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大事なとこが足りないED

2016.11.06 20:16|Code:Realize
ルパンルート終えてきました。

・案の定一番気になってた「主人公が人間みたいに死ぬ理屈」「主人公の成長&加齢」についてはスルーで終わってしまった…。
個人的にはかなり大事だと思うんですが。
「理屈は説明できないけど普通に人間的に傷つくし成長します^^」ってことなのか、「ホムンクルスが人間みたいに成長する訳ねーだろそれこそ奇跡起こって受肉でもしなきゃムリで~~す残念!!」ってことなのか、それすらも分からずモヤモヤする…。心臓が動いてないなら不死身みたいなもんでしょ…?痛覚すらあるのか微妙なトコだぞ。

しかし足を刺された主人公が痛がってると、フィーニスが「痛がるフリなんかしなくていいんだよ」とか言うんですよね。本来は痛みも感じないはずだけど、フィーニスが思ってるよりずっとアイザックの技術が上回ってて、奇跡的に最初から主人公は人間に近い状態なんでしょうか。
そしてよくよく思い返せば食事も必要なく、食べ物は「口に入れた瞬間溶ける」設定だけど、食事に盛られた薬が普通に効くんですよね…。口の中で溶ける→体内に取り込んでるってことでしょうか。体内に取り込む=消化してるってことだから臓器が動いてないとおかしいけど、心臓は動いてないって何度も言われるし…。心臓以外の臓器は動いてるってことナノカー(´゚д゚`)??もうどこからご都合でどこまで考えてあるのかワカンネーーーーー(´゚д゚`)!!!

都合よく解釈しようとしても心臓動いてない設定が邪魔過ぎる!!
痛みを感じる、刺されたら死ぬ、薬や毒も効く、自分が毒を振りまく以外ほぼ人間と同じ ※ただし心臓は動いてない
って最高に意味ワカラン!ここまで人間的なら心臓動いてた方が良かったんじゃね?
もうこの設定は共通パートの診察イベで分かりやすくインパクトを与えるためか、「心臓が動いてないただの人形」というフレーズを使いたかっただけと言われても納得する。
個人的にホムンクルスってもっと絶望的でどん詰まりな生き物だと思ってたけど、そういうもんでもないのか?最近のホムンクルスってこうなのか?私錬金術師じゃないからホムンクルスのトレンドわかんないけど!!!

・アイザックの目的は…まあ何だかんだ言っても錬金術師なら辿り着くのはソコだよなって感じでした。
錬金術師と言えば賢者の石、賢者の石と言えば不老不死と死者蘇生。
しかし個人的にはもっとイデアが絡んでくると思ってたので、あくまでイデア側が意識してるだけでアイザック側はイデアを脅威の一つ程度にしか思ってないのは拍子抜けだった。
アイザックの動機は「家族を失った悲しみ→色々あって人間が愚かだと気付く→戦争で人間を進化させ家族を取り戻す」と割とシンプル。「愛した神に裏切られた」ってモノローグも、「自分は信仰心からあえて神の領域を侵さなかったのに、家族が死んだのならもう好き勝手やるわ」って意味で特定の誰かを恨んでる訳ではなかった。

しかしあんだけ「世界は間違ってる」「正しい方に導いてる」と他ルートで意味深な台詞バラまいてたんだから、真相には絶対イデアが絡んでくると思ってました。
アイザックの家族はイデアの目指す正しい歴史のための犠牲になり、「正しい世界って何だよ俺の家族が死ぬのが正しい世界だと言うならそんな世界は俺が作り変えてやる」とブチ切れて計画に走る…みたいに繋げてくるとか。深読み乙でした。

・イデアはルパンルート後も普通に活動しているようだし、彼女らによる世界の管理は今後も継続していくらしい。
個人的にはイデアも相当鼻持ちならないんでアイザックと一緒に潰れてくれないかな~と思ってたんですが。間違ってる論筆頭のアレスターは悪役だし、イデアのやってることは犠牲は多くても結局正しいんですよってことなんでしょうか。でもヴィクトリアのことは批判して改心させてイデアはスルーってのが気持ち悪いんですよね。「大事のために小事を切り捨てる」という考え方自体は嫌いじゃないけど、アレスターの「正しい戦争など一つもない」「世界は間違い続けている」って台詞も納得できるものがあるし。
何より今後も世界は予言に縛られ、イブが独断で決めた「正しい」歴史へ導かれるってオチがスッキリしない。TOAやBOF3ならバッドEDだぞ。

つーか終盤予言外れまくってるのになんで未だに自分たちが正しいと迷いがないのが理解不能なんだが。予言が外れてるのに約束を反故にしてノーチラスまでカルディアを殺しに来る展開とか完全にただの悪役。そんな簡単に信用落とすようなことしてど~すんの?浅はかすぎる。ボスラッシュやりたかっただけとしか思えない。
サンルートではそもそも人は最終的には滅びるとか言ってた気もするし、だったらイデアの力で延命するより人間の可能性に賭けよう!ってオチにもってく方がキレイだと思うんだけどな。
歴史の導き手という神に近い力を持つチート集団なのに、驚くほど小物のまま終わってしまったのが残念。ゲームが違えばラスボスにもなれた設定だろうに。

・ルパンとの恋愛についてはまあ…メインヒーローですしね。普通に男前だったと思います。
「愛を知って初めて人間になる」「私を人間にしてくれた」「ルパンの傍にいる時にだけ、私は人間になれる」とかそのへんのやり取りはロマンチックで好き。
けどまあ、個人的な趣味でルパンみたいなキャラはあんまり好かんかった。芝居がかった台詞と仕草で「今宵、わたくしアルセーヌ・ルパンがあなたを攫いに来ました、お嬢さん」的なやつ。こういうの好きな人はタマランだろうし、ルパンモチーフって時点で予測できることなので、そこに文句言うつもりはありませんけどね。どうも私は「失敗の可能性は常にゼロ」とか、名言や名乗りをドヤァァアア…って繰り返すタイプは痒くて見てられないようです。

・ヴィクトリア共闘、イデア参戦あたりでは「まさか各ルートのボスキャラと共闘展開!?いやでもさすがにネモやアレスターとは仲間になれないか…」とか思ってたけどやっぱりボスラッシュでした。
しかしノーチラスでの各キャラVSルートボスは打ち切り漫画のような駆け足っぷりだったような…。
インピーフランはネモ本人とは特に因縁もなく「探し物見つかってヨカッタネ」で済むんだけど、サンVSギネヴィアはただただイデアがクズ。さっきも書いたけどこんな組織が正義を名乗りながら今後も世界を管理し続けるとか軽くバッドEDだと思う。

何よりヴァンVSアレスターの雑さ!それでええんか(´゚д゚`)と言いたくなる駆け足っぷりだった。
ヴァンは「この手を血で汚しては仲間の元に戻れないから」とアレスターを生かしたけど、君の手もともと血だらけじゃん?とは言ってはいけないお約束でしょうか…。
まあヴァンにアレスターを殺させなかったのは、真打ショルメVSアレスターをやりたかったからなんでしょうね。ここはヴァンの見せ場というよりアレスターの救済が目的だったのかな。ヴァンルートのアレスターはヴァンの覚醒を見届けず夢半ばに死んだし。ここにきて実はずっと前から同じ闇を共有する仲間がいたと気付いて救われる王道展開。嫌いじゃないけど、とばっちりで家族奪われてトラウマ植え付けられて肉体改造されても結局無意味だったヴァンの立場とは一体。
つーかここで満を持してホームズの名前が出てきてビックリしました。隠してるつもりだったんだ…?なんかもう周知の事実だと思ってた…。

◆という感じで…
・まったく練られていないという訳ではないし、良い部分もたくさんあった。泣けるとこもあった。
特に各ルートでボスになるキャラがそれぞれ違ってそれぞれ闇を持ってるってのはすごく良かったと思います。まあ正直最後の方はボスキャラ回想入ると「またか」と若干思いましたが。
ただ雑に流してる部分、ツッコミどころ、ご都合展開もかなり多い。もう乙女ゲーはさ、無駄に壮大にしなくていいんだよ…。小ぢんまりでいいから、できる範囲で小さくまとめよう…?
恋に落ちるまでの動機が薄いことは欠点だと思うけど、最近はそういう乙女ゲー多すぎるからもうスルーって感じです。

・けど主人公の、毒の大前提となる「ホムンクルス」の部分がぼかされたままなのが個人的には致命傷でした。何度でも言うけどここは一番最初からずーーーーっと引っかかってましたからね…。
細かいアラが物語の末端にあるのはスルーできても、主人公の設定って言ったら見逃せない。しかも攻略対象との未来にも関わることだから、どんなにストーリーが良くてどんなに幸せなEDを迎えてもモヤモヤが残る。「すぐ気付くような大事な部分が説明されず目の前で放置されたまま」という点では、失礼ながら逢魔時(ロゼの方)と同レベルだと思ってしまった。それくらい大幅減点です。
けどいくつか感想ブログ見てみてもここで引っかかってる人は見つけられなかったので、私が気にし過ぎなのかもしれない…。逆に「防毒服とか防毒設備とかホイホイ出てくるの都合良すぎ」とかってツッコミは私はそういうもんだと受け取ってたので、まあ個人差なんでしょうね。

・あとこのゲームはとにかく絵が褒められてる印象なんですが、スチルになると時々主人公の目がデカ過ぎてバランスおかしく見えるのも私だけなんでしょうか…?
何ならパケ絵の横顔の時点で違和感があります。主人公だから可愛くしたい=目を大きくしよう!ってのは伝わってくるんだけど、どーも目がデカ過ぎてキャラと主人公が並ぶと画風が違って見えることすらあった。ヴァン渾身の壁ドンスチルとかシーン的にはめっちゃ好きなのに、二人で目の大きさが違い過ぎて違う絵師の合作みたいだった…(´⊆`)男キャラは普通にカッコイイんで、主人公の顔が見えないスチルだと安心してしまう自分がいた。

・更に個人的なことを言うと私はインピーが好きなんだけど、仲間で集まってる時は徹底して残念ないじられキャラなのが面白くありませんでした。そういうキャラとは分かってるけどあまりにも扱いが悪い。仲間で会議する時は(どうせいじられるんだから)インピーは出してほしくないとさえ思った。
ルパンルート終盤、悩んでるルパンに発破かける役も二回ともヴァンだし。インピーは飛空艇の改造で忙しく、武骨な軍人ヴァンが言うからこそ響く台詞なのかもしれませんが、最初からルパンの相棒やってるインピーにも一回くらい譲ってやっても良かったのでは…とモヤりました。

◆という訳で☆5で評価するなら3~3.5程度かなあ。
キャラは好きだし、やってる間はストーリーも楽しめたし、多少のご都合展開は許容できます。
しかし主人公の体質が謎で終わってしまったことと、イデアに管理される正しく間違った世界が平然と続いていくこと、このデカ過ぎる二つの問題が放置されてることから未来の希望が感じられないので、後日談を見る気にもなれません…。
主人公の体質はルパンEDにも残ってるし、ルパン&サンED以外はイデアの問題も残ってる。イデアに関してはルパンEDやサンEDだってどうだか。あいつら簡単に約束破るし、主人公関係なく「正しい」世界へ導くための活動に巻き込まれる可能性は全EDあるんだから。

主人公の毒を解決するだけで精いっぱいだったというなら明らかに詰め込み過ぎ&話を大きくし過ぎ。
毒以前に「ホムンクルス」そのものが抱えてる悲劇性の方も考えるべきだったし、イデアなんて世界観的にも浮いてる。真相に絡まないならもっと小規模に抑えられたのでは。
まあ主人公が心臓は動いてないけどそれ以外の臓器は動いてるスーパーご都合ホムンクルスでも、イデアが壮大な小物集団でも、それならそれで別にいいんです。
しかしそれなら一人くらい作中で疑問に思う人物を出すべきだった。誰一人突っ込まず受け入れてるからおかしなことになる。あえてぼかして余韻や余白を残すのと、単純に説明が足りないのはまったく別のこと。コドリアは完全に後者。

FD出るらしいけどこのまま終わります。お疲れ様でした。
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オムニブスとアレスター引き合わせてバトらせたい

2016.11.05 19:53|Code:Realize
四周目、サンルート終えてきました。

◆うーん、いい話ではあったんだけど…やっぱ不老系人外との恋愛は難しい。って感じですかね…。
・乙女ゲーにはよくある設定ですけどね。攻略キャラが何千年も生きてきた悪魔とか、前世からの悲願を果たそうと暗躍してるとか。
でもそういうのってよっっっっぽど過程をキッチリ書かないと説得力ないと思うんですよ。時間的に積み重ねたものが大きければ大きいほど、すんなり落ちられると「あなたの〇千年間は何だったの?」感が酷い。それが使命や因縁に囚われてるキャラなら尚更。
特にコドリアは共通パートで全員と広く浅く交流して、キャラ個別を選ぶイベがほとんどない。サンなら訓練パートくらいじゃないか?それが共通が終わって個別に入るとすぐにほんのり両想いみたいな雰囲気になるから、コドリアは基本的に「いつの間にそんな好きになったん」感があるんですよね。
でも一応ヒトの時間を生きてるインピーヴァンフランなら、多少過程が薄くても流せるんです。あとインピー…はさておき、ヴァンフランは「ほんのり両想い」な雰囲気を出しつつも、ホントの気持ちはなかなか明言しませんからね。ガッツリ恋愛感情というより「なんとなく気になってるけどまだ口には出せない気持ち」程度で抑えてる感じ。個別に入った直後は「芽生える前の恋」という感じがするので、そこまで違和感はない。
しかしサンは抱えてるものが大きすぎるうえ、個別に入ると割とすぐ「愛してる」とか言うのでちょっと無視できなかった。

確かにカルディアとはいい雰囲気出してたけど、何百年何千年と淡々と使命を果たしてきた人外がそれでコロッと行くもんなのか?何千年もやってきたなら黒死病少年以外にも抹殺対象と触れ合うようなミッションなかったの?…みたいなことがずっと引っかかってました。その状態でお互い「あなたのためなら死ねる」で盛り上がってるので若干置いてけぼり感ある。
「サンのためなら死ねる」「でもやっぱり生きたい」と揺れまくる主人公はなんだかんだ健気でちょっとウルッときましたけど。

・「イデアの使途」については大きくでたな~って感じだけど、フィーニス殺しの描写でだいたい察してた。
しかしこの世界観に更に「魔法」まで持ってくるのはちょっと反則な気がする。まあ錬金術がそもそも魔法みたいなもんですけど。
オブなんとかおばあちゃんは、つまり「イヴ」ってことでいいんでしょうか。そのへんの設定は面白かったです。
けどおばあちゃんが「私たちはずっと世界を正しい歴史に導いてきた」とドヤるたび、ヴァンフランルートで繰り返されていた「この世界はずっと間違い続けている」という言葉を思い出してモヤモヤしてました…。使途が画策してても「間違ってる」というのが民の評価らしいですよおばあちゃん。大物なのにすごい小物くさいです。「間違ってる」論筆頭アレスターと会話させてみたい。

「より正しい方」「より犠牲が少なくて済む方」って言い方ならまだわかるけど、自分のことを「正しい」と言い切る独裁者ほどうさんくさいものはねー!いくら未来見えるって言っても!
それは本当に正しい歴史なのか。何を以て「正しい」のか。しかもそれでアイザックと敵対してるとなると、もはやフラグにしか見えない。

・というかここに来て未だに「カルディア」という存在がよく分からないし、この後サンがどうなっていくのかもよく分からない。
おばあちゃんにあと一度の命を与えてもらったとして、一度止まった時計がもう一度動き出すことってあるんだろうか?
カルディアは他のバッドEDでも選択ミスると普通の人間みたいに死ぬけど、結局心臓は最初から動いてないんでしょ?それでも死ぬんだ?
この人外コンビが歳を取って一緒に老いることってできるんだろうか。サンは力が尽きたら崩壊するみたいに言われてたし、個人的には二人とも限りなくナシだと思ってるんですが、そこが一番気になります。

・萌え的には、「(不死の力で)唯一主人公に触れられる」という点が一番美味しかったです。
それが敵(イデア)に与えられた力というのが皮肉なトコですけど。おばあちゃんがサンに命と一緒に治癒の力を与えたのは、「最後にこのネタやりたいからだろうな…」と生ぬるい目で見てました。裏切者に命ばかりか規格外の治癒能力与えるとか太っ腹すぎるもの。

・あと個人的にはサンが使途になった理由や経緯も知りたかったな~。
ギネヴィアを勧誘する時に「願いを一つ叶える」って言ってたけど、サンも同じように叶えたい願いがあったんだろうか。だとしたらそれってかなり重要なことだと思うけど。使途なんて反則級のご褒美がなければとてもやっていけない仕事(?)だと思うけど、事前に知らなければなんとなくノリでなってみたってことも…まああるっちゃあるのか。自殺とは限らんし。

◆というフランルートでした。
残すところはルパンのみ。
主人公の毒の解決やお父様の真意、フィーニスの秘密は本筋に関わることだから明らかになると信じてるけど、「心臓動いてない主人公が死ぬ理屈」と「主人公は肉体的に成長&加齢するのか」、このへんは明らかになるんでしょうか…。
一周目からずっと気になってるけど、誰も触れないんでもう当然のように死ぬし当然のように加齢するってことになってるんでしょうか?普通に考えておかしいと思うんだけど…。同じホムンクルスのフィーニスもずっとショタのままなんでしょ?いやフィーニスは量産型なんだっけ?

よくワカランけど色々解決することを期待しながらラストやっていきまーす。

ヴィクトリア女王レオンハルトED

2016.11.04 21:17|Code:Realize
コドリアの記事タイトルはポエミー風で統一しようと密かに決めてたたけど、今回はこう書くしかなかった。
三周目、フランルート終えてきました。

◆それなりに萌えイベはあったけどもともと眼鏡優男キャラはあんまり好みじゃないんで、いい話だね~でも感想は特に書くことないかな~程度に思ってました。終盤になるとどんどんご都合展開が増えるしオイオイと思ってたんですが、最後に持っていかれた…。ヴィクトリア女王のレオンハルトルートに。

・やってることは極悪非道だけど、「イギリスのために」何もかも犠牲にする覚悟で自分の手を血で汚すことも厭わず、「イギリスのために死ね!」といっそ清々しい。こういう信念のために迷わず突き進める悪役は好きです。宮殿でのやり取りは「言ってることめちゃくちゃだけどヴィクトリアカッケェェエエエエ!!!」って思ってました。
まあ終盤で明かされたロンドン毒ガス作戦&自分も一緒に死ぬってのはサスガに無茶だろと思いましたが。いくら戦争を煽るって言っても首都と国のトップをいっぺんに失ったら恐怖と混乱の方が広がって収集付かなくなりそう。ヴィクトリアの後釜とやらがうまく機能するかも不確定だし、そこまでやるなら自分で責任もって見届けろとも思ったし。まあこれはこの後ヴィクトリアも人の子だったと回収されるんですけど。

・フランが自分の過去と重ねながら、「ヴィクトリアは過去の罪から逃げてるだけ」「罪から目を背けて力で塗りつぶそうとしてる」と主張するのも納得できるんですが…まあ、キレイだなと。キレイ過ぎるなと。
イギリスの罪を償うと言ったら要するに他国へ謝罪して仲良く手を取り合おうってことなんだろうけど…ねえ…それで相手が許してくれればいいけどね…?国が公に戦争の非を認めて謝罪するって相当大変なことですよ。責任を取るってことなんだから。ちょっと出方を間違えばそれが別の悲劇への引き金になることもある。
かといって、ここで武力で制圧するのは一時しのぎにしかならないとも思う。今は技術で他国を圧倒できたとしても、更に恨みを買ってそれを解消できずそのまま燻ぶらせていれば、結局反乱に怯えることになる。
けど「イギリス」にとってはどちらがより悲劇となりえるのかと考えると私には分からない。そりゃ現代の考え方ではアウトだけど、少なくともこの時代では。

フランVSレオンハルトも「力でレオンハルトを屈服させても意味がないから」と、サンドバッグにされてもひたすら説得で応じるのは正論だし美しいんだけど、でも君それレオンハルトが最初から刺してたらそれで終了だったよねと。結局はレオンハルトの心ひとつで結末変わってたじゃねーかと。
まあレオンハルトの性格や迷いを見抜いたフランの作戦勝ちと言えばそうかもしれないし、攻略対象はこれくらい理想に溢れてないと攻略対象足りえないんで、だからフランが駄目とは言いませんけど。

・しかしここからの説得とヴィクトリア&レオンハルト主従が熱かった…!
今思うとロンドン毒ガス計画は、ヴィクトリアの国民を巻き込んだ壮大な自殺計画だったんだろうなと思います。「イギリス」のために肉親すら犠牲にしてその身を捧げ疲れ切った頃に、体よく死ぬ方法を思いついたんだなと。巻き込まれる側からしたらはた迷惑な話ですけど。
国民すら騙して殺して殺させて、その痛みと屍のうえに成り立つ「イギリス」とは一体何なのか。誰のための国なのか。そこを考えると普通疑問が出てくるけど、ヴィクトリアにはもはやそんなことを考える必要はなかったんだと思います。正当な理由なんか必要ない。彼女にとってイギリスを生かすのは地球が回るのと同じくらい普遍的で絶対的で、最初から決まってることだった。ある意味国家という亡霊に憑りつかれているとも言える。

しかしヴィクトリアが「イギリス」のためにやったあらゆる行為は、彼女の思惑はどうあれ国民にとっては確かに意味はあった。犠牲になった人がいたと同時に、救われた人もいた。それが最後に彼女の間違いを正し、彼女の命を救った。イギリスのために何もかも犠牲にして身を捧げてきたヴィクトリアに初めて報いたのは、もの言わぬイギリスではなく血の通った国民だった。
ここから過去の罪を償うのなら、ヴィクトリアには今以上につらい未来が待ってるんでしょう。ちょっと手段を誤れば悲劇は簡単に起こり、そのすべての責任を背負わなければいけない過酷な綱渡り。でも同時に、ヴィクトリアが初めて報われた瞬間でもあった。だからレオンハルトは「世界で一番残酷で優しい人」。
ここがもう熱くて、ここんところでティッシュ三枚分くらい泣きました。こういう冷酷な王女が主人公の乙女ゲーないかな…。大好物だわこういうの…。

◆という感じでヴィクトリアの方ばっかり感情移入してしまって、フランルートについてはあまり書くことがなかったりして…。
・序盤主人公がフランの手記を読んで「まさかフランがお父様?」「だとしたら皆を騙してるの?」と本気で悩んでちょっとしたすれ違いイベが始まった時は、「いやいやないからwwwその研究に携わってたってことでしょwww」と笑っちゃって感情移入どころじゃありませんでした。ま、まあカルディアちゃん世間知らずだからしょうがないね。隠喩表現分からずそのまんま受け止めちゃったんだろうね。

・萌え的には診察でお互い意識して照れちゃうイベントが可愛かった。
「決してやましい気持ちは…ないんだからね」ってなんでツンデレ口調だよフラン!可愛いな!
エピローグでは露骨なエロはないものの、「同じベッドで寝たい」とけっこうな爆弾発言。フランムッツリスケベ説…。まあフランも男の子だし、好きな子と一緒に住むってなったら…ね…。

◆というフランルートでした。
次は明らかにうさんくさいサンルート行ってみます。
というかヴァンルートでアレスターと「正しい戦争など歴史上一つもない」「この世界はずっと間違い続けてる」みたいなやり取りがあって、フランルートでも同じような言い回しがあったんですよね。「この世界は間違い続けているのだから」みたいな。
この「世界の間違い」というのがヴァンルートでもフランルートでも割と中途半端に放置されてる印象なので、「世界の間違いを正す」というのが真相ルートで重要なテーマになったりするのかな?最終的にはイギリス解体して世界を作り変えようぜ!みたいなデカい話になるんでしょうか。よくよく思い返せばサブタイが「創世の姫君」なのに創世要素が今んとこないし、「コード:〇〇」ってタイトルは何かの作戦名みたいだし。

まあ残り二人だしのんびりやっていきます。

愛を囁かないことが、愛の証明

2016.11.01 01:38|Code:Realize
エスロジが一段落したので一人攻略したきり放置してたコドリア再開しました。
2周目ヴァンルート感想文。

・2周目以降章開始システムがあるのは知ってたけど、イマイチ使い方が分からなくてヴァンが参戦する3章から開始。
…したんだけどコレ、改めてやってみるとほんっと共通パート長い&選択肢少ないですね。これ序盤の訓練相手の選択肢だけ一気にセーブ&ロードで回収して、共通ラストの章からキャラ選択→個別ルート入るのが一番よさそうだ。

・一か月以上放置してたのもあってサブキャラの声優なんかは忘れてたんですが、アゾットの正体が声優の演技で一発で分かった私は声豚検定何級でしょうか。加工は原形が分からないくらい入ってたけど、喋り方でモロ「あ、、、キリツグの人だ…」ってわかってしまい、その後出てきたアレスターの声を聴いて「お前ダーーー!!」ってなったんですがこんなの声豚にとっては入門レベルでしょうか。
有名ベテラン声優=それだけ演技に特徴があり個性的ってなると黒幕やらせるには難しいトコですね…。サンが手紙読み上げてたとこみたいに手紙形式にしとけばよかったと思うよ…。それかモノクマみたいに完全に別人にするとか…。
まあキリツグボイスに気付かなかったとしても、「フィーニスがアゾットだ!」というミスリードがアカラサマすぎるうえ、フィーニスだったら別に声変える必要ないやん&少なくとも梶君の喋り方では絶対ない、とそのへんからしても消去法で丸分かりなのでもうちょっとうまくやってほしかった感はある。

割と衝撃的な事実ではあるから、満を持して真実を明かされた時にもっとヴァンと一緒に「な、なんだってーーー!!!」という絶望感を味わいたかったな…。積み重なっていくフラグに「まさか…?いやでもそんなはずは…」って嫌な予感を感じたかったな…。
もうアレスターが再登場した時点で分かっちゃったので、アレスターを妄信してるヴァンも生暖かい目で見守る羽目になりました。
黒幕が早いうちからハッキリしてると、自動的にヴァンが施術を受けている分かりやすいフラグにもすぐ気付く。同時にヴァンに絶望を与えて屈強な戦士にしたいというアレスターの思惑も丸わかりでした…。
乙女ゲーは声優で釣ってるとこあるんだから、当然ユーザーは一般人より耳ざといってオトメイトも知ってるでしょうに!もうちょっと気を付けましょうよ!声豚なめんな!

・本題のヴァンルートの恋愛部分。
微糖にも程がある!拒絶されるにも程がある!だがそれがいい!!!!というルートでした。
ほんと拒絶されてばっかりでしたね…。
最初は「フィーニスへの復讐へのため利用する」ていで入り、その後何度も別れを告げられて「必要ない」「関係ない」「もう関わるな」のコンボ。
しかし共通パートで既にヴァンは近い将来死ぬ気でいることが分かってるので、特に嫌な印象は受けなかった。むしろ大好物だった。
序盤は「自分はじきに死ぬのに情が移ったらお互い辛いから」ってのが分かるし、個別中盤~終盤では「巻き込みたくない」というのがありありと伝わってくる…。大事に思うがあまり拒絶する。関りを断とうとする。
逆に言えばヴァンに拒絶されるほど、突き放されるほどに愛を感じる。こういうの大好き。Mじゃないですよ。

復讐の鬼だろうと、イチャイチャ甘いシーンを入れれば乙女ゲー的には手っ取り早く美味しくなったでしょう。甘々シーンがあればなんだかんだ萌えもしたでしょう。しかし個人的にはここで安易に愛を囁かないところが良かった。ヴァンが背負ってる過去の重さと、何より主人公への責任が感じられました。
そうだよ、重い過去を背負ってるキャラはこれくらい微糖でも全然いいんだよ…!愛を囁かないことが愛の証明になることだってあるんだよ…!死ぬ気でいるのなら、修羅の道を歩む覚悟を決めてるのなら、軽率に愛を囁くのは無責任ともとれるんだよ!突き放すのだって愛なんだ!
すべての「設定だけは無駄に重いのにやたらアッサリ落ちるキャラ」達にこの言葉を捧げたい。
イチャイチャすればいいってもんじゃねーんだよ(゚д゚)!!!

・吸血鬼戦争の回想と、洗脳ドラちゃんとの対峙もヒジョーに好みな展開でした。
こんなものに守られる国にどれほどの価値があるのか
軍人のこういう葛藤大好物です。乙女ゲー100質の「好きな台詞」にVP蘇芳から一言引用しましたが、アレ最初は一連の流れズラーッと載せてましたからね。読みにくいかと思って一番「名言」とされてる部分だけ抜き出しましたけど。

洗脳が解けかけたドラちゃんの本音もつい涙腺が緩みました。「復讐」についてはついこの間「91Days」で色々考えたばっかりだったしな~。
ヴァンは自分が復讐の対象になることでドラちゃんに生きる目的を与えたつもりになっていたし、生きて欲しいと思っていた。でもドラちゃんからしたら、希望であり同時に苦痛だったと思います。殺したいと思うほど憎み切れない、許したいと思うほど優しくなれない。ってのは壮絶な葛藤だったでしょう。許したくても許せないよなそりゃ、一族の仇で自分は生き残りの長って立場なんだから。
この苦痛を乗り越えることが出来たら生きることが出来るけれど、そんな保証はどこにもない。ドラちゃんがもう疲れたから父と母の元へ逝きたいと思うのも自然だし、そうしてやった方がドラちゃんのためになるとさえ思ってしまう。

…それだけに銃声で場面転換した時にはドキッとしましたが、その後普通にドラちゃんが生きてたのはちょっと拍子抜けでした。ただ「殺せなかった」「殺さなかった」のではなく、もう一言何か欲しかったな。あの銃声何だったんだよ。

・最後の種明かしのターンはさっき書いた通り早いうちに黒幕が分かっていたので、「カルディアをエサにヴァンを覚醒させる気だー!」というところまで見えていた。
ただ思ってたよりはさらに狂ってた印象。ヴァンが完成するのを見届ける前に死んでもいいんだね。でもこういうトチ狂ってるボスキャラの方が失うものがなく、何するか分からない不気味さがあっていいと思います。
ヴァンを騙すために自分の家族も迷わず殺したってとことかはホント狂ってるから、ここをもっと効果的に使ってほしかったな~。回想の時点では「アレスターの家族も殺されていた」で済まされてホントに死んでたかどうか分からなかったからね。

・洗脳ヴァンへの説得は…
いやお前が死んだらそれこそヴァンは絶望して立ち直れないだろとも思いましたが、「すべての憎悪を自分が引き受けて悪夢を終わらせる」という意図ならまあアリなのかなあ…という感じ。それでもやっぱりヴァンが正気に戻った時主人公が死んでたら、そのまま後を追いそうではあるけど。まあそれも「死によって悪夢から解放される」という点では一種の救済なのか。

正気に戻ってからの自害はエッ悲恋なの!?Σ(゚д゚)まあこれはこれで好きかな…と思ったところでやっぱり生きてたEDでオイオイオーーーーイwwwwってなりました。
尺がなかったのかもしれないけどここはちょっと雑じゃありません?「うるさいのがいて死ねなかった」とか「今はお前と生きたいと思った」とかそこだけ見ればキレイな台詞言ってましたが、だとしたら心変わり早すぎ&さっき刺したのドコやねんという話ですよ…。
一度は死ぬ気でブッ刺して意識不明の重体、数日間生死を彷徨っているさ中主人公が名前を呼びまくって「うるさいのが~」に繋げてくれた方が良かったなー。

もしくは個人的にはそういう趣味はありませんが、「お前を殺してしまうところだった」発言から利き腕を斬り捨てる(=簡単には殺せないようにする)展開に繋げるのもアリだなと思ってました。直前で主人公の首締め上げてたからね。けど全年齢乙女ゲーで欠損はサスガにまずいだろうしこれはムリか。
でもヴァンルートは色々血なまぐさいし、本人も不可抗力とは言え相当殺してるのでそれくらいの犠牲払ってもいいんじゃねとは思う。欠損がダメならFEの某お父さんみたいに筋を傷つけるとかでもアリじゃない?

◆というヴァンルートでした。
ドラちゃんの救済とラストのやっぱ生きてたEDはちょっと雑だと思いましたが、それ以外はおおむね満足。…いや、黒幕ボイスももうちょっとなんとかしてほしかったが。
とにかく拒絶されて追いかけてばかりだった主人公が、最後にやっと「追いついた」というオチはなかなか好きでした。

さて、ルパンを除けばあとは二人。
サンは明らかに人外臭がするし真相の一端を知ってそうなので、三周目は無害そうなフランに行こうと思います。
というかフィーニスが量産型ってのは予想付いてたけど、アレスターが真実に気付いてそのうちの一人を殺してもう打ち止め、って理屈はよく分からんかったな。記憶も共有してるし、ただの量産型クローンではないってことでしょうか。
まあそのうち分かると期待しながらやっていきま~す。

あの月で、お前が来るのを待っている

2016.09.13 21:25|Code:Realize
VitaのDLゲーを消化して容量開けようキャンペーン中でしたが、久しぶりにオトメイトゲーがやりたくなってかなり前から積んでたソフトを引っ張り出してきました。



コードリアライズです。
正直ルパンというと「ふぅ~~~じこちゃぁ~~~ん」の方の印象がキツ過ぎてまったく入り込める自信がなかったし、スチームパンクという題材自体にも興味なかったのだけど、シナリオが夏空の人という一点のみで前々からチェックしてました。
というか色々チェックしてるから知ってる気になってたけど、私がオトメイトゲーやるのってマスケ、夏空、バクハンに続きまだ四本目ですね。意外と少なかったし最後にプレイしてからかなり間が経ってた。Vitaで発売されたものなら初めてだし、システムや演出なんかも地味に進化してるもんだなとちょっと驚きました。

・とりあえず驚いたのは背景ですね!!

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廃墟の表現がめちゃめちゃ好みでワクワクしました。まさか最初に撮るスクショが背景になるとは思ってなかった。

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この重厚感、塗装の禿げた感じもよい。
他にも豪華な邸の中や飛空艇、ノーチラス内部なんかもすごい細かくてビックリしました。オトメイトも進化してたんだね~。

◆そんな感じで一周目はインピーED迎えてきました。以下共通パートや他キャラ中心の感想文。
ちなみにちょこちょこネタバレを見ていたので主人公の毒が解決するのはルパンEDだけというのはあらかじめ知ってます。

・とりあえず良いなと思ったのは、主人公含むルパン一味の距離感。
いや一味というかただの協力関係か。皆基本的に仲良くやってるけど、それぞれ目的があってただの仲良しこよしじゃないとこが良かったです。主人公も姫と呼ばれたりチヤホヤされてたけど、そこまでオタサーの姫感はなかった。終盤にホロロギウムを取り返そう!って皆で命かけるところも、「あくまで主人公の救助は要因の一つ」と言い切ってくれる程よいドライさ。

んまー最初は若干気になりましたけどね。個人的にはインピーはめちゃめちゃ好みだったので、主人公のインピーへの雑な扱いはちょっとどうかと思ってました。下心丸出しのナンパ男を女性が冷たくあしらうのはギャグのお約束だけど、程度を間違うと女が性格悪いだけに見えるので加減が必要です。

・それに加え序盤で引っかかったのはシシィ。
犬飼うとか絶対に危ないっしょ!犬なんかめっちゃペロペロ舐めてくるぞ!?ほっぺた舐められたら終わりやぞ!?しっかり躾けるならまだしも初日から同じベッドで眠ってるので、朝になったら溶けてないかヒヤヒヤしました。

・ルパンとその仲間達はそれぞれ有能だけど、敵側のショルメやフィーニスも更に有能で無双できず。
なんかこいつらデキる雰囲気出しつつ出し抜かれてばっかじゃね…(´⊆`)?と思ってきたところで最後にはやり切ってくれる、ハラハラできるバランスだったと思います。それにしても結局力技で解決すること多かった気がしますが。
つか黄昏さえ見つけられなかったサンの邸をあっさり見破るショルメって何者なんだ!こいつも人外なのか!?

・主人公の正体については…。
序盤で心臓が動いてないと判明した時点では、「死んだ娘を蘇生させるために父親が悪魔の研究を成し遂げた」みたいなパターンで、毒は「死」そのものだったりしたらロマンスだな~とかちょっと思ってた。その場合父親が娘を怪物呼ばわりすることになるので違うかもと思ってたけど。結果ホムンクルスならまあうんって感じ。錬金術師がいる世界ですからね。
それにしてもルパンED以外で毒が解決しないってのはまあいいんですが(よくないけど)、個人的に心臓が動いてない~のくだりから「主人公は不老不死なんじゃないの?」ってそっちの方がずっと気がかりでした。だって最初から生きてないんでしょ?これから老いることなんてあるの?
だからヴァンが不死の疑いがあるやつがいる…という話をして皆が「そんなのおとぎ話でしょ!」と驚いてる時も、「いやここにいる主人公もじゃね?」とか思ってました。実際自称弟のフィーニスは自分が不死であるようなこと匂わせてたし身分の割にショタだし。サンに刺されてあっさり退場したのは意外だったけど。

ルパンED以外で毒が解決しないってのはまあいいんですが(よくないけど)、主人公だけ老いない、一緒に歳を取れないってのは頂けない。このへん全ルートやればちゃんと歳取ってる主人公見れるんでしょうか。杞憂ならいいんだけど、インピー後日談は一年後しかなかったのでまだ不安が残る。夏空も隠し以外は後日談のない賛否分かれるとこあったからな~。コドリアも全然油断できない。

・謎の多すぎる男サン。
月日の数え方がおかしいし、明らかに人外臭を放っていたので最初はヴァンパイアかと思ってました。けどフィーニス殺しのとこでもっと別の何かだと判明。イデアって哲学的なアレっしょ?歴史の導き手がどうとか言ってたし、今登場してる人物の中では一番の大物っぽい気配。フィーニスが不死でもサンなら殺せそうだし。

・ドラちゃんは可愛いけど女声過ぎるのが残念だった…。
女性がショタ役することに抵抗はまったくないけど女声過ぎるのはちょっと!もう一声!

◆本題のインピールート。

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このへにゃ~ってした笑顔好きだわ~めっちゃ好きだわ~。八重歯可愛いと思ってたらヴァンパイアって伏線だったんですね。しかしこの世界のヴァンパイアはヴァンパイアお約束の血をすするとか日光が苦手とかそういうのが全然なく、「ちょっと頑丈で強い人間」くらいの違いしかなかったのでもうちょっと何かあっても良かった気がします。別にニンニクコワイコワイとかそこまで分かりやすいのはなくてもいいけど。

それにしても最近やったゲームに森久保さんが出ずっぱりなんですが、P4(ヨースケ)、下天(秀吉)、コドリア(インピー)と見事に全員チャラ男系で笑いました。過去のも見ればFF零式(ナギ)、TYB(コタロウ)もチャラ男だったな。なんかもうチャラ男キャラは森久保にやらせとけみたいな風潮なんでしょうか。確かに森久保さんの軽薄な演技は本人もすごい楽しそうで面白いけど。

・それはともかく。
クールで何か背負ってるような影のあるキャラより、明るく元気な陽キャラの方を好きになってしまうのはやっぱ私の趣味が変わったんだろうな…。もうインピーはビジュアル含め最初からドンピシャでした。だってもう笑顔が可愛いんだもの!!笑顔のスクショ何枚撮ったことか!!
ちゃらんぽらんに見えて、作戦会議をすると一番慎重だったのも良いギャップでした。勢いに任せてやってやろーじゃねーか!みたいに言うタイプだと思ってたので、「腕のある技師は慎重なものなの」って発言で納得。確かに技師は命預かるような仕事するし、慎重になるのは職業柄当然か。

・あとはやっぱ底抜けの明るさが良かった。
敵の目の前でも漫才をするのは場合によってはグダって見えるんですが、フィーニスの目の前での漫才はフィーニスの反応もあって思わず笑ってしまった。意外とフィーニス心得てる。直後シリアス展開になってしまったんだけど。
じいさんとの過去話も、内容はけっこう悲惨なのに恨みつらみを感じさせない。それよりとにかく科学の力を示したい、お前らの使い方は間違っていると証明したいと極めて前向きで、主人公がインピーを「世界で一番優しい人」と評したのも頷ける。このへんドラちゃんの対比が切なかった。そしてショタインピーのスチルがめちゃめちゃ可愛かった…。スクショ百枚撮った…。
インピーは生前のじいさんから生きる手段や目標を与えられてたからこそすぐに前向きになれたんでしょうね。じいさんの残した「先に月で待っている」という遺言はちょっとウルッときました。

・自分に対してだけじゃなく、主人公に対しても超が付くほどの前向き。
作られた人形、ホムンクルスに対して「純度100%の夢と希望の結晶、科学の子」と力説するところね!綺麗事じゃない、自分の復讐なんか毛ほども考えず、科学の力を証明するために大真面目に月を目指してるインピーだからこそ説得力のある台詞。確かにインピーがホムンクルス研究に携わっていたなら、いくらでも平和的な応用法を考えてくれそうとまで思わせてくれる。
毒が消えた「かもしれない」状態の主人公に躊躇なく触れたり、こういうとこでシッカリ主人公の存在を肯定して救済してるのがイケメンでした。

・ネモは普通のマッドサイエンティスト(という言い方もおかしいが)と思ってたけど、彼も意外と大物だった。
追放されたと聞いた時はヤバイんじゃねと思ったけど、思ってたより更に狡猾で攻撃的だった。まさかインピールートのラスボスになるとは。
浅黒い肌と白い髪という奇抜なデザインも、マッドサイエンティストの演出ばかりでなくイギリスに侵略された植民地出身だからという設定で感心しました。祖国が他国の目的のために武力で踏みにじられたから、科学の力でも目的があれば他者を踏みにじっても良い…という考えに至るのもそうおかしなことではない。似た過去を持ちながらも、ここでまったく違う方向に行ったインピーとの差がやっぱ切ない。
ネモがずっと願っていたこととは何だったんだろうか。とっくに心が壊れていたところから汲んで「誰か私を殺してくれ」かなと思ったんだけど、これはちょっと悲惨過ぎるかな。「認めてくれ」「救ってくれ」あたりでしょうか。性格的には「認めてくれ」が濃厚だけど、だとしたらわざわざ伏せる必要もないしつい暗い方に考えてしまう悪いクセ。

・萌えポイントと言ったらどこだろな。インピーが常に明るくて軽口言ってくるので楽しかったし、インピーのビジュアルが好みだったのもあってどんな表情でもニヤニヤしながら見てた気がする。もうインピーが可愛いの本当に…!
主人公は最初どうだろうなと思ってたけど(インピーのアドリブに乗れなくて検問に引っかかるのを悪びれもしないとことか)、気持ちをストレートに話すとこは良かったです。「○○だから××は良い人」みたいにちゃんと順序立てて理由を話すとこがいいよね。ホムンクルスだからかしてどこか機械的ですが、こういう率直な表現でキャラがドキッとしてる感じが良かったです。

後日談でも結局触れないままだけど、じいさんの残した夢を今は主人公も一緒に見ているというオチも良かった。月に行くのも今は三人の夢。じいさんは月でインピーと主人公が来るのを待っててくれ。

◆毒が解決しないのに加え、黄昏の目的、お父さまの行方、サンの正体など分からないことテンコモリでしたが、まあ気楽にやっていこうと思います。
次いくならヴァンかな~。ルパンは制限的に最後確定として、サンも真相に近そうなのでヴァン→フラン→サンという順番になると思います。
でもVitaではP4Gも同時進行中なのでマッタリやっていきまーす。
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