大切な人を探し続ける人達の物語

2014.11.15 02:20|ウィッシュルーム
本当はもうちょっと時間をかけてゆっくりプレイしたかったんですが、記録やメモ機能が弱いこのゲームはちょっと時間を空けるとすぐ忘れそうなので、一気にガーッとプレイしてきました。以下、EDまでの感想です。

・色んな人の話が段々繋がって、最後にはスッキリすべて円満解決!!…とは行かないんですね。
謎は色々繋がってるけど全部一つの糸という訳ではないし、それぞれの探し人は全員見つからないまま。ただ、全員主人公に秘密を話して、ちょっと気持ちが楽になった~くらいか。解決したのはジェフくらい?そのジェフも自首EDでハッピーEDとは言い難い。個人的にはこういう「すべて解決したわけではないけど少しの希望はあるよ」っていうEDけっこう好きなんですが、人を選ぶ展開でもありますよね。このEDなのに、アマゾンレビューではかなり評価が高いのが意外です。元々このゲームをやるプレイヤーの年齢層が高いからかな?まあこの絵柄や設定で小学生がやろうって気にならないか。

・カイルはやっぱりかっこよかった!
「おい」で割り込むのはやっぱりヒヤッとするし、時々察しが悪すぎて笑っちゃう時もありますが、そこはご愛嬌。オーナーの部屋で女の子の写真を見つけて、「あの女の子は誰なんだ…」と真面目な顔で考え出した時は笑っちゃいました。いい歳したオッサンの部屋で女の子の写真があったら娘しかないだろ!!関係ない幼女の写真飾ってたら引くわ!!

ゲームの仕様上仕方ないとは言え、「気になる」「興味がある」とグイグイ他人の秘密を暴こうとするのも若干気になりました。絡まれた人たちは皆「関係ないでしょう!」「なんであなたにそんなこと言わなきゃならないんですか!」って言うんだけど、いや、まったくその通りだなと思いつつプレイしていた。

まあでもハッキリした物言いでホテルの人達を次々陥落させていくカイルさんはやっぱりカッコイイです。
ヘレン婆さんと酒を飲みながら昔話する感じ、好きだなーカッコイイなー。サマーには秘密を暴いた後なんだか懐かれてるのも微笑ましい。メリッサのことはチビチビとぞんざいに扱いつつも、ちゃんと面倒見てあげるし閉じ込められてたら助けてあげるしツリーも飾ってあげるしで、この二人のやり取りも可愛い。
そして何よりジェフイベント!他のキャラの秘密は皆最終的に「人を探してる」という話だったけど、ジェフだけは若さゆえの過ちを現在進行形で犯したために、カイルさんの貴重な説教シーンが見れた。カイルさんの説教超かっこよかったーー!これは痺れるゥゥウウ!!もう大人ゆえの渋さが炸裂してました。そうだよ、こういうところがオッサンキャラの魅力なんだよ!そっけないようで熱い、無骨なようで優しい!まさにお手本のような説教だった。

後はやっぱり心の友、ルイス。もうイベントが尽きて次にどこに行くか分からなくなったらとりあえずルイスのところに行ってました。「助けてるいえも~~ん」って心の中で呼んでました。
ルイスは完全に主人公を慕ってるっていう感じではないのだけど、信頼関係みたいなのは確かに出来てるし、ホテル内で唯一すべての情報をブチまけられる相手なので安定感がすごかった。

一番印象に残ってるのは、やっぱりカイルさんの満面の笑みでしょう!MAX笑顔はレストランでの食事とバーでの一杯の二回しか見せてくれなかったんだけど、美味しいものに関しては素直に喜ぶのが可愛い。バーではにっこぉ~~~~(^▽^)と笑ってくれて、しかもルイスも「そんなにうまそうに飲むやつ久しぶりに見たぜ!」って言いつつ満面の笑みを見せてくれるもんだから、もうこの二人が可愛くて可愛くて!つられて笑っちゃいました。

・大半のことは解決したけど、分からないことも残ってるし、何より誰一人行方不明者が戻ってないのがモヤモヤさせられる。が、さっきも書いた通りこういう雰囲気は嫌いじゃない。好みのシナリオだったと思える。…が、やっぱり操作性がイマイチなのが痛い!

なんというか、ちょっとプレイしたらすぐ分かるような不満点がかなりあるんですよね。この不親切さはたぶんもうわざとなんだと思う。「雰囲気重視するからシステムはちょっと不便でも我慢してね」ってことなんだと思う。
次に何をすべきか、ちょっとしたヒントは与えられるのだけどモノによってはかなりザックリで、次にどこに行けばいいのか分からずあちこちウロウロするハメになったり。バックログもかなり限定的な場面でしか見れない。ドアを開ける動作や、アイテムを使用するのにもいちいちワンステップ踏まなきゃいけないのがまどろっこしい。謎解きパートは説明などが一切出ないので、ものによっては何を求められてるのかが分からない。正解が分かってても示し方が分からずヤキモキさせられる。等々、各所でかなりイライラさせられる場面もありました。面倒になったので何回か攻略サイト見ました。

面白かった謎解きはパズルをひっくり返すところだなー。これはDSならではで面白かった。でも気を失ったミラを助ける時にまでDSを閉じなきゃいけないのは納得いかねー!「これは人工呼吸をしろってことだな!?」って思って必死にマイクに息吹きかけてたのにそれはダメで、DS閉じるだけでいいってどういうことだよ!それただのちゅーやろ!

あとは地下の白紙の紙…。この紙はどこかで「ブラックライト」を拾っていればちゃんと数字が見れたらしいのですが、必須アイテムではないので持たずに地下に閉じ込められました。ブラックライトがない場合はDSの画面を斜めにするとうっすら数字が見れるらしいのですが、どう頑張ったって見れない。どういうことなの?もう数字そのまま教えて!!と攻略サイトを色々調べてみると、この数字はソフトごとに違っていて、しかも3DSでは見れないという…。更に調べてみると数字には偏りがあるそうなので、順番にそれを入れていこうかと思ったんですが、以前使ってたDSがあったので一時的にソフトを入れ替えてなんとか数字見れました。変なところで時間使った。

・という感じで、シナリオ、雰囲気、キャラクターは好きだったけれど、システムでかなりモダモダさせられたゲームでした。五点満点で星付けるなら3~3.5くらいです。
続編の「ラストウィンドウ」も気になってたけど、システム面はあまり変わってないみたいなので、わざわざアマゾンで注文して買うことはないかな…。中古屋で安くなってるのを見つけたら買えばいいかな程度です。


ラストウィンドウ 真夜中の約束ラストウィンドウ 真夜中の約束
(2010/01/14)
Nintendo DS

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そういえばホテルのあちこちに貼ってあった数字の書かれたシール、何かあると思って数字をメモしてたけど何もなかったなあ。二周目の追加要素というのが地味にあるらしいからそれに関わってくるのかな。気になるけどやっぱりこのシステムでは二周目をやろうという気にならないので、私のウィッシュルームはここで終了にします。

さて、世界樹発売までもうちょっとあるな~。何して間を繋ごうかな~。
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かっこいいけどハラハラさせられる主人公である…

2014.11.12 20:26|ウィッシュルーム
腰を据えてRPGやる前に、何かさっくりADVをクリアしたいな~ということで「かまいたちの夜」に続いて始めました。
だいぶ前に中古で買ったDSソフト「ウィッシュルーム」です。


ウィッシュルーム 天使の記憶ウィッシュルーム 天使の記憶
(2007/01/25)
Nintendo DS

商品詳細を見る


ミステリーや推理ものADVというとたいてい人が死に、少なからず物騒だったり血なまぐさい展開になりますが、このゲームの「願いが叶う部屋があるというホテルでの奇妙な一夜」という、童話的でロマンチックなテーマに惹かれました。それでいて絵柄や演出はハードボイルド…というのか?ストイックで萌え要素がないリアルな造形で、なんというか青年誌に載ってそうな大人な雰囲気。

ということでサクサク進めてしまおうぜってことで三章に入ったくらいまで一気に進めました。以下感想。

・何より特筆すべきは相手が話してる時に「!」アイコンが出て、そこを押すと会話に割り込んだり突っ込んだりできるシステムなんですが…これが地味に難しい!無暗に突っ込むと怒りを買うし、必要なところで突っ込まなければ情報は得られない。それくらいは初見でも分かるんですが、主人公の突っ込み方がコワイ!!

「ちょっといいか?」はまだソフトですけど、「おい、ちょっと待て」とか「おい、どういう意味だ?」とか、「おい」が付くと主人公の顔グラやモーションと相まって喧嘩売ってるようにしか見えない!他の二択でも、頼まれごとなどを断る時の選択肢が「いい加減にしろ」「いいからどけ」等々、もう無愛想っつーか攻撃的!怖い!
この口調のキツさはアメリカが舞台だからか、それとも主人公が元刑事だからか…?このきっぱりした性格は主人公としては魅力かもしれませんが、「当たり障りなく生きたい」が信条の私にはつくづく合いません。もっと穏やかに喋ろうや~~(´д`;;ってなってます。相手を追求する系の主人公は、逆転裁判とかダンガンロンパのちょっとヘタレ入ってるタイプの方が私には合うみたい。いや、カイルもキャラ単体としてはじゅーぶん魅力的だと思いますけど、私が主人公としてプレイするにはちょっと合わないかなっていう。

そんな感じで無暗に因縁つけるのがイヤで、ルイスが最初に荷物を持って部屋に来た時に当たり障りなく帰したら、オーナーに「あんた刑事だったんだな!出てってくれ!」と追い出されてあえなく最初のゲームオーバーとなりました。ゲームオーバーはこの他にも何回か見ましたが、この時の「やっちまった…」っていう主人公の顔はけっこうシュールで笑えます。

・まだまだ会話について書きますが。
突っ込んだり割り込んだりするのは「情報を引き出す」ためのシステムと思いきや、「相手を強引に言いくるめる」にも必要みたいでますます奥が深い。具体的に言うとルイスの前歴を疑うローザを言いくるめるシーン。ここで二回ゲームオーバーになってやっと気づきました。
うーん、やれることが多いってのはいいんだけど、ツッコミポイントに複数の突っ込み方があると、どういうつもりで主人公が突っ込むのか、どういうニュアンスで話すのかが分かりにくいなあ。逆裁だと基本「待った」はかけ放題だったけど、ウィッシュルームだと突っ込み過ぎると相手の機嫌を損ねるので判断が難しいところである。

更に会話や捜査で得られた疑問も、無策にぶつけまくるとゲームオーバー直行したりしてここんとこも奥が深い。オーナーに「ジェーンって誰だ?」って聞いて追い出されました。まあよく考えたら当たり前か。でも訊けることがあったら聞いちゃうよねえ。この追い出されポイントはきっとみんな経験するんだと思う。

・不便なところって言ったら、やっぱりマップ操作かな。
歩く速さが遅いし、走る(というか早歩き程度?)はイマイチ操作しにくい。そのうえ廊下が長いし、場所が英語で書かれてるのでちょっと分かりにくい。

あとは「自分でメモを書いて探偵気分を味わおう!」ってのが売りみたいなので、重要なことが自動的にメモされないのが不安。一応すぐに主人公が「今のことはメモしておこう」って言いますが。
そして次に何をすべきか、主人公が言う時もあれば言わない時もあり、何をすればいいのか分からずあちこちを彷徨うことになったり…。
アメリカが舞台なので当然固有名詞はカタカナばっかりで、人物も多いので、ちょっと間を置いたらすぐ内容を忘れそうっていうのも怖いところではあります。浮気はせずに一気にプレイした方が良いゲームみたい。

・システム面はそんなもんだろうか。シナリオ的には、だいたい一通りキャラの顔だしが終わったかなー程度でまだ全然進んでない。ルイスと手を組んで、ブラッドリーのやったことがチラッと分かった程度だろうか。

好きなキャラも今の段階では特にいないなあ。ルイスとは距離が縮まったけど、あくまで利害が一致したから手を組んだってだけであって、主人公を慕ってる訳ではない感じ。まだまだ信用できない。
メリッサは何か事情があるんだろうなと思いつつ、今のところ普通のクソガキに見えるのでこれも特に萌えず。唯一のイケメン枠ジェフはイケメンっちゃイケメンだけどいけすかない感じ。ヒロイン枠のミラは可愛いと思うけど、まだまだ謎に包まれてるので彼女もなんとも言えない。オーナーのオッサンは、別に仲良くなってはいないし何回か追い出されたけどキャラデザがけっこう好きです。このいかにも洋画に出てきそうなガタイの良いオッサン!!っていう感じが。

やっぱ今一番は主人公のカイルかな!上で「怖い」「攻撃的」「合わない」と言いましたが、やっぱりキャラ単体としては好きです。誰にでも物怖じせず突っ込んでいくのはカッコイイと思う。が、プレイヤー的には「それちょっとどういう意味なの?詳しく聞かせて?」くらいの気持ちで突っ込んだのに、「おい、それはどういう意味だ、いいから言え」くらいの勢いで因縁吹っかけるカイルさんはやっぱり怖い!ハラハラさせられる!ヘタしたら追い出されるんだからもうちょっと柔らかく言って!
立ち絵もカッコイイっちゃカッコイイんだが、どうも常に顎を上げてる感じ…俯瞰で見てるっつーのか?首を回す感じとか、すごい見下し臭するよね!これを会話中にやられるとすごいハラハラする。こんな動作で「おい、どういう意味だ」とか言われたらそりゃ言われた方はカチンときますよ。

まあでもだからこそ、たまに素直に頷いてる様子が可愛かったり、追い出された時の「あちゃー」って感じがしおらしくて笑えたり、時折見せる笑顔に萌える。レストランの食事では満面の笑みを見せてくれてきゅん。あれ?これ主人公に萌えるゲームだったっけか?
とりあえずカイルさんが笑ってられるようになるために、頑張ってクリア目指しまーす。既に躓いてるけど。
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Author:早
飽き性。めんどくさがり。
名前は「ゆう」「早(はや)」どちらでも。
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(2013.5.21-)

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