草で出てきた時も若干天然っぽくて期待してなかったんですが、ダークチェリーだとなかなかツッコミ気質でいい感じ。というかさっきも書いたけど、要注意人物(イエスとハマー)をよくぞまとめてくれたという感じ。この人がいなかったらあの二人を連れて仲良くデートなんてできなかっただろう。なるほどこれがお兄ちゃんの包容力!問題児達に「猿」とか「アンティーク諸星」とか「食いしん坊バカ」とか言われてもなーんも気にしない大人の余裕!お兄ちゃん属性の魅力がちょっと分かりました。

・本筋は、殺人鬼に関してはハニーミルクと同じような感じであやふやなまま。同時に六本木の暴動もちらっと話されてたけど、真相EDで両方片付けちゃうんだろうか。あとマザーがなんかおかしかったけどそれも気になる。
スーパーミントではイエスが殺人鬼と顔見知りっぽくてむしろ探してる風だったのに、ダークチェリーだと初対面っぽい反応だったのも気になる。スーパーミントをやった感じ、イエスが暴れてる理由は殺人鬼を探すためだと思ってたので。

さて、ハマーの感想文。
TOKYOヤマノテBOYS Portable

・苦手なデフォ惚れキャラだったけど、ハマーの場合はなんか許せた。スーパーミントで既に変態っぷりを発揮してるからだろうか?最初からフルスロットルで口説いてくるハマーは、なんかそういうキャラとして普通に受け入れられました。後から実は昔主人公に助けられてた設定が入りましたが、そんな話はなくても普通に好きだった。あるに越したことないけど。

・悠斗君と張り合うくらいのお金持ち設定でしたが、頭すっからかんの彼がどのようにして世界的ホテルの社長をやってるのかヒジョーに気になるところである…。どっちかってーとハマーの方がバカ御曹司っぽくないか?悠斗君と設定入れ替えた方が良かったんじゃないか?
まあ同じお金持ち設定でもハマーの方がいくらか素直で、険悪な雰囲気にならずに主人公の言う「お金じゃ買えない楽しさ」を受け入れてくれたのは良かったです。悠斗君の話もシリアスで良かったけどね。そのへんはちゃんと差別化できてると思う。

・口説き文句だけは達者なのに、いざ手を繋ごうとすると真っ赤になっちゃうウブさも可愛かったです。製作者の狙い通りになってるのが悔しいですが、素直に可愛い。あと立ち絵ではあんまり分かんないけど、スチルで見ると割と細身で身長もそれほど高くない体型なんですよね。それが普通の青年っぽくて良かった。
ブッ飛んだ金銭感覚に訳の分からないテンションで何を考えてるか分からないのに、いざとなると等身大の高校生、っていうギャップが微笑ましくて良かったです。

・そんな感じでハマーは可愛いな~と和みながらEDを迎えたんですが、最後の最後でまさかの豹変。そういやデート中でも一回豹変してたけど。…。

バッドEDだろこれ!!

こういう豹変キャラってどうなの?恋戦記にもいたけど「普段元気で可愛い彼のドSな一面が見れてドキドキ」って言えばいいの?ドSとか俺様とか過激なキャラが流行ってるからって何でも付け足せばいいと思うなよ!ドS設定付けたからって安易に「萌える」って言ってもらえると思ったら大間違いだ!私が好きになったのは可愛い方のハマーなんだよ!
しかもドS中の記憶は残ってないらしいしな。それってもう二重人格の域じゃん。精神疾患じゃん。将来DVとか目覚めたら泥沼になりそうで怖い。ってこういう感想恋戦記の時も書いた。

まあ諏訪部さんにちゃらんぽらんな演技をさせてる時点で、「本気になった時は低音ボイスで良い声で囁くんだろうな…」ってとこまでは予想できたけど、まさかそれを越えて豹変させてくるとは…。
どうなんだろうコレ、TYB的にはハマーの恋愛EDはバッドED扱いなんだろうか。それとも萌えさせるつもりで書いてるんだろうか。ともかく、裏の人格について知りたかったら真相ルートをやってね!ってことなんだろう。真相ルートできちんと裏の人格と折り合い付けれれば納得しますが、ウイルス問題&六本木問題と既に本筋だけでいっぱいいっぱいなのに更に二重人格問題なんか持ち込んで尺が足りるんだろうか?ものすごく不安。解決してくれなければ地雷キャラもいいとこですよ!その時はボロクソ言いますよ!頼みますよリジェットさん!

◆さて、それでは次にイエスルートいってきまーす。
| 2019.07 |
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

早

Author:早
飽き性。めんどくさがり。
名前は「ゆう」「早(はや)」どちらでも。
とび森住人のきろく
マイデザお借りしてます

◆ご案内◆

更新のお知らせは
twitter@iiyudaneにて
趣味や日常の雑多垢です

(2013.5.21-)

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

最新コメント

リンク

月別アーカイブ

  • ページトップへ
  • ホームへ