FC2ブログ

金色のコルダ3AnotherSky レビュー

2015.11.29 11:12|金色のコルダ3 AnotherSky
神南、至誠館、函館とありますが、三作まとめてサクッと書いてみるレビュー。
この記事に限ってはネタバレなしで書きますが、他の記事はネタバレ満載なのでお気を付けください。

私のプレイ遍歴としては、1~2シリーズはプレイ済みと言えどEDを見てないキャラもいるにわか。3シリーズにはアニメから入り、3フルボ(PSP版)→ASシリーズ全EDコンプという感じ。3シリーズはちゃんとプレイしたと言っていい方でしょう。
コルダ未プレイだけど今度コルダ4発売されるから3シリーズ興味ある、でもどれから手を付ければいいのか…という人向けのレビューです。

b_20050.jpg

・ゲーム内の攻略メモをちゃんと見ていれば攻略はサクサク。一周目でも2~3股は簡単。
普段読むだけゲーしかやらない人にとって一番不安なのはココなんじゃないかと思います。が、こまめにメモを見て順番にイベントを起こしていけばEDを見るのはかなり簡単。好感度を上げる手段も複数用意されているので、多少選択肢を外したくらいは簡単に挽回可能です。

・ゲーム性はストーリーの前提、イベント起動スイッチ程度。
アンサンブルを作って、曲を練習して、合奏して…その合間に攻略キャラの好感度上げて、イベント回収して…という作業自体は、正直それほど面白くない。簡単過ぎるので。ゲーム性だけで言えば無印が一番面白いです。しかし一番難易度が高いのも無印。難易度の低下とそれに伴うゲーム性の低下は、現代の乙女ゲーマーに合わせるための苦肉の策でしょう。私が無印コンプできなかったのも難易度のせいだし。
しかしだからと言って3の作業がまったくいらない訳でもない。作業があるからこそ、主人公の行動に説得力がある。練習したらしただけ成果が返ってくるし、狙いのキャラを誘えば誘うだけ好感度は上がる。ここが読むだけゲーと大きく違う利点です。

・主人公は自己投影派に優しい無口系。でも無個性でもないし時々スチルには顔を出す。
基本は選択肢でしか喋らないし、喋っても地の文で「○○してはどうかと言ってみた」とか、キャラに「え?○○はどうしたって?」みたいなドラマCDっぽいノリで聞かれたりと、間接的に喋るタイプの主人公です。
スチルでは基本顔出しNGで、何かしら顔を隠してはいるものの、一部のスチルでは時々見えてる。あまりにも不自然に顔を隠されるくらいなら見えてる方がいいので、個人的には気になりませんでした。

素の性格はおそらく素直で頑張り屋で…と、まあ普通の乙女ゲー主人公っぽい性格。
しかし得意な曲調ごとにもぼんやりとした性格付けがされており、特定のルートに入ると「元気で明るい」、「儚げでしとやか」、「清廉で真面目」などの属性が追加されます。
特定のルートに入らなくても、遊びのある選択肢はけっこう多い。自分の選択肢の加減で小悪魔にも天然バカにも変態にもなれる主人公です。必ずしもキャラが好きそうな選択肢を選ばなくても、選択肢で好感度落ちても、作業パートでいくらでも挽回できるので、自分の主人公像を貫きやすいのも利点だと思います。とは言え一発NGな選択肢もあるのでそこはやり過ぎないように。

・音ゲー難易度は低め。というか判定が緩め。
私は音ゲーが苦手で他の音ゲーはいっさいプレイしないんですが、「全大会SSSランク」は割とあっさり達成できました。その程度の難易度です。ポイントとしては音ゲーパートの難易度を「難しい」でやること。「やさしい」でフルコンボするより、「難しい」で六割程度成功した方が評価されます。SSS評価を狙っていなくても、「難しい」でやった方がもらえるポイントが多いので、音ゲーパートはとりあえず「難しい」でやることをお勧めします。

・ストーリーは各ディスクごとに特色があり、それぞれ面白い。
簡単に言うと、
【神南】年上の先輩に囲まれて甘やかしてもらえる
【至誠館】仲間たちと青春まっしぐら、熱血スポ根ノリ
【天音】ラスボスの手のひらで奮闘しながら居場所を勝ち取る
…という感じ。特に神南は「こんな高校生いねぇーよ!!」と何度もツッコミながらプレイすることになりますが、あくまで二次元と割り切れるなら大いに楽しめます。
システム面はほとんど一緒ですが、途中で若干進化はしているし微妙に差はあります。全部プレイするつもりなら普通に発売順にプレイするのが無難。とは言え基本的には一本で完結しているので、気になったキャラがいるディスクだけ買うというのもアリだと思います。

・ギャグ(?)は安定のネオロマでツボにハマれば面白い。
状況説明早口ツッコミ系のギャグではなく、ツッコミ不在系です。ネオロマが真面目にやってるのか笑わせようとやってるのか謎。キャラ達が大真面目に語ってるのをニヤニヤしながら見守ってください。
私はところどころ爆笑してたんですが(特に天音)、ギャグのセンスばっかりは萌えと同じで人によるので一概に笑えるとは言えないです。

・メインキャラは2つのルートで二度おいしい
主人公がキャラ本人が抱える問題に寄り添う珠玉ルート。まったく別の方向からキャラにアプローチするのが逆注目ルート。…と言った感じでしょうか。逆注目について説明すると長くなるので、そのへんは公式サイト見てください。アナスカシリーズ自体がIF設定ではありますが、おそらく正史に近いのは珠玉ルートの方だと思います。
と言っても逆注目が完全なサブルートと言うわけでもありません。珠玉ルートと同等のボリュームはあるし、個人的には珠玉より逆注目の方が好き、というルートもありました。総合してどちらも面白いので、ぜひ2ルート両方やることをお勧めします。股掛けプレイが簡単なので、各キャラ2ルートずつやろうとしても2~3周でEDはコンプできます。

・キャラの掘り下げは3本編<<<ASシリーズと言わざるを得ない。
やっぱり一本のディスクで攻略キャラ12人ってのは多すぎたんだと思います。ASでメインキャラを四人ずつに分け、更に珠玉と逆注目で二方向から掘り下げてくれるので、余計に3本編が薄く感じられる。正直星奏のキャラもASの仕様でちゃんと同じ学校として出たかったと思ったりもしました。

4の予習としてさらっと全体の流れやキャラの関係をさらいたいという人は3本編、気になるキャラだけ攻略したいという人はAS該当ディスクでいいと思います。ASでも一応全キャラ顔見世程度には出てきて、簡単な自己紹介はしてくれるしキャラの関係などは分かるようになっています。
気になるキャラが星奏にいる、と言う人は3本編もやった方がいいとは思いますが…それでも如月兄弟なんかはAS珠玉ルート(神南・天音)の出来が良かったから無理して本編やった方がいいとは言えないかな…。

・主人公の成長にも注目。
ぶっちゃけ、コルダ3シリーズの大まかな流れを言ってしまうと、「転校した学校で日本一を勝ち取る」、それだけ。
乙女ゲーなのでその合間に各キャラの魅力を描き、主人公との恋愛が描写されるのだけど、最後には主人公もちゃんと音楽家として成長する。「自分が操作して育てた主人公が最後に成長する」、というここんとこの達成感は、やっぱり読むだけゲーでは得られないと思いました。
本編のストーリーは極めて王道ですが、その王道ストーリーもきちんと気持ちよく終わらせてくれたと思います。

◆…と言う感じで、さらっと書くつもりが意外と長くなってしまいました。
総合して楽しかったです。星5で評価するなら4.5~5はあげたい。というかさして欠点が見つからない。全部のルートを手放しで褒めるくらいクオリティが高いって訳でもないですが、どのディスクにも2つ3つは「これはっ!!」と目を瞠るルートがあったし、ニヤニヤできるルートもたくさんありました。平均点が高いって感じかな。
個人的に特に話が好きなルートって言うと…東金珠玉、土岐逆注目、律珠玉、火積珠玉、長嶺、冥加逆注目、響也珠玉、七海逆注目…って感じだろうか…。多すぎるな…。キャラは全員好きで、多少差はあれど一番は正直決められないです。

唯一欠点を挙げるとしたら、一周のボリュームが多すぎてゲームを開始するのにエネルギーがいることですかね。色々細かいことを頭に入れて予定立てないといけないので、途中で間を開けると何をしようとしてたのか忘れてしまう。「情報」をチェックすれば間を開けても再開可能だし、そもそもそんなにキツキツにスケジュール立てなくてもクリアできる難易度ですが。

しかし周回プレイは乙女ゲーの宿命だし、ボリュームが多いことは評価できる点。楽して稼ぐための分割商法ではなく、ボリューム多すぎて入らないから分割にしたんだろうと思えるくらいなので、そこんとこで引っかかってる人も安心してください。

以上、金色のコルダ3AnotherSkyシリーズレビューでした。
(今日初めてカテゴリのAnotheSkyにrが抜けてることに気づきました)
スポンサーサイト

あの夏が終わる

2015.11.26 20:14|金色のコルダ3 AnotherSky
◆函館天音、ソラ珠玉ED見てきました。

icon_wu_sora.jpg

・前回の経験から「今帰り?」「気にしない」はギリギリ避けたものの、他の選択肢出る場面でもことごとく好感度下がりまくる!やっぱり相性最悪だーー!!

…とは思ったものの、コルダは普通のノベルゲーとは違うのです。多少選択肢度外したって、二人練習×料理ボーナス×赤いリボンで簡単に挽回可能!!性格が合わなくたって強引に落としたるわ!!
と言うわけでしつこく練習に誘いまくり、♪を1~2上げたくらいには選択肢で好感度が下がらなくなりました。そこからは多少変なこと言ってもデレてくれるので、ソラ君もなんやかんや惚れた女には弱い。

・序盤は好感度下がりまくりで「このガキ(^ω^#」とか思ってましたが、可愛いものは可愛い。
私の選択肢の都合もあって、このルートの小日向はソラ君の可愛さのあまり若干変態ぽかった気がします。寝起きのソラ君が悩まし気な声を出しているとガン見するし(そして好感度下がる)、ソラ君が唇に触れてきたらにおいをかぐ。乙女ゲー主人公としてそれはどうなんだ!?と思いつつも、嗅がずにはいられなかったッ…!私の本能が嗅げと告げていた…!ソラ君絶対いい匂いするんじゃ…!このへんの変化とかソラ君の「惚れた弱味」の最たる部分ですよね。序盤ににおい嗅いだりしたら絶対「うわ気持ち悪い来ないで」とか言われるもん。

あとはやっぱ海イベも可愛かった。泳げないソラ君を沖まで連れてってニヤニヤしたい。
終盤すっかりデレてくると、横にくっついて座ってくるのも可愛かった~。完全に猫だった~。
ハンカチや歯ブラシをおそろいで買おうとするイベも可愛かった。最後は「真似しないで」をめっちゃ選びたかったけど、そういうことを言うと本当にヘソを曲げそうなので素直に喜んでおいた。
本音はめっちゃいじりたい!こういう子ほどめっちゃいじめてニヤニヤしたいけど我慢!

・本筋は…まあ王道ですね。
一度失う悲しさを知ってしまったから、愛することに臆病になるっていうアレね。まあ無難なトコに落ち着いたんじゃないでしょうか。「2番目の家」とソラにとっての「二番目(にできた大切な)家」がかかってたのは良かったです。浅学なので二番目の家の文言がピーターパンの引用だとは知りませんでした。前回函館の子たちは施設の子に見えるって言ったけど、ネバーランドの子供たちってのはよりしっくりきますね。
BPは生活するための手段と割り切っていたのに、ファイナルでの歓声で喜びを知る…ってのは、まあ取って付けた感はあるけど最後にちゃんと回収してくれたのは良かったんじゃないでしょうか。

◆という感じで3人のEDとノーマルED見てきました。
ノーマルEDは念願の旅行に行けたよっていうEDかな。
あとファイナルの選択肢で「函館に別れを告げて帰ろう」にするとどうなるのかな、と思って試してみたんですが、これだと完全に夢オチになるんですね。
ノーマルEDもどこを旅行してんだか分からないなんかフワフワした感じだし、トーノが普通にいるし、やっぱり函館天音のEDは色々コワイとこありますね…。そう思うとやっぱトーノEDは現実世界に戻ってるんだな…。確かにこれは製品版ではできないEDだなあ。ソラEDはアレンジすれば本編にもねじ込めそうな感じはするけど、トーノとニアは函館がなければ実現しないEDだなと思った。確かに完全ハッピーEDではないし後味もモヤモヤするけど、オマケ要素なら許せる。むしろオマケだからこそこういう話、こういうEDができたようなもんだろう。

◆これにてコルダ3、AS神南、至誠館、天音、函館天音、全EDコンプしました!
・イベントに若干抜けがあるのでフルコンプとは言えないけど、9割は3シリーズを満喫したと言っていいでしょう。これで心置きなく4の発売を待てるってものです。
ASは分割商法と言うこともあり最初はどうなるもんかと不安でしたが、やってみると本編に負けないくらいのボリュームでがっつり楽しめました。楽して稼ぐための分割ではなく、一本に入りきらないボリュームだから分割したという感じで。やっぱ攻略人数は4~5人がちょうどいいよなあ。3本編は多すぎたんや…。だから今度は4がまたちょっと不安ではありますが…。

・何はともあれこれでようやくコルダ3の夏から卒業です。
ネオロマ系ゲームのレビューは何気に今まで一度も書いてないんですが(既に評価されてるので今更書くのも憚られるパターン)、4の発売も控えてることだしさらっと書いてみますかね。「3シリーズ興味あるけどやるなら3フルボだけでいいの?ASも?」みたいな視点から書けばまだ需要あるんじゃないだろうか。いやでも現時点で何を書けばいいのか全然思いつかないし、頭整理してるうちに内容忘れて結局書かない…みたいなこともありそうです。そうなったらすいません。

◆という感じのAS感想文でした。たいへん楽しめました。

弱く柔く儚い、もうひとつの夏

2015.11.25 00:02|金色のコルダ3 AnotherSky
函館天音一周してきました。

最初から三股してやるぜ!くらいの勢いで始めましたが、序盤のバイト二択で「あ、これ片方は二周目に回そう」と思ってソラは諦めてトーノ&ニア珠玉見てきました。

・記憶を失った状態でバスの中で目を覚まし、トンネルを抜けたら函館天音学園へ…と、今までで一番ファンタジーだった。
というか函館天音はもう現代ファンタジーの域ですね。他の作品はエッセンス程度だったけど、函館はけっこうがっつりファンタジー。
たびたびフラッシュバックする光景とニアの話からして、函館天音はまさに夢の中の世界、ASのパラレルワールドにすらなれないもっと弱いあやふやな世界…という感じだろうか。全体に漂う儚い雰囲気が好みでした。
ただ夢の話だとしたら、ED後の世界はどうなっているんだろう…。ソラがたびたび「戻れるうちに戻った方がいい」とか言ってたけど、EDを迎えた後は完全に函館天音(妖精の世界)の住人なった、と思うとどこかぞっとしないEDですね。

・函館天音のテーマは、「貧乏家族」という感じか。
東金お約束の「神南に来い」発言にニヤニヤしてたんだけど、その後のやり取りが意外とシリアスでハラハラした。今までの学校なら「小日向は譲れない!」と仲間が言ってくれてさらにニヤニヤできたもんだけど、このあっさりさが函館天音か…(´・ω・`)とちょっと寂しくなった。しかし実際は主人公を思って送り出そうとしていたらしい。
今までの学校にない新しい展開、でもどこか見たことある風景…。そう、ちょっと前のドラマであったような「貧しい施設で家族のように育っていた子供たちの一人に大富豪が養子縁談を申し出、戸惑う子供とその子の幸せを思って送り出そうとする施設の子供たち」みたいな感じ!まんまそれ!いやー、函館天音切ない!東金が大富豪パパと思うとちょっと笑えるけど!

そんな貧しい施設の子供たちに見えるくらい、函館天音のキャラ達は弱く儚い。
他校のキャラ達が当然のように言ってた「小日向は譲れない」という台詞すら言えない。旅行の話とか「夏が終わっても四人でいたい」とか、たびたび今後の話をするのでことあるごとに切なくなりました。他校では当たり前にできたことなのに、函館では果たされないフラグがプンプンに漂っていて。
あとはソラとトーノが思ったよりニコイチなコンビじゃなく、初対面の状態からスタートしたのが意外だった。

・ソラは見た目は好きなんだけど、元々やる気ないダウナー系には惹かれないのでポイント低めだった。
やる気ないってだけじゃなく、何考えてるかイマイチわかんないのよね~。
二番目の家の前で会った時、「今帰り?^^」と気さくに話しかけてみたら「その質問意味あるの?」とばっさり切り捨てられてイラッ。(^ω^#)
更に「気にしない」を選んだら「そういうのが一番ウザい」と更に好感度下がってイラッ。(^ω^#)

ダメだーーー私ソラと相性最悪だーーー!!!と、その後は腫れ物に触れるように扱ってたんですが、神南の誘いのくだりとか、ケータイを買い戻すくだりとか、主人公のことを思ってくれてるのは確かなんですよねえ…。特に無駄にカロリー消費したがらないダルダル野郎のソラが、割り勘とは言え主人公のために五万BPも出そうって言ってくれたのはだいぶ見直しました。

・ニア珠玉友情。

icon_wu_nia.jpg

このスチルのニアやたらセクシーよね…。

話的には夢の世界だと迷ってるニアに、この出会いは夢なんかじゃないよ!!って言うストーリーか。最終的にはニアも納得してED後も仲良く函館生活を過ごしてるみたいだけど、こっちとしては夢の世界にしか思えないのでフクザツな気持ちです。ニアの夢はまだしも主人公のフラッシュバックはね~…。フラッシュバックで音楽家としての力取り戻していくし…。主人公のケータイもニアのカメラもセーラー服の話もトロイメライも、すべての要素が「函館天音は夢の世界」と物語っているので余計に怖いです。

まあでもニアとたびたび出かけてデートするのは楽しかったです。主人公にひそかに憧れを持っていたけど、とても合奏しようなんて言えなかった…という、ニアの秘めたる思いも知ることができて良かった。
正史やASでのニアは、主人公や数々の個性的な音楽家達と出会えたから函館に戻ることはなかった。けれど主人公と本当の意味で友人にはなれなかったニアの後悔が、ニアを函館の夢の世界に導いたのかなあと感じた。

しかしニアはほんと声が好きだわ~。冬海ちゃんと同じ人なんだよね?全然違うタイプだけどどっちもそれぞれ好きだし、この声優さんはもっと売れていいと思う。

・トーノ珠玉。

icon_wu_tono.jpg

函館天音は夢の世界でほぼ確定だけど、それが誰の夢かっていうとトーノの夢なのでは、と思ってしまう。ソラクリア後にどう思うか分かんないけど、トーノEDを見た限り主人公はトーノの願いに引っ張られて函館に来たというのが一番しっくりくる。要するにトーノが函館のメインヒーローのように見えました。

トーノの正体については…トーノがガチで魔法を使ったところとか、魔法の種類について語りだしたとこらへんでだいたい分かりました。AS天音のラストで消えてたのもあるけど、「もしかして妖精なんじゃね」と。「魔法には変わるものとずっと変わらないものがある」って台詞でリリを思い出したんで。
もうトーノルートは切ない!旅行とか「この夏が終わっても~」とかもそうだけど、時計を何度も直すくだりも「トーノがいなくなったらもう時計は直らない」臭プンプンでずっと切なかったです。もう止まるたびに不安になるんだから新しいの買おう!

キャラ的にはだるだるローテンションのソラとは対照的な、陽気ないい人だな!というのが第一印象だった。しかし話が進むと、明るすぎてこれはこれで若干病的だなとほんのり思っていた。まあそこんとこは妖精だから、疑うことを知らない純粋過ぎる性格なのかもしれない。

トーノの過去話や、主人公の「愛のあいさつ」に巡り合う瞬間とか、とにかく切なくて何度も涙腺が緩みました。ずっと主人公を探していたんだな、けどその主人公に輝きは失われていて、最後についにもう一度主人公に巡り合えたんだな…と思うと、もうトーノが函館のメインだと思ってもしょうがないでしょう。
どの学校に行っても主人公は最後に輝きを取り戻すけど、トーノ本人がそのきっかけになりたい、その時自分がそばにいたいと強く願った果てが函館天音なのかなあと感じました。他のディスクでのEDで、主人公を見つけたトーノはどんな思いだったんだろうか。気付けたんだろうか。幸せだったんだろうか。

ED後、当然のように時計は止まり、当然のようにヴァイオリンを弾いている主人公にもウルッときました。
この主人公がこのまま函館に残留していたらまたそこはかとない怖さがあるんですが、現実の世界に戻っていればまさにひと夏の、蜃気楼のような夢として綺麗に終わる気がします。個人的にはそうであってほしい。トーノも主人公をいつまでも夢の世界に縛り付けるのは本意ではないだろうし。

◆と言う感じで一周してきました。
オマケとしては長いけど、ASとしては短めなので、サクッとソラEDも回収してきます。
曲を全回収するのには最低三周必要だけど、曲のために三周目するかは分かんない。考え中です。

天音終了!

2015.11.22 16:08|金色のコルダ3 AnotherSky
天音三周目、「やさしい」で氷渡、七海逆注目、天宮逆注目回収してきました。あとノーマルEDも。

・ソロコン後の花火大会は「ふつう」限定なのかなと思ってたけど、今回も普通に発生した。
他にも天宮と冥加のやり取りが地味に増えていて未読の部分もちらほらと。難易度関係なくて好感度平行してあげたら絡み増えるとかそんなんだろうか。相変わらず凝ってるなあ。

・氷渡珠玉ルート。

b_180180_hido.jpg

序盤は大急ぎで好感度上げないとイベント見れないのに、終盤まで好感度リミットが700で固定される困ったヤツであった。条件整ったらサクサクイベント起こしておかないとギリギリですね。

彼についてはもう何から言えばいいのか…まずはそのちょろヤンぷりですかね。チョロいヤンキー。
デッサン授業イベでぼっちになってるのも既に笑えるんだけど、デッサンに誘うと「俺に恩を売っておこうって魂胆か?その手には乗らねえぞ!」と身構えながらちゃっかり背景では好感度上がってる、そのチョロさプライスレス。ほんと素直で可愛いやつだよ氷渡は。

主人公に救われてからはたびたびトリップして、女神云々言い出すのは言うまでもなく面白かったです。謎の空間で冥加に捨てられるスチルも爆笑した。氷渡君妄想力豊かよね。
主人公の笑顔に弱くて、笑いかけると安定して面白い反応が見れるのは火積君を思い出しました。とりあえず笑いかけておけば正解なので、執拗に笑いかけてたら「わざとやってんだろ!」と言われ、「サーセンwwwわざとですwww」ってなった。しかしゲーム内の小日向は素でやってんだから手ごわい。

終盤のイベントは、氷渡が先生に向いてるっていう将来を提示するためのイベントか。個人的には努力だけで上り詰める努力の天才、という線もなかなか好きなんですが(努力できるってのも才能だと思うし)、まあ先生でもいいんじゃないでしょうか。氷渡はなんやかんや面倒見いいし、教えるのうまいし。確かに見た目は先生ぽくないけど、芸術系の先生なんだからちょっと個性的なくらいがちょうどいい。それに4に出る1のモブ生徒みたいに、いつかこの先のシリーズで氷渡が先生として出てきたら素敵やん?

という感じで氷渡はいけすかねえ腰ぎんちゃくに始まり、女神、チョロヤンと、色んなところでたいへん笑わせてくれました。ドルチェイベではLv3で一気に声が優しくなるのがときめくよな…。

・七海逆注目。

b_180180_nanami.jpg

天使だった。七海きゅん可愛すぎるやろぉぉおおお…!!
七海君に頼まれると主人公も「承知する以外の選択肢が見つからない」とメロメロなのに笑った。
ストーリーも土岐先輩に弟子入りした時点で微笑ましい。というか非攻略キャラがここまで絡んでくるのってこれが初めてじゃない?これが正史(3本編)では師弟どころかほとんど絡みがないのが惜しすぎる。4で自由にアンサンブル組めるなら絶対土岐七海で組ませる。そしてまた弟子入りしてください。

空回り期間は可愛くてニヤニヤしながら見守ってたんですが、茶屋デートのリススチルが可愛すぎた…天使だった…あのスチルはプレイヤーにありのままの七海君が一番だよぉぉぉおお!!って思わせるためのスチルですよね。まさにそうでした。そう思いました。
しかし空回り期間は可愛いだけのギャグパートではなく、空回った結果曲の新しい一面に気付けたり、些細な気配りが身に付いたりと、「空回っていた時間も無駄じゃなかった」というところに落ち着いたのはさすがでした。
ワタワタしながらもちょっぴり成長できました、っていう、七海君らしいほのぼのしたルートだったなと。

・天宮逆注目。

b_180180_amamiya.jpg

愁情な主人公と言うと大地先輩の「儚げ」、七海君の「大人っぽい」とか色々あったけど、天宮先輩の場合は「情感に溢れていて感情の起伏が激しい」という感じか。愁情主人公については制作側もイメージを作りかねてるような印象。
ともすればヒスっぽくなりそうで最初は一抹の不安を覚えましたが、中盤からは天宮君の迷走っぷりの方がなんだかよくわからないことになってました。
お化け屋敷では主人公を驚かせてSに目覚めたのかと思いきや、バラでわざと手を傷付けるのはMぽかったり…いや、主人公がアワアワするところを見たかっただけだから結局Sなのか?いや、主人公に怒られたかったからMなのか?私天宮さんの考えてることわっかんねーよ!さすがニアに「一二を争うほど厄介な男」と言われるだけのことはある!

最終的には「色んな顔の主人公が見たい」「どんな顔の主人公も好き」というところに落ち着いたようなので、もう無茶はしなくなりましたよ~ってことでいいのかな。

個人的には天宮さんは、デレてからの表情豊かな天宮さんより、デレる前のちょっと眠そうな、棒っぽい演技の天宮さんの方が好きだったりします。
函館朝市の「タコは愛嬌がある」「ナマコは捨て身だよね」「イカは食べ物」「それか画材」とかいう天宮ワールド全開なとことか好き。
けど落ち込み期間中、普通の顔で必死にご機嫌取ろうとしてくる天宮さんは可愛かったです。練習室から出たら待ってるスチルの「遅いよ」「もう待ちくたびれた」はめっちゃ可愛かった。

◆と言う感じでAS天音、全EDコンプしてきました。
・イベントは敗退イベを除けば1~2個抜けがある程度かな。ドルチェイベはコンプしました。まあ9割コンプしたと言っていいでしょう。

・スペシャルもガーッと見てきました。冥加の穏やかな顔はかっこいいし、天宮のは色気あってドキドキできたし、響也は幼馴染の距離感がイイ!やっぱり好きです幼馴染!
面白さで言えば食事会準備の二つが面白かった。響也逆注目のコンサートブッキングもそうだったけど、響也と冥加の組み合わせはやっぱり面白い。どの選択肢も面白いんだけど、買い物かごを響也と半分こで持とうって言って、響也がデレデレしてる時に冥加が「やかましい」って突っ込んでくるのとか特に好きでした。
天宮の暴走は「七海じゃ止められないだろう」って冥加が言ってたけど、最終的にはちゃんと止められたようで良かった。
惜しむべくは食事会最中の描写がないことである…!見たかった!そして食事会やるなら氷渡も誘ってやって!!

・さて、長かったASライフも残すところあと函館のみ!
函館攻略キャラは三人だけらしいけど、ボリュームはどの程度なんだろう。オマケ程度なら一周で全ED見れそうだけど、他のASと同じく珠玉と逆注目あるなら最低二周必要だし、曲もレベルごとに三種あるなら最低三周はしないとコンプできないよね。
まあのんびりやっていきます。

ただこの愛のあることを知ってくれ

2015.11.14 18:17|金色のコルダ3 AnotherSky
天音二周目クリアしてきました。
予定では難易度「ふつう」で氷渡、冥加珠玉、響也逆注目を回収するつもりでしたが、序盤でうっかり氷渡のフラグを折ってしまって二人だけとなりました。第二セクションくらいまでは表現回収が忙しくて、ついついメモ見忘れちゃうんですよね~。けど氷渡は地方大会がちょっとした山場になってるので、ここしっかりメモ見ながら丁寧にやっていかなきゃいけないらしい。三周目は注意します。

・難易度「ふつう」のイベントって言うと、恒例の仲間イベントとセミファイナル後の花火イベなのかな?
天宮の登下校イベでも未読の部分がちらほらあったんだけど、これは難易度と関係あるのか、それとも元々登下校イベにバリエーションがあってランダムなのか…。なんとなく後者のような気がするけど、どちらにせよなんでこんなに天宮だけ凝ってるんだろう。響也とも登下校したかったん…。

天宮&七海は狙ってなくても技術レベルのためにちょくちょく二人練習してたらホイホイ上がり、花火イベ回収できました。が、さっき書いた通り氷渡は序盤でぼっきり折れてしまったので、三周目も氷渡のために「ふつう」でやらなきゃいけないっぽい…。うーむ。ドルチェイベもそろそろ真面目に回収したいから、BPのやりくりで手間かけたくないんだけどなあ。どうすっかねえ。

・仲間イベは安定の楽しさでした。
ピアノの譜面の羊も可愛いし、七海がカッコイイ基準で楽譜を選ぶのも可愛い。特に好きなのは氷渡に「冥加が小日向にアイスをおごってやれと言ってた」とか吹き込むやつです。直後に冥加が来てヒヤヒヤするのも面白かった。
面白い選択肢はついつい選んでしまうので、この周回の小日向はかなりの小悪魔…っつーかイタズラ小僧みたいな女の子だった気がします。冥加が去った理事長室で冥加の椅子に座ってみたり、練習室で冥加のブレザー羽織ってみたりやりたい放題。冥加を振り回しまくってるのが楽しくてしょうがなかったです。

・響也逆注目ルート。

b_180180_kyoya.jpg

今回冥加珠玉を回収してたってのもありますが、もしかして響也珠玉と冥加珠玉は平行してできないっぽい?まさかラスボスが変わる展開になるとは思わずびっくりしました。さすが三作目だけあって凝ってるなあ。
しかし珠玉ルートでは「幼馴染というぬるま湯から抜け出さなければ恋愛も音楽も成長はない」というのがテーマで、逆注目では「昔のままの響也でいい」と真逆だったので、「今のままの俺たちでいいんだよな」という話になっていくのはな~んか据わりが悪いというか、バッドとまでは言わないけど良くはないルートというか…。セミファイナルで負けたのも要は幼馴染の関係から抜け出せず成長しなかったから、ってことだしな…。

まあでも珠玉の時と同じく響也が落ち込んで挫折して~って流れをされてもめんどくさかったので、案外アッサリ立ち直るこのルートもこれはこれでよかったです。「お前ほど単純じゃねえんだよ」ってタイトルを見た時はまた荒れるのかと身構えてたけど、主人公に呆れつつも癒される話だったし、度々あるデートは素直に楽しかった。そう、このルートはあちこち響也を引っ張り出してデート行くのが楽しかった!響也も最初は「めんどくせえ」「子供っぽい」と嫌がるけど、連れ出すとすぐ乗せられてはしゃぐし。まあ響也が子供っぽくなるのも、つまりは主人公が原因なんですけど。

どのデートも楽しかったけど、一番楽しかったのは冥加とのコンサートブッキングですかね。何やかんや意気投合しそうになるのも楽しいし、ゲームで決着付けようとワチャワチャしてるのも楽しかった。響也が「なんでこんなやつと並んでゲームしなきゃなんねえんだよ」と嫌がるも、冥加の方は「敵前逃亡か?」とノリノリなのがまた楽しい。こういうところがほんと冥加。ノコギリザメを安全牌と言うのも面白かったです。どういう基準だよ!

最終的に「変わらなくていい、ありのままの俺達でいい」という結論に辿り着いた時は「これまんま珠玉ルートでアレクセイがダメって言ってたことだよなあ」となんとも微妙な気持ちになりましたが、祝賀会の庭で、最後の最後に「でも完全に昔のままって訳じゃなく、どういう曲か考えるようにした」と音楽面の成長を見せ告白してくれた。珠玉ルート程ではないけど、まあちょっぴり成長できたね、という感じかな。
けどやっぱそう思うと話的には響也は珠玉ルートが一番まるく収まってますね。ただ珠玉ルートはシリアス成分多いから、萌え成分補給するなら逆注目って感じか。うーん、話的には珠玉のが綺麗でドラマチックなのは満場一致だと思うけど、逆注目の高校生デートも楽しかったからこれはこれで捨てがたい!

・冥加珠玉ルート。

b_180180_myoga.jpg

改めて感想をまとめようとすると、どういう話だったかうまく思い出せない…。ただただ冥加を振り回して反応を見るのが楽しかったことしか覚えてない…。
弁当でにしんのパイをあげたら、肩を抑えて悔しそうに「うまい」って言う立ち絵が土下座シーンの立ち絵と同じで笑ったことはハッキリ覚えている…。とにかく動いて喋るだけで楽しかったです。後半は主人公の些細な言葉にデレてくれるようになるのでなお楽しい。
話的には土下座シーン熱い!ツライ!とか言うべきなんでしょうけど。確かにあそこは冥加があそこまでしてくれて感慨深かったけど。あと花火イベで冥加を選ぶと、シュトゥルムを弾かせてもらえるのがうれしかったです。自分がシュトゥルムに触れてもいいってのもうれしいし、最愛であり憎むべき女性が父の形見である愛する楽器を弾くとか、冥加の至福、ここに極まれりってとこだろう。どんな気持ちで冥加が聞いていたのか気になる。

まあ書くことがないっつーのは、要するに冥加の主題になる「主人公への愛憎」ってのが、3本編でもAS逆注目でもだいたい一緒なんですよね。つまりもう過去にさんざん見た気がする。ンマー冥加の存在自体が主人公への思いで出来てるので、ここは絶対に譲れないポイントなんでしょう。むしろこの話を省いてしまうとそれは冥加ではない。
誰より主人公に執着し、主人公への思いを糧に生きてきたのに、愛情を自覚すると「お前を手に入れたいとは言わない」「ただこの愛のあることを知ってくれ」とどこまでも慎ましいのはグッときました。今まで乱暴に扱っていた憎むべき敵が運命の人に代わり、どうやって触れればいいか分からない、触れれば傷つけてしまうかもしれない…と、あの冥加が臆病になってる様がひしひしと感じられて。

ヴァイオリンロマンスと金色のコルダ(弦)の話はちらっと挟むだけで、「愛のあいさつ」もエピローグで流すだけでしたが、他キャラではさっぱり触れられなかったのでやっぱり冥加が3シリーズのメインヒーローだったんだなあという感じだった。

ラストではアレクセイが消え、トーノも消えた?っぽいけど、彼らは妖精の国に行ったってことだろうか。ソラはニアときょうだいらしいし普通の人間なのかな?いや、そもそもニアが正体不明だしな…。しかしどっちかってーとソラの方が儚げだったのに、消えるのはトーノの方なんだ?どんな魔境なんだ、函館天音…。

◆という感じで二周目終了。
三周目では愁情主人公で氷渡と天宮・七海の逆注目を回収する予定。取りこぼしてるイベ確認して、難易度「やさしい」でサクサク回収したいんですが、氷渡のために「ふつう」にするかはちと考え中。取り逃してるイベントが少なかったら「ふつう」で頑張って、多かったら「やさしい」にしようかな。

さて三周目の準備しましょうかね~。
ちなみにこの周回でメモった言葉は氷渡の「小日向!お前には空気を読む機能が付いてないのか!?」でした。この言い回しは今後も使っていきたい。ありがとう氷渡。
| 2019.07 |
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

早

Author:早
飽き性。めんどくさがり。
名前は「ゆう」「早(はや)」どちらでも。
とび森住人のきろく
マイデザお借りしてます

◆ご案内◆

更新のお知らせは
twitter@iiyudaneにて
趣味や日常の雑多垢です

(2013.5.21-)

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

最新コメント

リンク

月別アーカイブ

  • ページトップへ
  • ホームへ