生まれ変わってもまた君のことを好きになる

2016.07.27 21:41|DUNAMIS15
EDとおまけシナリオ二つ見てきました。以下◎ネタバレ注意◎

◆チハヤ章。
・この章以前からちょくちょく協力してくれてたけど、ようやくこの章でクローン達と歩み寄り決心してくれたという感じ。
お互いに理解し合いつつ、覚悟していく過程が丁寧で良かった。ランチに強引に誘って魚の食べ方教えるとか、ほっぺむにーとか、焼けるの覚悟で海水浴とか。チハヤもセレスの子達も皆いい子過ぎる。
惜しむべくはチハヤの笑顔スチルがないことですね…。あんだけ「笑顔が可愛い」連呼するんだから、どこかのタイミングで笑顔スチルバーンと出すと思ったのにないのかよおおお!!そこ出すとこやろぉおおお!!

そして高槻はイケメン過ぎた。あの無骨鈍感な高槻がいきなりちゅーまでしちゃうのはビックリしましたが…。
倭への気持ちはもう完全にふっ切れたの?と気がかりでしたが、4章陸との対話で出した答えがすべてってことかな。確かに一章終盤の高槻はどこかからか狂い始めてたし、倭との約束だけがギリギリのところで理性を繋ぎとめてたという感じだったから、「倭に頼られているのが心地よいだけなのかもしれない」「そういう好きじゃないと思う」という高槻の答えは納得できる。
倭にしても倭目線はどうも浮かれすぎというか暴走し過ぎなとこあったし、「恋に恋してる」状態にも見えたから、まあこの二人が結ばれなくてもしゃーなしかな。割と好きな二人ではあるけど。

・いつも早々離脱していた白もついに活躍。
名倉もなあ…クズだったけど彼もとっくに絶望してたんだろうな。後日談まで見ると大臣は「大輔」が入れ替わったことにも気付いてないし、名倉本人はどうでもよくて本当に跡継ぎが欲しかっただけだったんだろうな。それを名倉も自覚してたなら、ここまで自暴自棄になってもしょうがない。名倉もまたこの世界の被害者だったってことですね。

・宮藤とコノミの過去、コノミの本性。
宮藤はもうちょっと早くに味方になってくれてもよかったじゃん?とも思ったし、さんざん同胞を殺してきたならこの最期もしょうがない。…とも思ったけど、やっぱ彼も被害者に過ぎないんだよなあと思うと生きててほしかった。
なかなか味方になってくれないのも同胞殺しも、結局はフォレスの恐ろしさを身をもって知っていたからだし。
普段の態度はクソオヤジ過ぎてイラつくけど、どうせ生徒は卒業後に全員死ぬ・自分が手をかけると分かってるなら情をかけたくなんかないよな…。嫌われる方が楽だよな…。どうせ殺すのに大事に保健室で手当してやるなんてアホらしいわな…。
けど殺人サイコパスのコノミをさっさと報告して処分せず、何度も後始末に付き合って諭してるんだから、やっぱり心の底では何か残ってたんだろう。というかこんな環境で何十年も過ごしてたら歪まない方が異常だし。

・突然本性を晒した銃殺天使☆コノミちゃん。
「少女の日記」からして病んでるのは分かってたけど、まさかこういう方向性とは思いませんでした。しかも宮藤が死んでトリガー外れて、その後も一応宮藤の教えは生きてるようだけど、何かあると暴走しそうでコワイ。
ラストでマナミが「生きていれば宮藤先生にも会えるよ!いつか会えるよ!」と前向きなこと言って、コノミが「都合のいいこと言わないで!」と反論してたけど、まったくその通りだなと思ってた。
マナミが言ってるのは「自分の中に宮藤が生きてるのがいつか分かるよ」とか「日本で宮藤の足跡を辿れば思い出の中で会えるよ」とかそういうとこなんでしょうけど、このシチュエーションでこの言い方はちょっとキレイ過ぎた…。案の定コノミちゃん先生を求めて失踪しちゃうし…。日本はただでさえクローンの扱いにピリピリしてるのに、野に放たれたのが銃殺天使コノミちゃんとなれば見てる方が先行き不安ってものである…。

・クローンを巡っての攻防や仲間たちが結束していく過程はとても楽しめたけど…ループの原因・マナミの正体が完全なオカルトだったというのがこの作品の穴かな。
一応元凶ジジイが「クローンに見えない存在が見えてるのは交配の結果ナントカ視覚が発達したからだ!人類は進化したんだ!」と言ってはいたけど、マナミの場合これまでの描写から単に「幽霊が見えるだけ」という次元では済まないのよね。物理的なモノの移動やがらんどうの部屋とか、このへんは幽霊が見える/見えないでは済まない。全員幻を見てる次元。最後にはかとう先生もチハヤも見えるし進化もクソもない。

マナミがループさせていた理由も分かったけど、それが実行できたのは「カミサマが願いを叶えてくれた」ってだけでどこの神様なのかもわからない。まあ適当な神話をでっちあげるくらいなら神様について一切描写しないのも手かもしれないけど、それにしても「よく分からないけど神様のおかげでループしてました!」は雑すぎる気がするなあ。ご都合でもいいからもうちょっと理由欲しかった。

・あとは「何故特定のキャラにだけループの記憶が残ってるのか?」ってのも個人的には謎だったんだけど…。
さすがに「全員残ってるけど言わないだけ」ってのはないよね?薄々記憶が残ってるというのはありそうだけど。真実を知ろうという意思があったもの、生きようとしたものにだけ記憶が残っていた…って感じなのかな。ものすごいアバウトだけど、それならメインキャラにだけ記憶が残ってるのも納得できるのでまあ。

◆オマケ・ブラック高槻過去編。
・本編と同じ姿形のキャラたちがまったく違った性格・喋り方で騒いでるのはちょっとしたパラレルものを見てる気分で楽しかった。口ぎたないコノミ、天然ふわふわ美少女倭、暗くて不愛想なナナ君が新鮮で。
…でも実際はパラレルでもなんでもなく数十年前の過去の話で、この後全員死んでると思うと単なる悪夢だった…。マナミ以外本編からキャラ変わってるのに、ちょくちょく本編の名残があるのも辛い。
まったく同じ遺伝子のクローンを同じ環境で育てても性格は違う。それが個性。でも根っこの部分は変わらなかったりする。それが本質。

陸が何故ナツキ大好きなのか本編だけじゃいまいち分からなかったけど、要するに外見性格も含めて一目惚れ・遺伝子レベルで超好みってことだったんでしょうね。単なる一目惚れでもここまで来たらホンモノだと思います。ラブソングでごまんと歌われてるような「生まれ変わってもまた君のことを好きになる」、を素でやってる感じ。そこんとこは納得できて良かった。

しかしこの段階ではフォレスはずいぶん過激であからさまな実験してるんですね。病原菌ばらまいたり三年女子らにナンバー15のこと話したり。やり過ぎたせいでなな君にあっさりハックされて一部の女子には出した以上の情報出回ってるし、さすがにこの件から多少は反省したってことなんでしょうか。

・そういやマナミが他の女子と違う症状になってるって話があったけど、あれは結局何だったんだろう。
ヒロイン補正でマナミにも特別な力(ループする力)があったのか、それとも本当にたまたまそうなっただけなのか。

・「ナンバー15」の具体的な性能や危険については結局あまり語られなかった。
交配させた結果に生まれた危険なキメラ。これを日本に持ち込めばどうなるか分からない…というのがブラック高槻の見解。
実際高槻は体格良くて頑丈だし腕っぷし強いし、ブラック高槻に至っては二階から突き落とされても平気だったし訳分からん病気に感染してもピンピンしてた。本編では内臓が壊死し始めてもう手遅れ…という最期になったけど、何か特別な能力や異常なほどの怪力があるのかと言えばそうじゃなかった。頭撃たれたら死ぬし、首筋を切られたら血が噴き出す普通の人間。

結局「ナンバー15」というのは、単に健康的で体力があって頑丈な、ただ肉体に恵まれただけの体育会系男子なんじゃないかと倭編くらいからずっと思ってました。
現代社会にはいくらでもいる…とは言えないけど、そこらの運動部を覗けばデカくて頑丈なやつなんて珍しくもない。そういう当たり前の存在がもはや奇跡で、クローンを使ってでも作り出したくなるのがニュークメテオ後の日本。…と思うとクローンを作る側も必死なんだなと思います。
実際このへんの問題は現代社会でも根が深いですしね。「クローン技術はニュークメテオ以前にに完成されていた。しかり倫理的な見方から人間を造ることは禁止されていた」ってまんま今のことだし。

◆オマケの後日談。
・ナナ君とナツキのイチャイチャはまあいいとして、白はやっぱりイケメンだった…白は本当にイケメン…。
録音に間が開いたせいもあるんでしょうけど、白の声が本編より若干低くなってるのに萌えました。時間の経過が感じられるし白が苦労してるのが見て取れる。これも含めて声優さんの演技だったんならマジすごい。
言うこともいちいちイケメン好青年なんだよなあ…!陸編でも陸は「俺が女だったらいーんちょに惚れてた!」みたいなこと言うけど心の底から同意する。トンネルで堂々と不審者をあしらった後、ひそかにプルプルしてるギャップも心得てる。白は誰ともフラグ立ってないのが気がかりだったけど、これは心配しなくても女の子ほっときませんわ…何ならナナ君ぎゃん惚れですわ…。

まあ真面目に白が恋愛するとなると、己の地位や正体を考えて死ぬほど悩むんでしょうけどね。そうなるとやっぱ倭が安パイだけど、倭はクローンで白は人間・しかも現大臣って立場だからなあ。二人が結婚すれば人間とクローンの仲立ちとしてアピールできそう…でも万が一バレた時に…とか、白の今後の恋愛を考え出すとそれでもう一本ゲーム作れそうである。白主人公で続編ないですか?

・結局高槻が何をしてるのかは分からなかったけど、まあ追加要素だしナツキとナナ君がちゃんと結ばれたのが分かっただけでも良かったかな。チハヤもうまいことやってるみたいだし。
本編で白が入れ替わるってなった時は「さすがに性格全然違うしバレるでしょ?それとも大臣にだけは本当のこと言うの?大臣も実はいいやつだったりするの?」とずっと不安だったけど、そこんとこもうまくやってるようで何よりでした。まあ大臣は息子が入れ替わったことにも気付かない駄目な父親だった訳ですが。

◆キャストコメントは一部のキャラだけ視聴。
高槻と倭の声優が本編の内容よりまず「自分の年齢で高校生をやるのは・・・w」みたいなことを触れてて笑った。やっぱちょっと気にしてたんですね。

◆という感じでサクッとクリアしてまいりました。
チャートを見るとホントにこれでもかというほど綺麗な一本道ですね。乙女ゲーより難易度低いレベル。バッドEDや分岐選択肢も見てないのがまだあるけど、既読率を埋めるくらいしかやる理由がないので別に回収はしなくていいかな。

・内容が面白かったのは勿論だけど、恋愛要素がちょこちょこあるのも恋愛脳としては割と好きでした。
男女比はやや女に偏ってるし一章は完全にギャルゲーだしで、最初は一般ADVつっても萌えオタ向けなんだろうなと思ってたけど、男女比が女に偏ってる→女キャラ目線になることも多い→女目線で恋愛要素が入るとちょっとした乙女ゲーぽかったのも確か。まあ普通の乙女ゲーと一緒という訳では絶対にないんですが。CP厨にとっては割と楽しめるんじゃないかな。

・そういうこともあって、乙女ユーザー向けのレビューをちょっと書いてみようかなと思ったけど、結局言いたいことはほとんど先人たちが書き尽くしてるので今更書くのも微妙感。
序盤はちょっと退屈、内容は面白い、キャラもいい、エグい箇所チラホラ、ループの原因はちょっとオザナリ。こんなとこでしょう。
まあ気が向いたらちゃんとネタバレないのを書きます。せっかくセール始まるし。

◆というプレイ日記でした。
さて、これで428とDUNAMIS15、「サクッとクリアできるけど容量大きいADV」を二つ消化しました。これでVitaの容量ちょっと空くので、ようやくP4GをDLできる!でも先に花まにもするのもいいかな!
スポンサーサイト

これはエグいですわあ…

2016.07.26 19:13|DUNAMIS15
ガーッとクリアしてしまおうと思ったけど、思ってたより長いのでここでいったん感想文。でもそろそろ佳境って感じかな。一気に進めてしまう程度には普通に面白い。
倭編、マナミ編、陸編まで終了しました。以下◎ネタバレ注意◎

◆倭編。
・しょっぱなからコノミのことを「トロい子」「要領悪い子」とか言ってて腹黒キターーー(゚∀゚)!!とニヤニヤしてたんですが、最終的にはやっぱり倭もいい子だなと思いました。
実際コノミが手がかかる子なのは確かだし。けど倭がコノミのことを愛おしいと思ったり、母性本能くすぐられたりしてるのも事実だし、「コノミに頼られてることが自分にとっても自信に繋がってるのかも」と共依存みたいな状態なのをちゃんと自覚してるし。点数稼ぎのために面倒見るって言っても、お泊りに何度も誘って丁寧なカウンセリングなんてなかなかできるもんじゃないわな。ここまでコノミの気持ちを考えて面倒見れるならもう本物の友情と変わらないと思う。
まあマナミへの心の声はけっこうキツイものがあったけど、恋敵と思ってるなら多少は当たりがきつくなってもしょうがないかな…。それ以外のキャラへの心の声もたびたび手厳しいものがあったけどめちゃめちゃ性悪って程でもなく、欠点と評価すべき点をそれぞれ認めてるってだけな気がする。

何より内心どれだけ罵ってたとしても、それを絶対に外に出さない。「狂人のふりをしている人は既にもう狂人である」みたいな言い回しがあるけど、善人のふりをし続けている倭はもうじゅうぶん善人なんじゃないかと思いました。発狂する直前の終盤、陸が寮の皆を扇動してる時になって初めて他人に対してキレましたが、言ってることはあくまで委員長としての発言で本性を晒したという感じでもなかったし。まあずっと内にため込んだままだとそのうちストレスで死にそうだなとは思ったけど。
倭が努力してるのは事実だし、むしろ完璧を気取ってるのにいつメンにはけっこうバレバレなところも人間らしくて好きです。

・前回の記事で割とボロクソに言った高槻君ですが…。
倭フィルターを通すと高槻のちょっとした言動・しぐさ、何もかも「可愛い」「照れてる」「気を使ってるのよね」「優しいのよね」と解説が入り、なるほど確かに乙女ゲーキャラみたいだなと思った。乙女ゲーはここまで解説入らないけど。乙女ゲーによくいる「根は優しい強面ヤンキーキャラ」って感じ。GS3のコウ君的な。
高槻の一挙一動に喜んだり落ち込んだりしてる倭は完全に恋する乙女で可愛かったんだけど、私が一章から感じた高槻本人のイメージと、倭目線から見る高槻像はイメージが違いすぎて、倭はいわゆる「恋は盲目」「恋に恋してる」状態に見えました。理想の「高槻像」を勝手に作り上げ、高槻がそれに近しい行動・イメージに当てはまる行動を取ると喜ぶ。「優等生」の枠にハメられることを望みつつも嫌がってる倭にとっては皮肉だな…と思ったけど、マナミ編、陸編と進むにつれどんどん高槻がイケメンになっていくので倭の高槻像もあながち間違ってないのかもしれません。

・結末は「高槻が倭を殺す」から「倭が高槻を殺す」、に変わったくらいでさほど変化ナシ。
梓さんも味方とは思ってなかったけど、豹変した時はその悪役っぷりにニヤニヤしました。「セレス学園じゃなくてセレス牧場よ!」は痺れますなあ!これはエグいですなあ!
学校で再会した二人がラブラブになってちゅーまでしたのは、俗にいう「会えない時間が愛を育てた」ってヤツなんでしょうか。まあこの時には両方狂ってましたけど。それにしてもラストのスチルは…所謂死●というやつなんでしょうか…だって脱いでるしそういうことよね…?ほんとエグいゲームですねコレ…。

◆マナミ編。
・マナミ本人はいい子なんだけど、甘ったるい喋り方や、特に意味もないのにデカ君デカ君アピールしてるのは典型的なハーレム要員という感じで苦手でした。
そんな感じでマナミの声もほとんど飛ばしてたけど、アレ?これ冒頭のモノローグでリンゴだか願いだかなんだか言ってた声じゃね?とマナミ目線になってようやく気付きました。遅すぎる。全員遅刻の日にマナミだけ遅れないことだけ引っかかってたけど、マナミは意外と重要キャラだったらしい。

・高槻編、倭編と違ってマナミには割と記憶が残っていたから何か変わった展開になるかと思ったけど特にそうでもなく、ラストはピチピチ黒スーツ大人高槻と抱き合って終了。
倭編でちゅーした後だったので、マナミに直球で「愛してる」と言っちゃう大人高槻にはビックリした。大人高槻の正体は陸編で分かったけど、マナミは一体何者なんだ…。大人高槻のためにループを引き起こしてる張本人という線が濃いけど、何故彼女は歳を取らないまま学生やってるのか。というか最初からループの記憶があるってキャラなら、陸編やった後だとすごい無能に見えるんですが。

・まあでもマナミがなんでデカ君好き好きアピールしてたのかは分かってスッキリした。
倭とちゃんと話し合って「私の好きはそういう好きじゃないから」とか「デカ君のことは好きだけど皆も好き」とか、倭を後押しするような発言、身を引くような発言はフェアな女の友情!って感じで割と好きでした。このへんはホント普通にいい子。でもその割には1~2章でのデカ君アピールが激しいし、「あたし以外に欲情するなー!」とかあからさま過ぎるし、どっちなん?何なん?ってちょっと疑問だったんですよね。同じ姿形の大人高槻が本命だったんなら、現高槻のことも別人とは言え気に掛けるのも納得。

◆陸編。
・高槻編の頃から何か知ってるのか?それとも知らないのか?と匂わせてばかりのキャラだったけど、「ノモスや学園の闇についてはなんとなく感じ取ってたけど、ここまで大事になるとは思ってなかったしループについては分かってなかった」って感じかな。高槻編での豹変も、自分への苛立ちもあったんだろう。「薄々分かってたのにやろうとしなかった」という点では陸も変わらない。ただ自覚があったかなかったかというだけで。

それにしても色んなキャラに記憶が残ってて一番展開が変わったルートでした。
ようやく開いた白のフォルダ。自分の弱さを認めることができた倭と、倭のために少しずつ勇気を出して行動を始めるコノミ。その甲斐あって本当の意味で近付いた二人。初めて白とナツキを救えたし、クローンやチップのことも分かったし、宮藤の闇も多少は明かされ…と希望を持ち始めたけど終盤巻き返されて結局ゲームオーバー。
発狂するナツキの悲鳴が悲痛だった…。ナツキの心情を思うと計り知れない。汚れてしまった自分、死んだらどうせループする、もう死にたい。でも初めて陸と思いが通じ合ったから、この体のまま希望に縋ろうとした。けど結局仲間も陸も殺されてもうおしまい、いいよまたループすればいい、そしたら体もきれいに戻る、次は最初から陸に守ってもらえる、だから早く殺して。…これはチップとかクローンとか関係なく発狂する。

フォレスと戦うのとは別に、ループの鍵を握るマナミをどうにかすることも課題らしい。ここにきてマナミの存在が抹消されるとはどういうことなのか。最初から存在しなかったってパターン?最初から見返したらケータイへの連絡もないし教師陣も無視してるとかあるんだろうか?よく覚えてない。でもあれだけうるさくて存在感あってそんなことあるんだろうか。最初から存在してなかったとして、今回に限って終盤姿をくらましたのもどういうことなのか。今までだと終盤もちゃんといたから、正史から離れすぎると消えるのかな?
あとは宮藤の完全な救済か。宮藤が仲間になった!というとこらへんはBGMも煽ってきてちょっと感動したんですが、やっぱり他人任せ(コノミ)にするんじゃなく視点主がどうにかしなきゃダメってことですかね。

・陸がナツキを好きなことは、マナミに指摘されるまで全然気づきませんでした。
なんか「なれそめ」とかいうちょっと長めのティップスが挟まれたけど、まさかアレだけで済ますおつもりなんでしょうか。まあ女に囲まれるイケメンチャラ男がオシャレとか無頓着な健康的な女の子にトゥンクするのは割とありそうな話ではあるけど…。
不安を素直に打ち明けないナツキに苛立ってきつくあたったり、地下で再会したナツキを介抱して告白するシーンなんかは普通に恋愛ものとして良かったです。
フォルムの廊下で高槻とそれぞれの女の話してるのは「やってる場合か!」って思いましたけど。まあ高槻の倭への誠実な答えはご立派ですけど。

・というか卒業生の具体的な使い道がようやく分かったけど、基本は生殖機能が目当てだったんですね。
日本本土の人間の体はボロボロ~という話があったから、臓器を丸ごと抜き取って利用するものかと思ってました。…生殖器だけ抜いて後は捨てるなんてもったいない…とか思っちゃう私もだいぶ毒されてるのかもしれない。いや前にもそういう本読んだことあったんですよ。「マリア・プロジェクト」だったかな…。これもなかなかエグい話だったけど…。

ンマーそれならナツキが代理母として生かされていたのは納得だけど、でも何故よりによって二年のナツキが選ばれたのかはまだよく分かんないような…?やっぱり発育なら三年の方がいいだろうし。おっぱいもそんなないし。陸上部での体力の方を買われたんだろうか。それでも普通に倭でいいと思うんだけど。…本格的に「白オリジナルの好みだったから」というゲスな理由だったらどうしよう。そしてツクモオリジナルってすごいツクダオリジナルみたい。

・香藤先生が思ったより有能、というかサヴァン並みの記憶力の持ち主…というのも意外だったけど、その香藤が数えてもループがまだ五回しかしてないことにも驚きました。
ほとんどプレイヤーの見てる範囲と変わらないんですね。冒頭のモノローグからして、もっと途方もない数ループを繰り返してるんだと思ってました。

・そんで白はいいやつ過ぎますね…しかも勘が良いし頭もいいし、ただ潔すぎるのが玉に瑕ってところか。
もったいぶったフォルダなんか出さずに言ってくれよという感はある。特に陸章では他のキャラもほとんど記憶を持ってたし。しかもパスかかってたのはただの遺書で、せいぜいクローンにナンバーが割り振られてることの答え合わせくらいにしかならなかったのでは…。
まあ薬で眠らされてるうちに殺されてループしてたら、他でどんな惨劇が起こってるのかなんて分かんないししょうがないのか。殺し合いをする高槻・倭・陸も相当だけどナツキは一層悲惨だし、もうちょっと言ってほしかったと思うけど…。まあ白は倭とも違う紛れもない天然純度100%の善人なので許します。

・陸章では視点主の陸が普通にイケメンだった。
チャラ男なのかオタクなのかよく分からない喋り方だけど、なんだかクセになるナナオ節。
高槻もこのルートでは普通にイケメンでした。陸と同じよう早めに行動するし周囲を気にかけてるし、腕っぷしが強いぶん物理面でも頼りになる。高槻は何も分からないまま突っ込まれる一章の視点主を担当したことでイメージダウンに繋がったのかもしれない。
マナミ章・陸章では白離脱後もこの二人が仲良く喋ってるのがなんだかんだ癒しでした。やっぱいいコンビだよ。

◆高槻・倭・マナミ・陸と来たら次はコノミ?それか白かナツキ?と思ってるとまさかのチハヤ。
監視役でクローンのことは嫌っているけど、かと言ってフォレスの忠犬というようにも見えない。章が進むごとにだんだん協力的になってきたし、日本に帰りたい(ループから抜け出したい)という点では一致している…。謎が多すぎるので楽しみ。
何より陸ルートで残された課題をどうやって解決していくのか!?期待しながらやっていきまーす。

久々にノベルゲーやろう

2016.07.24 22:44|DUNAMIS15
もう数年前の5pb.のセールの時に買ったDUNAMIS15、ようやく開始しました。
確かTYBを500円で売ってた時のセールですね。ちなみに今年もやるそうですよ。→5pb.サマーセール
乙女ゲーはTYB、ビヨンド、花まにですかね。TYBは今回千円らしい。個人的に買うなら花まにかな~と思ってるけど、PSP版とVita版どっちにするかだけチョット迷い中。

そんな感じで始めたDUNAMIS15。一章(高槻)まで終わりました。以下◎ネタバレ注意◎



・確かこれを買った当初は「女の子多いけどギャルゲーじゃないんだよね?」「へ~各章で主人公変わるタイプのやつなんだふーん」くらいしか調べてなかったと思う。
けど実際にプレイしてみると、ものすごいギャルゲー臭い。特に意味もなく主人公の世話を焼きお膳立てする男友達×2、出てくる女キャラは全員美少女でことあるごとに主人公に気があるような描写。水着スチルお色気スチル完備。
それだけモテても主人公が魅力的なら納得いくんだけど、この高槻という男は典型的な無骨・ガサツ・強面のヤレヤレ系主人公。「うるせー!」「めんどくせー!」「バカ!」「ボケ!」「断る!」と、友人たちが良くしてくれても否定ばかり。声優さんの声質もあってツッコミキャラというより純粋にイラついて常に周囲に当たってる感じ。声優に罪はないけど。

この友人達は何が楽しくてこの主人公に構ってんだ?この女たちは主人公の何がいいんだ?と心底不思議だったし、「無骨でぶっきらぼうだけど皆から好かれる僕」という男の夢が詰め込まれてるようで寒かった。
こういうキャラはだいたい「正直ゆえに人を傷つけるが、時々核心を突いた発言でハッとさせる」みたいなのがセットだけど、そういう見せ場も特にない。一章終盤くらいで若干素直になれたけど、完全に「不良がたまにいいことしたらやたらよく見える現象」。
序盤はあまりにもつまらなくて「これホントにこれから面白くなるの?」とゲームカタログ見てみると、賛否両論の箇所として「男キャラが乙女ゲーチック。スタッフに女性がいたからでは?」と指摘されてて呆れた…。一般ノベルゲーはギャルゲー臭いのがデフォなんですね。

・そんななので高槻がチハヤに無視されて「こっちが気遣ってやってんのによォ!」とキレた時も「お前それブーメラン」としか思えなかったし、白がいなくなった翌朝陸が豹変した時には胸がスカッとしました。
そうだもっと言ってやれ陸!高槻がメンドクセーメンドクセー言いながらもここまでやってきたのは全部周りが良くしてやったからだってな!その雰囲気をたびたびブチ壊してダダこねて、それを周囲が宥めすかしてようやく引っ張り上げてたのが高槻だってな!「実感が沸かない」「分からない」一辺倒で、十年以上よくしてくれた白にろくに礼も別れも言えなかったのが高槻だってな!

・と、とにかく一章主人公(高槻)が気に入らなくて海水浴あたりはほんっとつまらなかったんですが、段々不穏な気配になってから楽しくなり始めました。
宮藤の言い分からしてデュミナスベースの子供たちは全員クローンってことでいいのかな。全員孤児という話なのに、来年から生徒が増えることを素直に喜んでるようなフシがあったので前から違和感はあった。
そして卒業を迎えるorノモスに選ばれると、本島の人間のためのドナーとして消費されるってことか。なかなかにグロい。ただ最高責任者のじじいの目的はそれだけではなく、ドナーは資金稼ぎのために仕方なくやってることらしい。ドナー消費はお偉いさんのために臨時的にやるだけ(ノモス)ってことなのかな?
でも同じノモスでも白はまさにドナーとして消費されたけど、ナツキはエロいことされてただけっぽくて選ばれた理由がよく分からん。「将来はお母さんになりたいんだろ?だったら孕ませてやるよ!」みたいな同人誌展開なのかと思ったけど、二年生なんだから進路計画はまだ提出してないよね?ナツキが特別発育いいって訳でもないし。それかドナーにする前に慰み者にしてやんよ!みたいな?単純にナツキが好みだから選んだ~とかだったらゲス過ぎるしさすがにないと思いたい。

それ以外の生徒も普通に卒業したところでマトモに扱ってもらえるとは思えないけど、OBである宮藤が舞い戻ってるのが謎過ぎるし、三年生に進路計画とか書かせるのは悪趣味でしかない。
ってことでやっぱ目的は別にあるんでしょうね。高槻が「ナンバー15」と言われる特別な個体で、タイトルの「DUMINAS15」ってのも高槻のことなんだろう。
そこんところは分かったけど、それ以外は分からないことだらけだな~。何より宮藤が執拗に生徒を見下してるのが分からない。OBなんだからむしろ主人公側に肩入れしてもよさそうな立場なのに。

・そういや女の子の選択肢があった時はとりあえず倭推しで進めてたんですが、これストーリーに何か関係あったんですかね。
なんとなく倭といい雰囲気になって終盤倭がヒロイン状態だったし、次の章が倭目線でスタートしたけど、マナミとコノミのお色気スチルやお色気イベも普通にあったのでよく分からない。

◆とりあえず次は倭目線の二章からやっていきます。
ループものらしいから、ループしつつ全員の目線から一通りの流れをこなして徐々に修正していくって感じなのかな。倭とコノミはいいんだけど、個人的にマナミの声が苦手なのでマナミ目線が今から憂鬱だ…。
| 2017.10 |
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

早

Author:早
飽き性。めんどくさがり。
名前は「ゆう」「早(はや)」どちらでも。
とび森住人のきろく
マイデザお借りしてます

◆ご案内◆
twitter@iiyudane
(2013.5.21-)

にほんブログ村
にほんブログ村 ゲームブログ 乙女ゲー(ノンアダルト)へ

にほんブログ村 ゲームブログへ

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

最新コメント

リンク

月別アーカイブ

  • ページトップへ
  • ホームへ