生まれた意味なんてないRPG
2015.06.06 09:36|テイルズオブジアビス|
・エルドラントに突入した後にピオニー陛下から衣装がもらえるとのことだったので、まずはそれをもらってきました。
なかなか皆似合ってる。特にティアのはデフォルトの衣装でもいいくらい良い!デフォ衣装もかなり好きだけど!ルークのもネタ寄りと思いきやなかなかいい感じだし、この衣装もっと早くに欲しかったなー!
アバター称号はオマケ要素なんだろうけど、どうせなら他のももっと早くに欲しかった。終盤に一気に揃っても付けてる時間がない…。
・衣装もらったので改めてエルドラント突撃。
しょっぱなリグレット戦でびっくりした。リグレットも過去にヴァンに救われたんだろうなあ。見たかった。
ホドの街に入ったあたりでシンク戦もあったけど、リグレットよりシンクのが強いってのがちょっと意外だった。まあシンクはイオン様のレプリカだしな。
・シンク戦の後、更にダンジョン奥地が広がっていたけど、このへんのギミックがよく分からなくてほぼスルーしてしまった…。
球体にファイア当てるのは分かるけど、階段の上のやつは身長が足りなくて当たらないよね?紫のぞわぞわ動いてる紋章みたいなのが鍵なんだなとは思ったけど。
・満を持してラスボス戦。
直前のセーブポイントで一度アイテム補充に帰ろうかと思ったけど、まだ余裕があったので突撃してきました。
さすがラスボス、奥義・秘奥義バカスカ打ってきて何度も危なくなりましたが、ライフボトル連打でなんとかなりました。立てなおす時に作戦を「今は耐えろ」にしたら、何故かヴァンもその場で遠距離攻撃しかしなくなったので助かった。このアホAIはノーマルだからでしょうか。
・かくしてエンディング!
ティアの譜歌も藤君作曲だったんだね!いい曲のはずだわ!
最後に戻ってきたのは「ルークの記憶を持ったアッシュ」…で確定してるんだっけか?結局なんでアッシュが消えそうになってたのかは分かんなかったし(チーグルの実験体で軽く匂わせてた程度)、どういう理屈で二人が融合したのかもよく分かってませんが。サブイベちゃんとやってりゃ分かるんだろうか。というか間を開けながらプレイしてたのもあるけど、私がカタカナ固有名詞に弱すぎるせいでぶっちゃけローレライのシステムをあんまり理解してない!だからもうゲーム内で皆が納得してるならそれでいいと思うよ!
・個人的に気になるのは始祖ユリアのこと。
この超人めいた人のことはもはや神話レベルのハイスペックでよく分かりません。ローレライというのも結局何だったのか…。妖精みたいなもん?
・ジャンル名にもなっている「生まれた意味を知るRPG」。
生まれた意味って何だろうって思ってたけど、ヴァンと一回目の戦闘前の会話で「何かのために生まれなければ生きられないというのか? だからお前はレプリカでしかないのだ」…とかってのがあったんですよね。その時点でオオッて思ったんですが、最後の最後でルークも「生きることに意味なんてないんだ。死を予感して、俺は生きたいと思った。そのことを俺は知っている。ただそれだけでよかったんだ」と言ってくれた。
つまり生まれた意味を知るRPGとは…
「自分が生まれた意味を第三者に求めるな。意味を持って生まれた命なんてない、テメーが生きたいから生きるだけだ!」
って感じでしょうか。
RPGでは「伝説の勇者」とか「選ばれた戦士」とかってのがたびたび祀り上げられますが、そういうのを見るたび現実の自分の凡庸さに気付かされることがあった。しかしTOAは、誰しも生まれた意味なんかないと。生まれた時に定められる運命なんかないと。ただがむしゃらに生きるしかないと。そう言ってるんですかね。そしてそれは同時にゲーム内の星の記憶やスコアを否定している。
そう思うとヴァンが執拗にルークを見下していた理由も分かる。元々ヴァンは生まれた意味を求めること(スコアに縋ること)を愚かだと思っていた。そしてそれが星の記憶に縛られているオリジナルならまだしも、レプリカであるルークには尚更生まれた意味なんてない。そのルークがオリジナルのように生まれた意味を求める(スコアに縋る)のは滑稽でしかなかったんだな。性質的には実は一番自由だったはずのルークが、一番生まれた理由に固執していた。だから劣化レプリカ(代用品)だと。
生まれた意味を前面で問いかけながら、結局そんなものはなかったんだ、それでも生きたいと思えることが生まれた意味だ、という落としどころはけっこう好きです。
まーあんまりシステム理解できてないのに考察なんかしても的外れなことばっか言いそうなので、このへんでやめときます。
ともかくヴァンの「何かのために生まれなければ生きられないというのか」という台詞、私はけっこう好きです。ドラクエみたいな典型的な伝説の勇者RPGも、物語的には王道で好きだけどね。英雄譚を見てるようなイメージ。自分に無限の可能性があると信じられた子供時代ならそれで良かったけど、自分が特別な存在じゃないと悟ってしまった大人目線だとこういう考え方の方が好き。特別な運命なんかなくても、神に愛されなくても、誰もが勇者になれるRPG。
まあよく言う言葉で言うなら「運命は誰かに決められたもんじゃない、自分で掴むものだぜ!」ってことなんでしょう。リアルでこれだけ聞くと綺麗事にしか聞こえないありふれた言葉ですが、TOAでは「レプリカ」や「スコア」等の世界観とうまい具合に絡められて真に迫ってる感じがします。
◆という感じでTOA、なんとかクリアしました。
やり残したサブイベ盛りだくさんだし、隠しダンジョンや二周目要素もあるそうだけど、正直長編RPGを周回プレイする面白さが分からない!FF零式みたいな周回前提RPGなら分かるけど。アビスで二周目するのは、やり残し回収や戦闘を楽しみたい人向け?ストーリー的にはオチを知ってる本の二回目読むのと同じような感じか。
けど個人的に戦闘はそれほど好きじゃないし(アクション苦手だし)、どんな気に入った本でも二回は滅多に読まない主義なんですよね~。やり残し要素は気になるけど、ホントに発生時期や場所が細かすぎて、全回収するには攻略サイトを齧りついてやらなきゃならない。それはちょっとダルい。期間限定イベが多いのはこのへんの時代のゲームの宿命ですが、もうちょっとヒントとか分かりやすくしてくれても良かったと思うよ…。
という訳で私のTOAはここで終了!
最後にとある植物園で見かけた花!

アングル的にはまったく美しくありませんが、とりあえず「ガイラルディア」って名前を入れたかった!ガイって花の名前だったんだね!黄色なのもイメージ通り!
あとユリアシティの皆が可愛かったので思わず撮影。

ジェイドやアニスの「はーい
」は「なんか裏があるんだろあざとい」って思うけど、ガイの「はーい
」は単純に可愛いと思っちゃうガイ贔屓。
カルマはやっぱりいい曲!ってこれもう10年前の曲だってよ!!
なかなか皆似合ってる。特にティアのはデフォルトの衣装でもいいくらい良い!デフォ衣装もかなり好きだけど!ルークのもネタ寄りと思いきやなかなかいい感じだし、この衣装もっと早くに欲しかったなー!
アバター称号はオマケ要素なんだろうけど、どうせなら他のももっと早くに欲しかった。終盤に一気に揃っても付けてる時間がない…。
・衣装もらったので改めてエルドラント突撃。
しょっぱなリグレット戦でびっくりした。リグレットも過去にヴァンに救われたんだろうなあ。見たかった。
ホドの街に入ったあたりでシンク戦もあったけど、リグレットよりシンクのが強いってのがちょっと意外だった。まあシンクはイオン様のレプリカだしな。
・シンク戦の後、更にダンジョン奥地が広がっていたけど、このへんのギミックがよく分からなくてほぼスルーしてしまった…。
球体にファイア当てるのは分かるけど、階段の上のやつは身長が足りなくて当たらないよね?紫のぞわぞわ動いてる紋章みたいなのが鍵なんだなとは思ったけど。
・満を持してラスボス戦。
直前のセーブポイントで一度アイテム補充に帰ろうかと思ったけど、まだ余裕があったので突撃してきました。
さすがラスボス、奥義・秘奥義バカスカ打ってきて何度も危なくなりましたが、ライフボトル連打でなんとかなりました。立てなおす時に作戦を「今は耐えろ」にしたら、何故かヴァンもその場で遠距離攻撃しかしなくなったので助かった。このアホAIはノーマルだからでしょうか。
・かくしてエンディング!
ティアの譜歌も藤君作曲だったんだね!いい曲のはずだわ!
最後に戻ってきたのは「ルークの記憶を持ったアッシュ」…で確定してるんだっけか?結局なんでアッシュが消えそうになってたのかは分かんなかったし(チーグルの実験体で軽く匂わせてた程度)、どういう理屈で二人が融合したのかもよく分かってませんが。サブイベちゃんとやってりゃ分かるんだろうか。というか間を開けながらプレイしてたのもあるけど、私がカタカナ固有名詞に弱すぎるせいでぶっちゃけローレライのシステムをあんまり理解してない!だからもうゲーム内で皆が納得してるならそれでいいと思うよ!
・個人的に気になるのは始祖ユリアのこと。
この超人めいた人のことはもはや神話レベルのハイスペックでよく分かりません。ローレライというのも結局何だったのか…。妖精みたいなもん?
・ジャンル名にもなっている「生まれた意味を知るRPG」。
生まれた意味って何だろうって思ってたけど、ヴァンと一回目の戦闘前の会話で「何かのために生まれなければ生きられないというのか? だからお前はレプリカでしかないのだ」…とかってのがあったんですよね。その時点でオオッて思ったんですが、最後の最後でルークも「生きることに意味なんてないんだ。死を予感して、俺は生きたいと思った。そのことを俺は知っている。ただそれだけでよかったんだ」と言ってくれた。
つまり生まれた意味を知るRPGとは…
「自分が生まれた意味を第三者に求めるな。意味を持って生まれた命なんてない、テメーが生きたいから生きるだけだ!」
って感じでしょうか。
RPGでは「伝説の勇者」とか「選ばれた戦士」とかってのがたびたび祀り上げられますが、そういうのを見るたび現実の自分の凡庸さに気付かされることがあった。しかしTOAは、誰しも生まれた意味なんかないと。生まれた時に定められる運命なんかないと。ただがむしゃらに生きるしかないと。そう言ってるんですかね。そしてそれは同時にゲーム内の星の記憶やスコアを否定している。
そう思うとヴァンが執拗にルークを見下していた理由も分かる。元々ヴァンは生まれた意味を求めること(スコアに縋ること)を愚かだと思っていた。そしてそれが星の記憶に縛られているオリジナルならまだしも、レプリカであるルークには尚更生まれた意味なんてない。そのルークがオリジナルのように生まれた意味を求める(スコアに縋る)のは滑稽でしかなかったんだな。性質的には実は一番自由だったはずのルークが、一番生まれた理由に固執していた。だから劣化レプリカ(代用品)だと。
生まれた意味を前面で問いかけながら、結局そんなものはなかったんだ、それでも生きたいと思えることが生まれた意味だ、という落としどころはけっこう好きです。
まーあんまりシステム理解できてないのに考察なんかしても的外れなことばっか言いそうなので、このへんでやめときます。
ともかくヴァンの「何かのために生まれなければ生きられないというのか」という台詞、私はけっこう好きです。ドラクエみたいな典型的な伝説の勇者RPGも、物語的には王道で好きだけどね。英雄譚を見てるようなイメージ。自分に無限の可能性があると信じられた子供時代ならそれで良かったけど、自分が特別な存在じゃないと悟ってしまった大人目線だとこういう考え方の方が好き。特別な運命なんかなくても、神に愛されなくても、誰もが勇者になれるRPG。
まあよく言う言葉で言うなら「運命は誰かに決められたもんじゃない、自分で掴むものだぜ!」ってことなんでしょう。リアルでこれだけ聞くと綺麗事にしか聞こえないありふれた言葉ですが、TOAでは「レプリカ」や「スコア」等の世界観とうまい具合に絡められて真に迫ってる感じがします。
◆という感じでTOA、なんとかクリアしました。
やり残したサブイベ盛りだくさんだし、隠しダンジョンや二周目要素もあるそうだけど、正直長編RPGを周回プレイする面白さが分からない!FF零式みたいな周回前提RPGなら分かるけど。アビスで二周目するのは、やり残し回収や戦闘を楽しみたい人向け?ストーリー的にはオチを知ってる本の二回目読むのと同じような感じか。
けど個人的に戦闘はそれほど好きじゃないし(アクション苦手だし)、どんな気に入った本でも二回は滅多に読まない主義なんですよね~。やり残し要素は気になるけど、ホントに発生時期や場所が細かすぎて、全回収するには攻略サイトを齧りついてやらなきゃならない。それはちょっとダルい。期間限定イベが多いのはこのへんの時代のゲームの宿命ですが、もうちょっとヒントとか分かりやすくしてくれても良かったと思うよ…。
という訳で私のTOAはここで終了!
最後にとある植物園で見かけた花!

アングル的にはまったく美しくありませんが、とりあえず「ガイラルディア」って名前を入れたかった!ガイって花の名前だったんだね!黄色なのもイメージ通り!
あとユリアシティの皆が可愛かったので思わず撮影。

ジェイドやアニスの「はーい


カルマはやっぱりいい曲!ってこれもう10年前の曲だってよ!!
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