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完全に黒歴史ノートでしたありがとうございました

2016.04.30 18:41|逢魔時~怪談ロマンス
四周目密ED、密真相ED
五周目日比谷真相ED見てきました。

◆密ルート。
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・案の定主人公は一家殺害事件の被害者(というか生き残り)だった訳だけど、まさか諸悪の根源が密だったとは思わなかった。
一応ポジションで言えばメインヒーローなのに、ここに生粋のド畜生を持ってきたチャレンジ精神は評価したい。
…いやぶっちゃけ、それ以外に密の良いトコって思いつきません…。普通に胸糞悪いだけの妖怪な気がするんですが…。他キャラと比べてもコイツだけやってること凶悪過ぎるでしょ…。キツネとかワンコなんかもはやペットですよ。ただのモフモフですよ。遠野は鬼と言いつつただの不良だし。

・主人公も「弱いものいじめはつまらないけど、強いやつと喧嘩するのはオッケー☆」みたいなのを持論にしてるけど、密ルート序盤で教師をからかってるのは普通に弱い者いじめにしか見えなくて胸糞悪かったです。いじめと悪戯の違いなんて自分のさじ加減じゃねーか。「遊んでるだけだからw何本気にしてんのw」と言いつつイジメしてるクソガキと同レベルでした。

・密に至っては弱いものイジメだろうと虐殺だろうとなんでもアリな性格らしく…。
まあメインキャラが殺人する乙女ゲーなんて、戦記ものやファンタジーならよくあると思います。そこについては別にそういうもんだと思う。戦争ものじゃなくても、何ならサイコパスの犯罪者だって納得できれば魅力的に見えるもんです。
けど密の殺人や悪ふざけは普通に胸糞悪いんですよね。この違いなんだろうと考えてたんですが、これは密や主人公や他のメイン妖怪達がただのチートキャラだからかなと思いました。まあ密が悪いというよりガバガバ過ぎる世界観が悪いってのもありますが。

普段は人間を忠実に真似て学校ごっこ(笑)してて、休日や放課後は人間の町で人間に交じって人間の施設を利用する。映画やテレビなんかの娯楽も当然の如く嗜む。暮らしぶりは人間そのもの。
そんな感じで人間的な世界観の良いところは徹底的に利用するけど、お金や自宅など、人間にとって欠かせない現実的な問題は全スルー。
そのくせ人間のことは基本バカにするし、殺そうと思ったら簡単に殺せる。完全に人間より上位の存在で、殺すことによる良心の呵責なんてないし、何らかの報いを受けることもない。
…こうして書くと本当に中二ノートだな。世界に愛されたチートキャラが自分に都合のいい理屈で無双してるだけなので、そりゃ胸糞悪いのも当然か。飛浦や店の店主が人間を馬鹿にしながら盛り上がってるのも引きました。そんなに妖怪様は素晴らしいなら人間の真似事なんかせず世界征服でもすればいいんじゃないですかね。

・メインヒーローのルートで本人と敵対するってのは面白かったけど…それくらいですかね…。
密が臭くなり始めたとこらへんはワクワクしましたが、いざ真相ルートで密との過去が明らかになると思いのほかしょーもなくて拍子抜け…。
まあ「一緒に過ごしていくうちに好きになった」というのは定番かつ納得できる理由ですけどね。普通の恋愛においては納得できるけど、たったそれだけの理由で家族皆殺しにされて自分も人外にされるとなると、主人公は変なのに目つけられてご愁傷さまとしか言いようがない。ありがちでもいいから主人公が密のトラウマ救済してたとか、うっかり禁忌の契約を結んでしまったくらいのエピソードは欲しかったです。主人公も主人公の家族もそんな悪いことしてないので完全にとばっちり。プールにダイブの流れは良かったけど。

・序盤「抱き潰す」と言いながらイチャイチャして同じシチュを終盤に持ってくるとことか、指輪を使うとことかは良かったと思います。
何でも知ってると思っていた悪友のことを、実は何も知らなかった。いつかこいつを殺してやるけど、それは今じゃない。…と愛憎入り乱れる関係もなかなかそそられるものもあった。
しかし密本人の魅力が感じられなかったので、一段落終わった後のイチャイチャパートでは強制スキップ解禁しました…。
密つったら主人公に執着してるだけで、「実は優しい」とか「意外とまじめ」とか、そういう分かりやすい長所が全然見えてこないんですよね…。前述の通りの胸糞悪さで私からの印象は最悪だし、主人公に執着し始めた理由もお粗末だったし。まあ特に理由がなくても執着し、執着し続けることそのものがヤンデレキャラの魅力なのかもしれませんが。それにしても付きまとうだけで勝手にヤンデレ化って、はた迷惑なヤンデレやな。

◆日比谷ルート。最初から攻略サイト見て真相ルート直行しました。
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・主軸になる弟を巡っての攻防は密ルートと変わりない様子。
日比谷真相EDでお別れになるのは意外でしたが、相変わらず色んなことが引っ掛かりすぎて「あ~こういう悲恋ぽいのやりたかったのね~」くらいで特に感動はなかった。

・つーのも全部が明らかになっても密が何考えてるのか分からんのよね。
主人公が日比谷に惹かれ、その日比谷が人間に戻ったとしても、どうあがいても主人公は人間には戻れないんだから、もう日比谷弟はほっとけばいいと思うんだけど…?日比谷が人間に戻ればライバル消えてラッキーまである。

主人公と日比谷をくっつけたいのか、自分と主人公がくっつきたいのかイマイチ分からなかった。「囲ってあげる」とか「人形にしてあげる」とかなんとなくエロ危ない言葉で誤魔化すんじゃなく、ハッキリ気持ちを言って欲しかった。
「主人公が日比谷を好きなのは気に入らないけど許す。でも日比谷が人間に戻って残された主人公が人間に焦がれるのはダメ。主人公を繋ぎ止めるために日比谷、日比谷を繋ぎ止めるために日比谷弟が必要」ってこと?
何にせよ小さい男だなと思わざるを得ない。男なら腹括って自分で引き留めてみせろよ。まあこういう臆病で矮小なヤンデレ感が彼の魅力なのかもしれませんが。

・あとは主人公は妖怪になった当初日比谷みたいに人間の匂いで騒がれなかったのか~とか、主人公の記憶を消せるくらいの力があるなら日比谷の記憶も消しとけよ~とか、そのへんもあやふやなのでつつこうと思ったらいくらでもつつける。
自宅がないのにどこで弁当作ってるの?とか、どこで私服に着替えてるの?とかそういうツッコミも全部野暮ってことですね。妖怪だもんね。
「妖怪は正確な年齢なんて分からないけど…」って話が色んなところで出てるのに、3年の廊下を2年が歩いただけでネチネチ言う小物先輩が出たくだりは笑いました。年齢の概念が薄いのに、人間のこんなしょーもない部分まで完コピする妖怪様はさすがですね。
ここまで来るとこの作者は矛盾に気付いてないというより、そもそもおかしいと思ってなさそうです。え?これの何がダメなの?って感じ。

・日比谷先輩自体はコテコテの優等生委員長でそれなりに萌えポイントもあった気がしますが、もうあらゆる設定がしょ~~~~もなさ過ぎてこのへんに来るとプレイする意欲がどんどん削がれていきました。このゲームは真面目にやるだけ無駄。というかやるのが無駄。
手を組むだけで「責任を取る!」と動揺しまくってた堅物童貞先輩なのに、思いが通じ合ったら普通に保健室で致しちゃうのも萎えました。まあロゼゲーだからしょうがないね…。エロはノルマだからね…。

◆という感じで一応全員一通りED迎えました。
・最初から思ってたけど妖力が口から吸える設定(付き合ってないうちからディープキスできるよ!やったね!)もほんと同人くさいし、主人公の磯姫設定も日比谷ルートで「あ~吸血お色気パートが欲しかっただけなのね」と真顔になりました。そうね、吸血は乙女に人気だから入れないとね。

・主人公の妖力発散させなきゃ連呼は色んなところで「クドい」とネタにされてるところを見たので、これについては心づもりできてました。まあ身も蓋もないことを言うと、妖力発散するだけなら一人で空に向かって妖術空撃ちしてればいいじゃんとはメッチャ思うけど、それは何故か触れられないので無理なんですね、そうですね。

それ以外で個人的に気に入らなかったところは、他キャラ含め素直な言動を取ろうとしたり王道展開が始まると、いちいち「ベタ」「寒い」「私は偽善者じゃないけど」「ホームドラマみたい」「恋愛ドラマみたい」「映画のワンシーンみたい」「正義のヒーローみたい」と長々言い訳しながら結局テンプレ行動取るところですかね…。もう分かったからさっさとやれよと言いたくなる。
「弱いものいじめはつまらない」と言うだけでも「いや、私はそんなこと気にする偽善者じゃないけどね。でも弱いものいじめは気分悪くなるからイヤなの。正義のヒーローなんかじゃないけどね」といちいち言い訳。
そうね、主人公ちゃんは普通のヒロインと違って変わり者なのよねすごいね。このゲームはちょっと変わった乙女ゲーなのよね。ここはたまたまテンプレ展開になるけど不本意でしょうがなくやってるだけで普段はこんなもんじゃないのよね、分かった分かったすごいすごい。

特に「○○ドラマみたい」という表現は色んなルートで何回も出てきて、他に何か言い方ないんかと思った。テレビっ子か。テレビや映画のセオリーを熟知してる妖怪ってのもおかしいけど、これは主人公は元人間という伏線といいように解釈することもできる。でも他の妖怪も同じような言い回し使ってるので作者は絶対そこまで考えてないでしょう。このゲームに整合性は期待してはいけない。

・楽しもうと努力はしたつもりですが、結局最後までしょーもなかったです。
恋愛描写に限ってはまあアリとも思えるけど、他の部分が無視できないレベルでアホ臭すぎて…。多少アラがあっても愛せるゲームはたくさんあるけど、この作品は足元からアラだらけで愛せる隙すらないというか。
詳細レビュー書くつもりはないけど総合的には星1、中学生の黒歴史ノートという評価で安定。あらゆる面においてチープでした。

・ツインパックで「黄昏時」も買っちゃったからどうしようかと悩んでましたが、このままのテンションで続けてもグチグチ言う未来しか見えないのでもうやめときます。愚痴ばっか垂れ流しても読んでる方も楽しくないしね。
何よりパケ裏のあらすじだけ見てみたら、「季節は春。妖怪なので学年は変わらないものの、新学期が始まる。新しいクラスになって間もないうちに~」って文面が既にアホすぎてやる気が削がれました。つくづくよくこんな設定で売ろうと思ったな?????このガバ設定で一本書き上げたことだけはほんとスゴイと思います。

「黄昏時」を除けば残るPSPゲーは一作のみなんですが、それもロゼゲーのうえ間違ってFDを買ってしまってもうどうしようか状態です。もうPSPは卒業して本格的にVitaに移りましょうかね…。これが私のPSP最後の作品と思うと微妙な気持ちになりますが。はああ…。
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これは学園ものこれはがくえんものコレハガクエンモノ

2016.04.28 20:28|逢魔時~怪談ロマンス
そう暗示をかければそこまで悪くない…のかもしれない。
二周目由良城、三周目遠野ルート終えてきました。

・前回はあまりにもボロクソ言い過ぎたかなと思ってちょっと反省しました。
とにかく「何十年も同じ高校に通い続ける」設定が癌だと思ってましたが、改めて説明書を読んでみると「永遠にも思える変わらない日常を過ごしていた主人公」という言い回しはなかなか趣があるようにも見える。「妖怪たちの永遠のモラトリアム」というとなんだか退廃的幻惑的狂気的というか。年を取らずに同じ学生生活を過ごし続ける…というとなんだかぞっとしないものがある。

・けどそういう方面で考えてみても…やっぱ無理があるよなあ…。
何がアカンって学校ごっこのクオリティが高すぎること。年を取らないまま何十年も同じ学校に通ってるのに、妖怪たちの暮らしぶりは普通に学校に通っている人間の現役高校生を忠実に再現してる。
何十年も同じ学校に通い続けるという経験がないので私には分からないけど、何十年も学校ごっこやってたらさすがに飽きるでしょ。勉強し続けてるんだからもう皆研究員並に知識めっちゃありそうだし、テストで出す問題もなくなってきて百点出す生徒続出しそう。というか人間ならまだしも、妖怪にそんな学ぶべき学問はあるのか?そこまで妖怪の学問は発達してるのか?クラスメイトなんてもう家族みたいなものになりそうだし、学校全体が顔見知りになりそう。
…しかしこの妖怪たちは相変わらずテストで一喜一憂するし、自習やテスト前の勉強は欠かせないし、有名人のはずの主人公の顔を知らないモブもチラホラいる。倦怠感のカケラも感じさせない、ピチピチの高校生そのもの。何十年も学校という檻に捕らわれ続ける閉塞感などかけらも感じさせない。

学校ごっこをするなら生徒役だけでなくもちろん教師役職員役が必要になる。
子供の遊びではなくここの教師はちゃんと試験問題作るし結果を集計して張り出すし、教科書や教材、制服も用意する。選択科目があるところから、カリキュラムも普通の高校並みにはちゃんと考えていると推測できる。修学旅行の手配なんかは人間の宿を取らなきゃいけない。
これらを全部学校ごっこ、無償でやるとなると相当しんどいだろう。人間の学校の先生とやってることがそう変わらないんだから。

更にどうしても立ちふさがるのが金銭面の話。
妖怪同士のお金のやり取り(学費・カツアゲ)は、これも学校ごっこ、カツアゲごっこということでギリギリ済ますことができる。職員の人件費はごっこ遊びなので全部ナシ。
教材費や学食の食材、旅費はどこから出してるのかは謎だけど、学校側のエライ人がボランティアで出してくれていると思い込むこともできる。(かなり苦しいけど)
しかし人間とのお金のやり取りはごっこ遊びでは済まされない。生徒らは普通に人間の町で飲み食いしたり買い物したりして遊んでる。その時ちゃんとお金を払ってる描写があるし、金銭感覚も現代の高校生的(呪いや葉っぱのお金で化かし放題買い放題とかじゃない)ので、彼らはどこかからか収入を得てるということになる。学生の収入と言ったらバイトじゃなければ普通は親から。和泉由良城は家族がいるので、親からお小遣いをもらっていると考えるのが自然。主人公には家族はなく(というか過去・出生に秘密があるような描写)家もなく、寝床は「闇」とのことなので、どこからお金が沸いてるのかは謎。あしながおじさん的な何かから援助を受けてるのかもしれないけど、そうすると彼らは「保護者に金を出してもらいながら何十年も学校ごっこで遊んでいる」という、どうしようもなく情けない状態ということになる。やっぱ詰んでる。

真相ルートでこの違和感が全部解消される可能性もあるにはあるけど、大部分のルートで違和感を放置してる時点で構成ミス。何か大いなる呪い的なもので学校ごっこを強いられているにしても、それに対して疑問や不満を持つ者が一人もいない。全員洗脳されてるのだとしても、それならそれなりの末期感や狂気が演出できていない。
主人公は何かしら抱えてるように見えるけど、学校への違和感というより自分の出生っぽいし、真相ルートで主軸になるのはたぶんこっちの方だろう。何よりこの作者な~んも考えてなさそう。学校ごっこに対して納得できる説明が出ることはもう期待できない…。
恋愛面はクセのある主人公とエロが時々引っかかる程度でブナンにまとまってるだけに、ほんとごっこ設定が惜しい。普通の魔法学園ものだったらどんなに良かったか…。なぜ普通の魔法学園ものにしてくれなかったのか…。何十年も学校ごっこはどう頑張って良い方に解釈しようとしてもダサ過ぎる…。

◆二周目由良城ルート。
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・君のためなら死ねるを地で行く由良城に、いまいち本気で人を好きになれない主人公が興味を抱いていく流れが面白かった。
本棚の下敷きになりながらイチャイチャはどうかと思ったし、由良城を弄ぶような主人公の発言は性格悪いなと思いましたけど。つってもこれは言葉が足りなかっただけで、付き合うキッカケとしてはこういうのもアリだと思います。
自然と主人公が由良城に惹かれていく過程が描写されてたと思うし、由良城も主人公に影響されてしたたかさを身に着けた…ってのも良かったんじゃないでしょうか。
惚れ薬のくだりが出た時は、このゲームのことだから絶対やらしいことに使うんでしょ!エロ同人みたいに!!って思いましたが、意外にもこれをキッカケに主人公が誠実になったので見直しました。

・由良城家の典型的なアットホーム大家族は、「彼氏の円満家庭に快く迎えられる主人公」という図をやりたかっただけで深くは考えてないんだろうな…と思いましたが。
いい歳してるだろうにいつ行っても勢ぞろいしてる家族…。由良城が学校ごっこしてるのをこの兄や親はどういう風に見てるんだろう…とか考えだすとまた闇に落ちるのでスルー。
「うちに住みなよ」「はいっ!」で結婚成立するのは、親も戸籍もない妖怪ならではの身軽さでこれはこれで良かったと思います。

◆三周目遠野ルート。
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・硬派な不良×猫×子供。ザ・ベタ&ベタ。
それは別にいいんだけど、何かにつけて主人公が「寒い」「ベタ過ぎる」と突っ込むのが寒かった。別にベタでもいいじゃん。「こんな設定ベタ過ぎて寒いよね~www」って言い訳しながらベタ設定に頼る方が寒いわ。やるなら堂々とやれ。

・まあそれにしても本当にベッタベタなキャラでしたが…。
小妖怪を助けるくだりや子供をあやすくだりは遠野の内面や成長を見れて良かったけど、子猫まで出てきた時はさすがに笑いました。とにかく出てくるイベントがことごとくベタで、「これを妖怪ものでやる意味はあるのか????」と思うくらいでしたが、まあ話の流れ的には良かったと思います。人魂イベや万華鏡イベはきれいだったし。
喧嘩相手の気に入らないアイツと意外な趣味で意気投合、周囲には隠した秘密の関係ってのも好みでした。まあこのゲーム内のキャラ達が映画を批評して「主人公が優柔不断で好きになれなかったけど~」とか「終盤のご都合はもう少しなんとかならなかったのかしら~」とか言ってるのは乾いた笑いが出るんですけど。このルートの主人公は特に鈍かったし。

・遠野のキャラは「典型的な硬派タイプ不良」。の一言で全部表現できてしまうくらいテンプレなんですが、やっぱり惹かれあう描写は割と丁寧で良かったです。
主人公が好きって認めるまで一番時間かけたしな。まあ好きって認めて即致しちゃうのはロゼゲーだからしょうがない。
あと認めるのが遅かったのは過程を丁寧に描いたというより主人公の出生に関する伏線ぽいですけど。まあ磯姫の妖怪って言われてるけど十中八九元人間なんでしょう。それにしては由良城ルートではほとんど気にせず、和泉ルートに至ってはまったく気にせずゴールインでしたが。

総合すると、遠野はベタ過ぎて他に言うことがないキャラだけど、ポイントはちゃんと抑えてくれるのでベタなりに良かった。それより寒いベタと突っ込む主人公の方が寒かった。…って感じでした。気持ち悪いわね!って殴るくらいならケンカップルぽくて良かったんですけど。

◆次は密と日比谷あたり狙ってきます。

妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖怪とは?妖か

2016.04.24 20:30|逢魔時~怪談ロマンス
そればかりが脳裏を過ってまったく集中できなかった一周目。
久しぶりに能面モードになったゲームでした。

私にとってのロゼ作品二作目、「逢魔時」。
倒産騒動の時にウッカリ雰囲気に呑まれて駆け込み購入したPSP版です。ノベルゲーをぼーっとしたい気分だったのでやってきました。
タイトルから察せるように、以下全否定ボロクソ感想文だゾ☆

・なるほどこれがロゼの主人公。
私のロゼデビューの作品になった「ブラックコード」の主人公は割と正統派だったんですが、今作の主人公は確かに「あ~~これがいわゆる『ロゼ主人公』なんだな…」としみじみと思った。
「馬鹿馬鹿しいとは思うんだけど~」、「弁えてはいるが~、」等、「本当はちゃんと分かってるんですよ」と言い訳して大人ぶる&利口ぶっているんだけど、その実全然弁えないし自制できず馬鹿なことをしまくるただの子供。普通にバカな子供よりも「いや、分かってるんだけどね~?」とチラチラするぶん余計にタチが悪いというか癪に障るというか。一度や二度ならまだしもことあるごとに言い訳するので、「はいはい分かったって主人公ちゃんは大人だね」という生ぬるい気持ちになる。

特に学食で和泉ときつねうどんと定食を交換するくだりは本当に主人公ガキだなと思いました。しぶしぶでも交換することに決めたならお揚げ取るなよ。ただでさえ食べかけのうどんと手つかずの定食を交換しようってのに、そこからまだ取るとかどういう神経してんの。「馬鹿なことしてると分かってるけど~」「我ながら子供っぽけど~」と前置きしておけば馬鹿なことしても大人に見られると思ってる?自覚してるのに自制できない時点でガキだからね?

更に「私は少女漫画の主人公と違って鈍くないから」と、ともすれば他の乙女ゲー主人公にまで喧嘩を吹っ掛けそうなことを言いつつ、要所要所では普通に鈍い。
とにかく「私変わってます。普通の女の子じゃないんです。」アピールがすごいんだけど、大丈夫、横暴なだけで本質はそんな変わってないから。と言いたい。この「自分は特別で人とは違うの」って思いたがるところもガキだよなあ。

・内容はとにかく痛い!これでもかというほど中二!
それも剣と魔法のファンタジーに憧れる光の中二ではなく、痛い方に拗らせた闇の中二。この差は中二を患った人にしか分からないかもしれませんが。
まあ中二臭さは「ブラックコード」でも感じたことでした。アレもほんと中二だった。しかし今作は輪をかけてすごい。その象徴が執拗なまでの順位付け。中二って順位好きよね~~!!分かるよ!!

顔見せ紹介では勿論、それ以降でも「総合成績一位だから」「総合成績三位の実力を見せてくれよ」「さすが総合成績二位様だぜ」「妖力ではぶっちぎりの一位なのよね」「妖力はぱっとしないけど実技は」「呪術なら俺が一位だぜ」…など、もうこれ以上黒歴史を掘り返すのはやめてくれと叫びたくなるほどの順位のオンパレード。これはいつの時代の携帯小説ですか???あ~~~痛い痛い痛い痛い!絆創膏持ってきてェ!!ひと一人包めるくらいのォ!!!

・ガバ&ガバな設定が更に中二臭さを加速させる。
プールの中からぼんやりと覚醒する主人公は、まさしく存在があやふやな妖怪という感じで掴みは良好。その後も何故か公園(の噴水?)で覚醒したり、イマイチどういう存在なのか分からないのは妖怪ならではという感じ。
昼間は人間が過ごしている学校が、逢魔が時を境に妖怪の学校に切り替わる…というのも面白い設定だと思う。
「妖怪は生まれた時期が定かではないから正確な年齢が分からない者も多い。一年生でも実際はずっと年上なケースも」というのも、妖怪ならさもありなんという設定。

…なんだけど、それ以外の部分は完全にただの異能学園もの。
人間の学校をこっそり使わせてもらってるという設定なのに、背景でちゃんと電気付いてるのどういうこと?なんでチャイム鳴るの?学食賑わってるの?その食材どこから来たの?通貨は?
ハリポタみたいに「人間側にも妖怪の存在を認めている政府機関があり、妖怪の上層部と協力して学校を運営している」とかなら分かるけどその説明もナシ。まあ説明はなくてもそういう設定なのかもしれない…と思い込むことはできるっちゃできる。

しかし生徒たちも悪い意味で人間的過ぎる。ベタな不良にカツアゲされたり、放課後ゲーセンや映画に遊びに行くし、委員会や部活に励んだり、弁当作ったり、修学旅行にまで行く。
一年生の教室に二年生が行くと「まさか○○君あの先輩と付き合ってるの?」「年上なんかやめたほうがいいよ」「俺は年上もいいけどな~」みたいな陰口が聞こえてくるけど、妖怪って年齢メチャクチャな設定なんだよね???一年や二年の違いでネチネチ言われるとか人間的過ぎやしませんか?妖怪とは??????妖怪的な感覚と言えば冒頭で悪夢を「いい夢」って言うくらいじゃね????
…まあこれも境界のりんねみたいに、「人ならざるモノの世界にも法はあり、妖も法を守って生きているのです。摩訶不思議と思われていた妖怪の世界も実は法治社会だったのです」みたいな設定なら分かる。妖怪も実は普通の学生と一緒なんだね~みたいな感じで。

しかしそう思い込んでも、「学校に三年以上通うと授業内容が全学年でだいたい同じになる」「ほとんどの生徒がずっと同じ学年クラスに通い続け、十年以上通ってる生徒もザラ」という意味不明なアホ&アホ設定がブチ壊しにかかってくる。
十年以上同じ高校に通い続けるってどういうこと?何しに学校行ってるの??
学費は?卒業は?将来は?学校で学んだことは妖怪的になんの役に立つの?
妖怪なんだからそんなのどうでもいいんだよ~~^^ってことならつまりアレか、「あの先生苦手なんだよね~」とか「授業なんてかったるいわ~」とかボヤいてる生徒たちも、「ばっかもーん!」なテンプレ先生も、みんな「学校ごっこ」をやってるだけという認識でよろしいか?

この設定さえなければ「ハリポタや境界のりんねパターンやねんな」と脳内補正することができたのに、その逃げ道さえ断たれた。何この未だかつてないようなアホ設定は?この設定作った人ってアホでしょ?なんのためにこんな設定作ったの?「どの学年でも学ぶこと一緒だから成績は学校総合で付ける」→「さすが総合成績○○位だぜ」SUGEEEEするため?
高校生が尊いのは伸び盛りの若い時間の間に切磋琢磨するからであって、生きてる世界自体はすごく狭いんですよ。その狭い世界はそのままに時間のリミットを外し、仲良く何十年も学校ごっこしてる妖怪が学校の成績でドヤってもダサいだけですからね?順位コンプレックスもここまで拗らせると怖いよ?

妖怪の皮を被った異能学園ものがやりたかったのかと思いきや、妖怪の都合のいいとこだけは使いたくて、それらを無理やり混ぜたがために訳の分からないモノになってしまった。おいしいところを使うことだけに夢中になって、すぐ目につくようなツッコミどころは全く考えられてない。整合性を図ろうとさえしていない。自分の「好き」だけを詰め込んで後はまるっと無視な、まさに中学生の黒歴史ノート。
こんな黒歴史ノートに有名声優を何人も付けて、コンシューマゲームとして発売させたという事実に感心します。これは倒産する。納得の倒産。プレイヤーを納得させる努力がまったくないよねコレ。同人ならまだしもこれを商業作品として売り出せる神経がほんとすごいと思う。私だったらこんな台本声優さんに渡す段階で恥ずかしい。

・とまあゲームの印象はそんな感じ。一周目で攻略したのは一年生の和泉君でした。

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一応可愛い系ショタ担当になるのかな。ショタと言っても一個下ですが。一個下と言っても妖怪の年齢は定かではないし何年一年生やってるのか知りませんが。鳥海さんの可愛いボイスは違和感あったけど慣れればアリ。
基本的には正面の立ち絵が可愛くて好きでした。しょげたり満面の笑みを浮かべる立ち絵が特に可愛い。

・特に主軸となるストーリーがなかったせいか、恋愛描写は割と丁寧だったと思う。
というかストーリーがないから恋愛しか描くところがないというか…。基本的にイチャイチャパートを重ねるだけ。なんだけど、完全にエサで釣ったようにしか見えないのはどうなんだろう・・・・・・・・。
おあげが好きだったり、キツネのマスコットにメロメロだったり、キツネアピールは可愛かったけど…。生意気でひねくれがちな和泉君が、キツネ系のアイテムをあげるだけで「先輩は本当に天使ですね!」と手のひら返すのはギャグでもあるんだろうけど、本気でこれを惚れるキッカケとしてるフシも感じられるんですよね~…。いや一回や二回ならいいけどそればっかだったよね…モノで釣ってばっか…。
モノそのものではなく「それをプレゼントしてくれた主人公の気持ち」とか、「自分の好みを覚えていてくれたこと」の方に焦点をあててくれたらまだ良かったんですが、基本的に和泉君はそこまで気が回らず、キツネ可愛い!稲荷おいしい!で終わってたので、もうちょっと踏み込んで欲しかったなという印象。

主人公側からの気持ちは…まあ仲良く喋ってる間になんとなくいい感じになったってことでいいんじゃないですかね…。「私は少女漫画の主人公とは違うから~」と言いつつ、少女漫画の主人公以上に流されやすいのは失笑モノですが。確かに気持ちも確認しないままあっさり抱かれる少女漫画の主人公はおらんわな。少女漫画ならそこ伸ばして伸ばして最大限の見せ場にするわな。まあそこはロゼゲーだしこんなもんだと思ってます。

・和泉君本人は…個人的にツンデレ可愛いめんどくさいキャラは好きな方なんだけど、和泉君はめんどくささが占める割合が若干多かった。
まあそれも終盤までは普通にかわいいかわいい思ってたんだけど、終盤の嫉妬モードは完全にめんどくさかった。お約束展開だけど、何するにも火花バチバチでキャンキャン吠えられたらうるさくってかなわん。嫉妬ネタも好きだけどもうちょっと抑え目でさり気なくお願いします。
というかずっと素直になれないツンデレキャラで通してきて、告白さえすぐにできなかったシャイボーイなのに、思いが通じ合ったら場所も人目も憚らない典型的な先輩大好き彼氏になってるのは違和感モリモリでした。完全にテンプレ嫉妬ネタを当てはめただけで、もはやちょっとしたキャラ崩壊にも見えた。

◆…そんなもんでしょうか。
和泉君は要所要所で可愛いとこ見せてくれたんですが、部活イベ、デートイベ、弁当イベ、修学旅行イベなど、新しいシーンに移るたびに妖怪とは???????????状態になってまったく集中できませんでした。
しかし一周終えた時点で他の方のレビューや感想をちょこちょこ見てもこういったことに触れてる人はほとんどいなかったので、私が気にしすぎなのかもしれません。まあ乙女ゲーなんだから萌えさえあれば細けえことはいいんだよ!ってことなんでしょう。でも個人的には細かいところどころか大きい土台すらマトモに作れてないように見えるんですが。確かにゲームに細かいところを突っ込むのは野暮ですが、ここまで根本からガタガタだとさすがに割り切れませんでした。もうずっと違和感が付きまとっていた。

実はこのゲームツインパックで買ってしまったので、とりあえず最後までやろうとは思ってるんですが、正直完走できる自信がない…。
キャラ自体は割と好きなんですが、どういう目線に立って読めばいいのか全然分かんないんですよね。異能学園ものならまだ良かったのに、「何十年でも通える」という意味不明設定のせいで学園ものどころか学校ごっこになってしまった。学校ごっこで総合成績やら風紀委員やらドヤられてもまったくかっこよくない、むしろダサいというのが個人的には大問題です。
しかも制作側がそれをまったく問題に思ってない、むしろ楽しいこととして扱ってるのがなあ…。修学旅行を数年ごとに何度も行って、「ここはいつ来てもいいところだわ~」とか楽しそうにしててもアホくさすぎるというか…。

…まあ動画や生を見ながらポチポチやっていくことにします。
ここまでボロクソに扱き下ろしたのは久しぶりですが、このゲームは真相ルートがちゃんとあるらしいのでそこでこの評価が覆ることを祈ります。とりあえず最初に出てきた一家惨殺されたっていう一家の一人が主人公という説に100ペリカ。
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プロフィール

早

Author:早
飽き性。めんどくさがり。
名前は「ゆう」「早(はや)」どちらでも。
とび森住人のきろく
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