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文句ばっかりでさーせん

2016.11.27 20:02|花咲くまにまに
ラスト五周目、倉間ルート終えてきました。

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相変わらずテンションは下がりっぱなしであんまりいいこと書かないのであしからず…。

・倉間ルートの美味しいポイントはものすごく分かりやすい。
倉間からしたら主人公は好きになってはいけない相手で、見守らなきゃいけない相手。命をかけてでも幸せになってほしい相手。
主人公からしたらいきなり距離を取られるのも、母親の影を重ねられるのも、自分のために命を犠牲にされるのもツライ。
という切なさMAXのルートなんですが、イマイチのめり込めなかった。
なんでしょうね、倉間が思ってたより子供っぽかったからかな?
「遠ざけなきゃいけない」と思ってるならもっと徹底しろやとも思ったし(和助でもちょっと思ったけど)、焼きもち妬いて距離を取るのがアカラサマでヘタクソ過ぎた。
まあでも千年生きてたと言っても人型を取り始めたのは最近で、しかも生まれる前からずっと見守ってて、「江戸で初めて会話を交わしてからもう恋に落ちてた」「ロマンスが止まらなかった」と言われたらしゃーない感もあるので納得してます。
年の功だけはあるのに自分の感情の制御は未熟on未熟、と思えばそこもまた可愛いんじゃないでしょうか。

・なのでクラマさんが嫌いな訳じゃないです。
集中できなかった理由、もとい倉間ルートの戦犯は清次郎パパでした、本当にありがとうございました。
もうね、辰が危なっかしいと知ってるんだから、とっとと言えやと。
自分の家族を疑うなんてことはしたくないんだ!!!って思うのはご立派ですよ。でもね、相手にはまったく家族と思われてなくてガチで殺しにかかってくるうえ、宝良や主人公も狙われて、和助や桂も巻き込んで倒幕がダメになりそうってーんなら、もうお前だけの問題じゃないよねと。お綺麗な家族論なんか掲げてる場合じゃねーんだよ。お前の家族一人のために他の家族全員と日本の未来まで巻き込むんじゃねーよと。
というか家族と思ってるなら一度でいいから腹割って話しろや。全然家族になれてねーじゃん。

辰という火種を分かってて放置して、そんな状態で危ないヤマに手を出して大勢を危険に晒すのだから、ひっ捕らえられても「お前が何もしなかったからだよね」としか思えん。

・辰も辰で本気で殺しにかかってくるのに萎えました。まあ他のルートでもそうだけどね。しかも最後には火を付けるなんて血は争えないっつーか、ほんとにガチで恨んでるよね。ここまでやるんだね、逆恨みで。
けどこれだけ殺意高くても、本人ルートだと「やっぱり主人公は許す」とかふざけたこと言うんだよなあ…。
と、本人ルート以外でも株が下がるというとばっちり辰。それもこれもさっさと辰を止めない清次郎パパのせいです。

・尼レビューで「結局主人公の両親が元凶なのでは?」と指摘されてて、さすがに一番悪いのは放火犯だろうと思ってましたが、最後までやるとあながち間違ってもないと思った。
「元凶」って言っても二人とも悪意はないんですが、ぐだぐだし過ぎって言うんでしょうか…。
清次郎は主人公の出生については吉乃の抱かれる抱かれる詐欺に騙された被害者ですが、さっき挙げた通り辰についての対応が最悪。

吉乃の「好きな人と結ばれたい」って気持ちは、現代の感覚からしたら当然のこと。心から好きな人にしか体を許さない…ってのも普通のこと。
けど夜伽から逃げ出して大奥から追放され、花魁になっても体を許さない(でも好きな人の子供は生む)って、当時の感覚からしたら我儘以外の何物でもないと思うんですよね。大奥で働いてるならその時からとっくに覚悟決めといてもいいはずなのに、そこから逃げ出して花魁になってもまだ体を許さないと言う。
ようやく覚悟決めて清次郎に水揚げを頼んだと思ったら逆に開き直って、周囲には黙って「誰にも体を許してない花魁」で売り出す。けど着々と腹の子供は育っててちゃっかり出産。それで処女という付加価値付けて売ってんだからそのへんも詐欺よね。
そりゃ火を付ける方が悪いに決まってるけど、ずっと騙してる方もたいがいですよ。花魁なら男の処女信仰のキモさも知ってるでしょうに。そりゃ男もキレるよ。清次郎も一緒になって黙ってるのなら同罪。

水揚げを済ませてることや、本命がいることをきちんと公言する。
どんなにお高くとまっても追放された跳ねっかえりなんだから、中には客や同僚からなじられたり、文句を言われることもあったでしょう。
それらを跳ねのけて「好きな人への想いを貫く粋な女」を貫き、それでも尚言い寄ってくる男が止まなかったなら、その時初めて「伝説の花魁」扱いが許されると思う。
「人気絶頂花魁の初めての男になれる」という触れ込みで客を釣っておいて実は妊婦、ってこれのどこが粋なんだ。

・まあ清次郎も吉乃も、人望や実力があるのは確か。好きな人と結ばれたいという気持ちもわかる。
でもこの二人のぐだぐだな行動の結果、問題が発生しているのもまた事実。
なのにやたらと過剰評価されて、欠点を指摘されず、「悲劇の大恋愛」みたいな扱いになってるのが引っかかるんだと思います。
人によっては気にならないのかもしれませんが、私は「ゲーム内での評価とプレイヤーの評価」にズレがあると気になって仕方なくなるタイプなんですよね。人物評だけじゃなくても、作中で明らかにおかしいこと、指摘すべきことをスルーされるのがいっちばん気になるんだ(´Å`)

…というかこのゲームは、製作者が「面方が客を騙す」罪について軽く考え過ぎなことがそもそもの問題な気がする。
客をそつなくあしらったりおべっか使ってご機嫌取ることと、単純に騙すことは、ウソの種類が違うと思うんだけど?どっちにしろウソなんだから同じでしょって考えなのかな。
ここもうちょっと重く受け止めたら、吉乃も主人公もこの母娘を批判しない他キャラも立ち回りが変わってくると思うんだけどなあ。

・あとこれは倉間ルートに限りませんが…鈴音って何だったんでしょう。
典型的な「ちょっとイヤミな小物ライバルキャラ」なので、どこかで和解したり実力を認められたり鈴音が成長するイベが来るんじゃないかと思ってました。が、最後まで小物で終わりましたね。
誰かのルートで鈴音が主人公が中座するのを助けてくれたけど、先輩らしいとこってホントそれくらいだったような…。

鈴音と競い合い、後に女の友情を結ぶようなイベはなく。
鈴音が悪役ライバルっぷりを発揮して主人公を苛め抜くようなイベや、そんな鈴音を痛快に下して認められるイベもなく。
鈴音が先輩らしく華麗に振る舞う場面もさほどなく。
ど~~~も中途半端なキャラでした。こんなだったらもっと徹底した悪役ライバルにして主人公SUGEEE要員にするか、逆に清菊姉さんを一回り若くしたような優秀で善良なタイプの良き女友達キャラにした方が良かったと思います。
ライバルキャラとしても友人としても機能しない現状だと、単に万珠屋の振袖新造の格を下げるだけのキャラにしかなってない気がする。

・謎のパラ上げパートについても最後に文句言っときます。
ED条件に絡むなら作中にヒントくれよ~(´Å`)
序盤キャラごとに遊郭用語を説明するパートがありますが、あんなの一回言われたら分かるんだから用語説明は共通パートに収めて、あそこで「〇〇さんは面方にとって何が重要だと思いますか?」「俺は××が大事だと思うな」みたいにヒント出すパートにすればよかったのでは?なぜキャラごとに同じ説明繰り返させるのか意味が分からなかったよ…。別に萌え台詞がある訳でもなし…。

◆という感じで、花まに全ルート終えてきました。
倉間さんについての感想をほとんど書いてないけど、他のところが気になり過ぎて集中できなかった。
EDは宝良ルートのみノーマル&グッド、他キャラはグッドのみでオマケ後日談も見てませんが、もうすっかりプレイする気力がないのでこれで終了とします。
二周目以降あらゆる方面に愚痴ばっかり言ってて疲れました。最初はぼやけてる部分も多くてスルーできたけど、どんどん真相が分かってくるにつれ萎えていくゲームだった…。

総合レビューは書くつもりないですが、☆2~3ってとこですかね…。絵はキレイだったと思います。
一見可愛い系の絵柄なんだけど、マジマジと見てみると意外と男前だったりするのが良かった。

以上、おつかれさーっした~~~~。
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他の男に抱かれる抱かれる詐欺

2016.11.23 12:10|花咲くまにまに
一周目の主人公印象→基本は典型的な乙女ゲーヒロインだけど天性のキャバ嬢資質に一芸特化型で面白いな
今の主人公の印象→便利な女やな

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四周目、和助ルート終えてきました。

・恋愛描写はけっこう好きでした。
大人の余裕でちょっかい出してくるけど、段々目が離せなくなっていく過程。
和助が贈った簪の鈴の音が主人公を象徴する音となり、やがてそれが和助を支えるお守りになるのも良かった。
長州との関りも、主人公が活躍するのではなくあくまで和助の心や病気のサポート。弱ってる時にこんなこと言われたらそりゃ惚れちゃうよねという台詞。「自由な未来を知っていて、語ることができる」主人公に、誰より自由な未来を求める高杉が惹かれるのも分かる。
仲間の前で咳き込んでるのを見られないように、抱きしめて誤魔化すというのも良い機転だった。「主人公がここまで付いてきて良かった」と思えるところだった。
志(と労咳)のため高杉はギリギリまで主人公を遠ざけるけど、最後の一押しは主人公の方からというのも、高杉の面目を立ててたと思います。
ベストEDのお持ち帰りEDは、本来ちょっとした事件にもなりえるイベント。でも二人とも着物だったからお祭りの風景に自然と溶け込んでいた…という、非日常の中の日常感が良かったです。

まあ戦場で指揮取ってたのにいつもの私服だったんかよという気はしますが。そして今までわきまえてた主人公が最後に戦場についていく展開は若干笑いましたが。(防具も付けず後ろで何してたん?見物でもしてたん?)
まあこのへんは最後の展開に繋げるための苦肉の策だったんだろうと思ってます…。

・このルートの主人公は好きなとこもあったんだけど、やっぱ白玖ルートで指摘した無自覚さは引っかかってました。
「心に決めた人にひたすら尽くす」「この人の夢を叶えるのが自分の夢」とか、そういう志自体は好きです。倒幕の志は共にできなかったとしても、これはこれでアリだと思います。実際大きなことを成すには「影で支える人」というのは必要だし。
でもそれって、「(その人のために)自分を犠牲にする覚悟」と、「(その人のために)他人を犠牲にする覚悟」、二つの覚悟が必要だと思うんです。
けどこの主人公は前者ばっかりで、後者については思い付きすらしてないんですよね。完全に抜け落ちてる。発想がない。周囲も心配するのは主人公の身の危険ばかりで、主人公の行動が(間接的に)他人を犠牲にすることには一切触れない。だから主人公がひたすら自己犠牲の精神に溢れた聖女みたいな扱いになってる。

自分を犠牲にすることより、他人を犠牲にすることの方がずっと辛い時も多いはず。他人の犠牲を考えないなら、「この人のために自己犠牲も顧みない健気な私」に浸っていればいいだけ。愛と正義に酔っていればいいだけ。周囲が心配して見せればそれだけで満たされる。
だから誰かを踏みつけている自覚がなく、周囲もそれを教えず、「役に立ちたい」の一心でどんどん諜報活動にのめり込んでいく主人公が、すげー便利な女に見えるんですよね…。いや高杉や桂が実際そんなゲスなこと考えてるとは思いませんけど。
主人公が客を誘導して情報を喋らせながら、「この人は笑顔で人を殺すと言っているのだ」と、人非人を見たみたいにドン引きしてる描写がありましたが、お前は笑顔で客を騙してるじゃねーかと思いました。
大義はこちらにある(と歴史を知っている)から客を騙しても何とも思わないならそれこそサイコパス。「目的のためなら他人の犠牲なんて知ったこっちゃないよ!どんな汚いこともやるんだよ!」と開き直ってる人の方が、自覚があるぶんずっと正常。

・「花魁になるからその前に私の初めてをもらってほしい」展開も、まあ割と好きではありました。遊郭ものっぽいし。
けどいざ抱かれたら、「やっぱり吉乃のような体を許さない粋な花魁になろう」みたいな流れになってズコーーー。
いやそれ和助からしたら詐欺じゃねーか?wwwと笑いました。
しかも花魁になった後の接客は諜報活動しか描写されておらず、床入りピンチを粋()にかわすようなイベントもなくてがっかり…。完全に「花魁になるからその前に(略)」やりたかっただけですよねコレ…。

・というかこのゲームは「体を許さない花魁」というのを美化し過ぎな気がします。
吉乃を美化&特遊郭SUGEEEしてるせいで、花を売る遊女=「花を売らなければ男を満足させられない遊女」「本人の力量が足りない低レベルな遊女」みたいな風潮になってるというか。
そりゃ話術や芸事だけで満足させられるのはカッコイイけど、目的のために自分の体さえ捧げる覚悟というのも同等にカッコイイと思うし、そういう遊女も必要だと思うよ私は。
そして白玖ルートでも書いたけど、SUGEEEする割に万珠屋の面方は主人公含めそれほど粒ぞろいには見えないってのもね…。このルートで出てきた薫とかいうモブも相当無能だったぞ…。

・吉乃の過去も「他の人に抱かれる前に好きな人に抱かれたいから」と清次郎に水揚げを頼むとこまではいいんだけど、結局その後「逆に肝が据わって体を許さない花魁になった」というエピソードは普通に微妙だと思ってました。
なんか美談みたいになってるけど、それって結局好きな人とエッチしただけだよね…。それで他の客とは寝ずに済んだんだから、花魁としてはよほど恵まれてると思うんだけど、なぜ悲劇の花魁扱いなのか…。好きな人と結ばれないまま死んでいく花魁なんて山ほどいるよね…?というかこの時代それは花魁に限らないよね…?
火事で死んだのも吉乃だけじゃないし、悲劇の真相は倉間ルートで分かるんだろうか。

そして後から気付いたけど、
煮え切らない相手に対して「他の男に抱かれる覚悟したからその前に抱いて」→抱かれる→「やっぱ抱かれない花魁目指すわ」
ってこれ完全に母娘で一緒なんですね。母娘二代で他の男に抱かれる抱かれる詐欺じゃん。清次郎も和助も被害者じゃァん…。
でも元々好きで抱いたんだから男側は文句は言えんわな。好きな女に「Σいや他の男にも抱かれるんちゃうんか~~~い!」とか言える訳ないもんな…。

◆…と、白玖ルートと似たような愚痴を書いてしまいましたが、白玖ルートの感想は我ながら取っ散らかってたので、あの時の違和感を多少は明瞭にできた気がします。
けど白玖ルートと比べると、主人公が(終盤以外)長州の件で出しゃばらず高杉のサポートに徹していた、という点は良かった。だからまだ話に入れたし恋愛描写もすんなり受け止められました。

さぁ~~最後は倉間サンダー!
吉乃が悲劇な理由はここで分かるんでしょうか。今までの経験からあんまり期待してませんが、倉間には少なくとも長州の問題は絡みそうにないからそのへんは安心かな。
気分転換挟みながらのんびりいってきまーす。

だんだん真顔になる♪

2016.11.19 18:57|花咲くまにまに
だんだん受け付けなくな~る~♪



3人目白玖ルート終えてきました。

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桂のキャラ自体は割と好きではあるんだけど、話が進めば進むほど微妙に引っかかることが増えてだんだん真顔になっていくルートでした。

・このゲーム、序盤で新造などの用語解説をしてくれるパートがあるんだけど、それはその時好感度が一番高いキャラが担当するようになってるので、周回すると同じ説明を別キャラから聞くことになるんですよね。
説明自体はそれほど長くないから別にいいんだけど、毎回説明を聞いているとサスガに流せなくなってきます。遊郭なめんな感を。一周目ではあまり気にしないようにしてたけどね…。
いや、別に私遊郭ものには興味ないし知識もないですけどね?それにしたって「普通の(花も売る)遊郭の花魁よりも、万珠屋の新造の方が何倍も稼いでる」とか何回も言われると普通の花魁の立場って一体って思ってしまいます。
この時代の花魁って相当過酷な職業じゃなかったっけ?花を売るっていったら精神的には勿論だけど、中絶とか性病とかそっちの問題も深刻だし。

まあ「豪華な食事と風格ある店構えと最高のおもてなし、幕府お抱えビップ専用品のあるお食事処です♪」っていうコンセプト自体は良いと思います。清菊姉さんも(接客パートがあまり描写されないのもあって)いい女。
けど期待のホープ(振袖新造)が主人公や鈴音程度だとど~~~も格が落ちるというか…。鈴音は典型的ライバル小物キャラって感じだし、主人公に至ってはぺーぺーの新米。こんなんが毎日を必死に生きてる普通の花魁より何倍も稼いでるって、よっぽどこの世界の花魁はレベル低いんでしょうか…。
主人公が天性のキャバ嬢+超絶美少女だったとしても、酒も飲めない話の引き出しも少なくてどうやって「最高のおもてなし」をやってるのか謎である。確かに相槌はうまいけど、あの程度のおべっかも普通の花魁とやらはできないんだろうか。

・薩長同盟のイザコザに巻き込まれてヤキモキするところも、桂の嫉妬美味しいと萌えるところなのか、情けなさに頭抱えるところなのか迷いました。
主人公に甘々な西郷どんと、そんな西郷を見て露骨に不機嫌になる桂。こんな小娘に気を揉ませるのも、説得を頼むのも情けない。これ遙か5で似たようなことやって叩かれまくってたなぁ…。
歴史ジャンルでは重大事件の影に主人公の存在が!ってのはよくあることですけど、歴史改変系(主人公が介入することによって史実では死んでるはずの偉人が生き伸びたとか)は、まさに「主人公がいなければそうなってた」と納得できるんですよね。
けど「史実のこの一件が成功したのは主人公の力添えがあったから」系は、相当配慮しないと主人公が偉人の功績を掻っ攫うことになったり、ヘタしたら偉人sageに繋がるので難しいトコです。

・主人公が危ないことに首を突っ込みそうになる→危険だからやめろと周囲で説得→主人公がキレイな言葉で反論して説き伏せる→主人公はやっぱりすごい女だ→でも結局危ない目にあう
というパターンも3回くらいあって、どっちもいい加減学習しろとウンザリしました。もうこの女の口塞いで縛り付けとけ…。
それも危ないってわかってるのに、危険予知や対策が甘い甘い!
万珠屋に来る幕臣の客から情報を聞いて倒幕派に回す→万珠屋が疑われてピンチどうしようって、当然過ぎて何を言ってるんだか分からない。
しかも疑いをかけられて幕臣から見張られるようになって客足が減ると、「営業妨害だよ」とこっちが被害者みたいな態度。いやお前らのやり方がヘタクソ過ぎんだよ。そりゃそんな分かりやすいやり方してたら疑われるだろうよ。
関係ない面方が闇討ちされるようになったら「主人公は面方を辞めさせて安全な場所に」ってなるのも、「関係ない他の面方は殺されてもいいんだ?」と驚いた。万珠屋は家族みたいなもんじゃなかったの?

そんな危険な状態で主人公が一人で傘を届けに大門まで行くのも、客に襲われそうになったのを万珠屋のど真ん中に桂が颯爽登場して殺して止めるのも、倒幕の誤解(誤解じゃない)を解くための芝居&死ぬ死ぬ詐欺も、何もかも浅くて何も言えない…。
酒井がゲス野郎だったとしても死者を貶めるウソをでっちあげるのはどうかと思ったし、白玖が「根も葉もない噂を信じてしまわれるのですか?」ってところは根も葉もあるだろと思ってしまった。
店で人が死んだのは事実だし、桂の姿で何度も出入りしてたら噂くらい立つだろ…。プレイヤー目線では声や立ち絵で同一人物ってことがバレバレなのは野暮なツッコミだとしても、桂の姿で白玖として花魁道中に出るのは相当危ない橋だったぞ…。葉っぱどころか花でも咲いてるレベル。

・そしてこれらのことに、主人公が悪いことをしてるという自覚、罪悪感がまったくないというのが一番引っかかるのかもしれない。
「どうやって幕臣を出し抜くか」と黒い策略を巡らせるのではなく、「桂さんの力になりたい…」「どうにかして誤解を解いてもらわなきゃ…」ととにかくひたむきなんですよね。いや誤解じゃないよねと。アンタがやってるのは紛れもなく情報の横流しだよねと。
なんというか、自分のやってることが人から非難されても仕方ない「諜報活動」ってこと自覚してないって感じ。あくまで「良い子」のままなんですよね。
さすがに明言されてはいないけど、全体的に「(情報流しまくってるのに)私たちは誠心誠意接客してるのに万珠屋が疑われるなんてヒドイ、面方が闇討ちになるなんてヒドイ、証拠もないのに疑うなんてひどすぎるよ…」と被害者ムードが漂ってるというか…。いやそりゃそうなるだろうよとしか思えない。この子の善悪感どうなってるんだろう。
自分が流した情報のせいで客が死んでるとか考えたことないのかな。客に情報を喋らせながら、「この人やこの人の部下も死なせることになるかもしれない」とか思わないのかな?

これだったら「自分のやってることは決して綺麗なことじゃない」、と清濁併せ呑む覚悟で思いっきり悪女を演じる方がずっとカッコイイと思うんですけど。この主人公は「力になりたい」ばっかりで、情報を横流ししたその後のことを何も考えてなくていっそ怖い。自分が流した情報で人の生死が左右されること分かってないし、その覚悟もないよね?
酒井だって初回の乱暴のせいで酒井=悪役=死んでも良しって雰囲気になってるけど、直接殺害の原因になったのは主人公が情報横流ししたせい。酒井はゲスいけど情報流されてキレるのは普通のことだと思うよ。主人公が被害者みたいな顔してるけど、主人公のせいで酒井は死んだってこと気付かないのかな?
とにかく接客業としてはあるまじきことやってるのに、周囲の反応も「立派な面方になった」とひたすらageageなのに違和感ありました。客から得た情報を敵に流して、疑われたら一芝居売って死ぬ死ぬ詐欺してでも言いくるめて騙しぬくのが「立派な面方」ってなんだそれ。「立派なスパイ」ならわかるけどさ。

・桂との恋愛描写自体はけっこう好きなとこありました。
が、後半に行くにつれてどんどん話が微妙になっていくのであまり印象に残ってない…。
仲間を見捨てても罵られても未来のために生きることを選ぶ、「逃げ」の覚悟を見せるところはかっこよくて好きでした。時には逃げる選択の方が勇気が必要な時もある。
だからこそ初めて手を血で汚すのが、あんな小物相手で主人公を守るためだったのが残念だった…。乙女的には「主人公のために戦ってくれた!」と萌えるとこかもしれませんけど。個人的には桂本人の志を達成するココゾという時に取っておくか、あるいは知略で凌いだり「逃げ」の覚悟を貫いて生涯手を汚さない方向で行ってほしかったな~。
桂の姿で万珠屋で幕臣を殺す、って悪手も悪手だし。まあ考えなしに行動しちゃうほど主人公が大切だったんだよ!桂も必死だったんだよ!と言われたらそうかもしれませんが。

◆次は和助、最後に倉間って予定ですが…。
白玖ルートがこうだと和助ルートも期待できそうにないなあ。
なんかここ最近文句ばっか言ってるのでだんだん乙女ゲーモチベ下がってきました。
私だってこんな愚痴ばっか言いたくないんだよ~(ヽ´ω`)辛口毒舌()ブロガーとか目指してないんだよ~(ヽ´ω`)
途中だけど何か気分転換挟んだ方がいいかもしれないなー。

君にはがっかりだよ

2016.11.15 17:02|花咲くまにまに
あんなに期待してた自分が空しい。

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◆二周目、辰ルート終えてきました。

・もう何から言えばいいのか…
まず復讐の正当性について。可哀そうな境遇なのは認める。だが完全に逆恨み。
吉乃については言わば清純派で売ってたアイドルを身受けしようとしたら実は本命がいましたキャピ☆みたいなノリでこれはこれでクソだけど、そんな吉乃に入れ込んで腹いせに放火した父親も浮気しまくりで子供を顧みない母親もじゅーぶんクソですよね…。
生き残ってる関係者が清次郎だけだから清次郎への恨みを糧にしないと生きていけなかったってのならまだわかるけど、父親のやったことを無視して「息子の宝良にも同じ思いを味わわせてやる!」ってなるのは完全にゲスの発想。ここでドン引きしました。宝良が「兄弟」と言うたびに責められてるみたいで憎かった、ってそれ被害妄想じゃねーか。

しかも終盤宝良が吉乃の血をひいてないと知って「だったら俺も恨まれる立場じゃないか」「俺の父親は宝良の両親も奪ったんだ」、「主人公、お前の母親だって俺の父が…」と苦しみ出した時はそれ今言うの????wwwwwと笑いましたよホント。
今までずっと父親の罪は無視して「父親を凶行に走らせたのは清次郎と吉乃のせい」と逆恨みしてたんでしょ?だったら「宝良の両親を奪ったのは自分の父=自分の父を狂わせたのは吉乃=宝良の両親が死んだのも吉乃と清次郎のせい!」ってならないんだ?そこは父親のせいなんだ?
しかも主人公の母親(吉乃)を奪った件に至っては今更過ぎてギャグかと思うレベル。ツッコミ待ちですか?それ言うならそもそも宝良の母親(吉乃)、清次郎の嫁(吉乃)を奪ったと知った時点、もっと言えば遊郭全焼して死傷者が出た時点で罪悪感感じると思うんですけど。今までずっと逆恨みしてたのにいきなり正常になる辰の善悪基準分かんねーよ。

・そして清次郎や宝兄に憎しみを募らせつつも、息子としての恩恵には与ってのうのうと暮らしているのが一番ダサい。
恨みを糧に生きてきたのに復讐相手に手厚く衣食住世話してもらいました、ってどうなのか。
そんなに憎くてタマランのならさっさと出ていけばいいじゃん。子供の頃はしょうがないとしても、とたをほっとけなかったとしても、本当に本当にイヤだったら出ていけばいい。とただけ預けて自分は家出、大きくなってから身分を偽って入り込むとかもできるじゃん?出ていかない言い訳を探してるように見える。

復讐ものではコッソリ内に溶け込んで内側から崩す作戦は鉄板だけど、辰の場合全然溶け込んでないんですよね。万珠屋の中ではとた以外誰にも心を開こうとしない影背負ったキャラで定着してる。自分から信頼を取りに行く行為をしてない。
そんな状態で怪しい行為を働いたら疑われても全然おかしくない。清次郎が斬られた時にでもちょっと「辰に気を付けろ」って言われてたら周囲は警戒してた。深夜徘徊も主人公に見つかり過ぎ。こんなガバ間者でも平然とやってこれたのは、結局無条件で信頼してくれる店や見逃してくれる清次郎に甘えてたからなんですよね。
復讐相手の懐に入って機を伺う作戦なら、それこそとたみたいに愛想振りまいて溶け込んで信頼を勝ち取って内心でほくそ笑んで、復讐を果たす時にはゲス笑い浮かべて相手を絶望に叩き落すくらいの気概は見せてほしいもんです。

まああえて信頼を取りに行かないのはわざと怪しい素振りを見せて、「本当はそこまで復讐する気はない」「本当は止めて欲しい」といいように解釈することもできる。
自分から溶け込まないのは「情が沸かないようあえて距離を取ってた」から。
または「表面上は距離を取りつつホントのところは家族と思ってる」など、「本当は情に厚く心の底では家族と思ってた」といい話に繋げることはできるっちゃできる。
けど辰の場合はガチで清次郎を殺そうとするし幕府に突き出すしで、いい話に繋げるのにも無理がある。辰の憎しみは紛れもなく本物。

・けど十年以上復讐の機会を伺ってたなら、その間に当時のことをもっと調べようとしなかったのか、とも疑問。
父親の借金を清次郎が肩代わりした~という事実が終盤で明かされて愕然としてるけど、この歳なら「父親は吉乃を身受けする金をどこから工面したのか?」とか一度でも思わなかったのかね。「大罪人の息子である自分が平穏に暮らしてるのは誰のオカゲなのか」とか考えたことはなかったのかね?「吉乃がいつ宝良を生んだのか」とか考えなかったのかね?色々と浅い。

・蔵での監禁パートも…なあ…。
こういうことを突っ込むのは野暮だと分かってるんだけど、まず言わせてくれ。風呂入ってないよね?
数日間ならまだしも季節が変わるくらい長期間監禁されてるならこれはキツイ。せめて体を拭くくらいの描写は欲しかった。監禁パートで密着イベがあっても「大丈夫?主人公臭くない?髪ギトギトしてない?」とまったく萌えられませんでした…。

それ以外でも蔵パートでは「運動のために外に出してくれる」イベとか「食事を一緒に食べてくれる」「好物の豆腐を出してくれる」とかの「本当は優しい人」イベが挟まれましたが、そもそも監禁しなきゃいいだけの話だよね????と思うと萌えは一切ナシの能面モード。監禁しておいて本当は優しいもクソもあるかよ。
主人公が風邪をひいて「なんで言わなかったんだ!」「俺はまた大切な人を失うのか…!」と添い寝してくれるイベも、おめーがこんなところに閉じ込めてるからだろとしか思えなかった。あんな蔵に長期間閉じ込めて体悪くしない方があり得ないだろ。監禁するにしても場所考えろや。ネズミや害虫だっているだろうに、あんな暗くて埃っぽいとこで布団敷いて寝るなんて若い女の子にとってはちょっとした拷問だろ。
これを萌えイベントとして書いてるつもりなら神経疑います。こんな仕打ちを受けて辰のことを好きになる主人公は、もうドMか聖母かストックホルム症候群か何かでした。聖女を通り越して異常。狂っとる。

逆恨み部分はまだ宝良ルートで分かってたけど本当に根っからの逆恨みで擁護のしようがないし、恋愛過程がコレだと萌えるに萌えられない。監禁してただけじゃん。
しかも主人公には絆されて「清次郎と宝良は許せないけど主人公は許す」とか何だその気まぐれガバガバ裁量?逆恨みだとしても復讐すると決めたならトコトン冷徹になれや。復讐にがんじがらめになってるのなら、一回くらい主人公を本気で殺すか葛藤して見せろや!
お前の復讐心はその程度かよ。復讐者としてもほんっっっと中途半端だった。

・まあ辰を擁護するとしたら、「清次郎ももうちょっとなんか言ったれ」ってことでしょうか。
結果として辰には全然家族として馴染めなかったし、傍目から見ても明らかに浮いてましたからね。
辰に殺されてもいいと思ってたのかもしれないけど、実際問題清次郎だけ命を投げ出せば済むって話でもない。
万珠屋の楼主は簡単に死んでいい立場じゃないし、本気で倒幕を目指すなら身内の不安要素は摘んでおくべきだった。普通に考えてこんな不安因子抱えてる状態で倒幕派として団結するなんてムリだろうに。身内の始末すらできない状態でどうして日本の未来を拓けると思えたのか。綺麗なことばっか言ってないで辰以外の家族と店の従業員+倒幕の志、これらと辰を天秤にかけて冷静に判断すべきだった。

「辰を息子として信じていたから言なかった」ではなく、
「辰に本当のことを言なかった」とも見える。
辰は清次郎と宝良に甘えていたが、清次郎もまた辰に向き合うだけの覚悟がなかった。

・全体を通して気持ち悪いのは、誰がどう見てもお手本のような逆恨みなのに、作中では「逆恨み」というワードが一切出てこないこと。この時代にはまだない言葉なんですかね。
それにしたって辰は可哀そう!辰も苦しんでる!俺たちは家族だから!と、誰も辰を責めないんですよね…。
そりゃ可哀そうな境遇なのは認めるけど、復讐の動機として逆恨みは下の下だし、実際やったこともヒドイ。辰のせいで清次郎は死ぬとこだったし主人公は監禁されたし倒幕はオジャンになるところだったんだよ…?
家族だからってなんでも許される訳じゃないでしょうに。元凶の清次郎は言えなかったとしても宝良ももうちょっと何か言えなかったかね?お前の親父殺されかけたんだよ?和助や白玖は部外者だけど巻き込まれるとこだったんだから、一言くらい喝いれてもよかったんだよ?

自分のやってることが最低な逆恨みだと自覚してる、でもそれを糧にしないと生きれなかった…というパターンでもない。というか生まれは悲惨でも育ってきた環境は極めて恵まれてるし。
辰が復讐者としても家族としても中途半端なのは、この優しく生ぬるく甘々な環境のせいだったと言っても過言ではない。

◆という辰ルートでした。
主人公が吉乃の娘と判明してあからさまに辰が冷たくなるところも、人間出来てるとたとの対比で辰がただただガキにしか見えなかったし、蔵パートあたりから能面モードでした。それ以降はずっと「早く終わらねーかなコレ」と思っていた…。
主人公が復讐対象になることは宝良ルートで分かってたから、そこで揺れるところが見たかったのにあの蔵パートだもんなあ。

次は白玖ルートいってきま~す。

そのための皆川純子

2016.11.11 20:52|花咲くまにまに
「ここはどこですか?」
「ここは江戸時代だよ」
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という訳で立て続けに乙女ゲー始めました。



「花咲くまにまに」Vita版です。
タイムスリップもので、攻略対象に幕末キャラが紛れてることは事前に知ってました。誰かまでは知らなかったけど。
江戸時代発言もちょくちょくネタにされてるのは知ってましたが、改めて作中で出くわすと笑っちゃいました。まあ一応伏線になってるし、この発言抜きにしても彼は怪しいし、プレイヤーに分かりやすく「江戸時代にタイムスリップしました。」と伝えるためなのかもしれない…という精いっぱいの擁護。
伏線だったとしても張り方が雑過ぎるのは否定できませけどね。「どこ」って聞かれたら普通は場所を答えるだろうに、時代て。RPGの町の入口にいるNPCだってそんなこと言わないぞ。もう「さりげなく伏線を張った」というより「堂々とぶっ込んだ」という表現の方が正しい。本来あるべき伏線の匂いがほのかに香る練香水程度だとしたら、江戸時代発言は消臭力ってくらい分かりやすい。(分かりにくい)

一周目の攻略キャラは…私は一周目から迷わず気にいったキャラを攻略するタイプで…かつ私の趣味を知ってる方ならお察しかもしれませんが、モチロン宝良君です。元気系でCV岡本君つったら食いつくに決まってんだろ(゚д゚)!!!!!!!

◆一周目の共通パートや各キャラ感想。
・とにかく共通パートが長くていつまでも一章が続く。
いつまで一章なん!?と思ってたけど、共通が1章、個別が2章でかなりザックリ分けてる構成なんですね。だとするとそこまで長くはない…のかな。いや、確かに長い範囲だけどコドリアもこれくらい長かった気がするし、一章の終盤から明らかに個別に入る流れが出来てるので全然オッケーな範囲。
共通で全員と広く浅く交流してほぼ全員落としてる状態、ってーのはコドリアと通じる部分があった。和助さんや白玖は割と早くから仲良くしてくれるけど、心を閉ざしたつっけんどん枠の辰まで何故か主人公を意識してる感じだったし。

・主人公はドモること多いし、自分に自信がなくて最初はキャラとうまく会話も続けられないし、ちょっと大人しめなタイプだと思っていた。
まあ序盤うまく喋れないのはタイムスリップしてきたばかりで混乱してたとか、迂闊にヘタな発言できないっていう緊張もあったんでしょうけど。それにしても大人しめなのは変わりないし、天然&難聴属性は乙女ゲー主人公らしく備えてるので、こんな主人公が禿や新造になるなんて大丈夫なのか?とめちゃめちゃ心配でした。
が、こっちに関しては驚くほど有能。特に序盤は茶道しか武器がなく、お酒も飲めないので話術だけで客を満足させなきゃいけない。しかし江戸に来たばかりの彼女は世間話できるほどの引き出しを持ってないし、ほとんど愛嬌や相槌だけで凌がなきゃいけないのにこれがバカ受け。しかも彼女は本心から客のことを思って褒め言葉がつらつらと出てくる。
しかしやっぱり要所要所では天然鈍感難聴だし、勢いに任せて突っ込んだりする典型的乙女ゲーヒロインなので、もうこれは有能というより天性のキャバ嬢だなと。血は争えないってことなんですかね。パラ上げパートで琴の稽古とかやってるけど宝良ルートで活躍するのは元々持ってる茶道くらいなので、知力とか魅力とか上げても結局相槌全振りって感じ。
「よくこんなポンポン褒め言葉が出てくるもんだな…」と接客に関してはまったく共感はできませんでしたが、なかなか面白い主人公でした。基本はテンプレヒロインだけど一部特化型。このまま現代で生活してたらとんでもない魔性になってたろうな…。

・幕末キャラとの絡みは…
オリジナルキャラの宝良ルートだからか今回はそこまで引っかかりませんでしたが、共通部分でも既に「うーん?」と思うとこはありました。
特に文の受け渡しを頼まれるところ。コレってすんなり通ったからよかったものの、もし違う相手が来てたらどうしたのさ…。何も知らない小娘に頼むなんて、捨て駒にしたと言っても過言じゃないんじゃないか。まあ実際主人公は転がり込んできたばかりの得体のしれない小娘ですけど。それを攻略キャラ、しかも倒幕キャラにやられるとウーンって感じです。
うっかり正体がバレた後も、打ち明けてくれるまでは良いものの諜報を頼まれるとは思ってませんでした。エエーッ主人公にそんなことさせちゃうの…。この子別に国を変える熱い志とか持ってないのに巻き込んじゃうんだ…?
まあ倒幕派もそれだけ切迫していて、小娘を一人切り捨ててもいいくらいの覚悟でやってる…ということが本人ルートで出たりしたら許しますが、そうでなければ最後まで引っかかりそうです。

・それにしても辰は本当につっけんどんだったのでいきなり嫉妬するようになっててかなりビビりました。
なんか怖いんですけどこの人。でも面白そう。次は辰ルート行きたい。

・清菊姉さんは本当にいい人だったしいい女だった。首のホクロが色っぽい。

・クラマさんは最初から本ッ当に怪しかったけど、結局神様的なアレなのよね?
クラマっつーからには天狗か何かと関係あるんだろうか。よく知らんけど。

・パラ上げは「なんか意味あんのコレ?主人公も努力してるんですよって演出程度?」と思いつつテキトーにやってたら、最後の最後でパラが足りず一周目は宝良ノーマルEDでした。
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工そんな大事だったのぉぉぉおおおおおおだったらもっとヒントくれよぉぉおおおおおお!!!
と思いつつ簡易読み込みからやり直したらちょうどギリギリの稽古パートが残ってて、そこからやり直せばなんとかパラ満たせました。二周目からはガッツリ攻略サイト見ようと思います…。

・ミニゲームはまだ全部やってないけどどれも微妙に難しいうえ長い。
音ゲーなんて完全に無理ゲーでした。こちとらコルダで鍛えたんだぞ任せとけと思って挑んだたけど撃沈。熱いと思っていたあの夏はぬるま湯だった。私の不器用っぷりを舐めんな!
廊下拭きはぶつかりまくるけど判定が甘いのか成功は普通に取れる。
暗記は安定してできるけど長いから何度もやりたくない。
クイズはゲーム内の説明や歴史問題を出されるのはまだしも突然キャラの好物とか聞かれてハァ(゚д゚)?状態だったけど、勘でやったらだいたい正解した。
ノーマルEDからベストEDをやり直すのが既にめんどくさ過ぎたんですが、一度クリアするとそこはちゃんとスキップできるようになっててかなりホッとしました。

◆宝良ルート感想。

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ノーマル→ベストの順で見ました。

・もう本当に待ってた!
ややいじられヘタレ混じりの元気系×CV岡本信彦!!!
岡本君は穏やか系のキャラやることも多いんだけど、個人的には熱血系や元気系の演技が好きなんですよね。あとアクセラレータ系。でも何より好きなのは時々ヘタレの元気キャラ。
キョドってる時の悲鳴混じり&奇声混じりの「は!?」「え!?」とかの声の裏返りっぷりがメッチャ好きなんです。「だ、大丈夫だっつってんだろ!(震え声)」みたいな台詞の震え声も、ヘタレ感がすごい好き。ヘタレキャラやらせたら最強だと思う。これ同意してくれる人いますかね?
遙か5の沖田君は冷静穏やか系で全然声裏返らなかったから、もう宝良君は本当にお前をずっと待ってたんだよという感じでした。期待通りことあるごとに悲鳴&奇声混じりのリアクションを見せてくれてたいへん満足でした…。何回リピートしたことか…。

・パパンと藤重兄弟については、
とたが時点で「あ、これは血ぃ繋がってないな」
宝良と辰が双子と聞いた時点で「あ、これは血ぃ繋がってないな」
主人公がパパンに懐かしさを感じた時点で「あ、これは血ぃ繋がってないな オッケー宝良ルートはそういう路線ね」
と、そこまで了承済みでした。実際その通りでしたが、ガッツリ兄妹の葛藤やってくれてヒジョーに楽しませてもらいました。
遊郭の裏方×新造の身分違いの恋ってだけで葛藤するとこなのに、更にそこに兄妹の二重苦!燃える!!

・まあ遊郭つってもここはかなりゆるゆるの遊郭で、別に主人公はさっさと引退してもな~んも問題ない立場なんですが。
けど遊郭ならではなすれ違いや苦悩もちゃんとあってオイシイとこ取りっていう感じ。
好きな女が新造として認められて嬉しい気持ち、同時に他の男に愛想振りまくのがイヤな気持ち。
自分が奪ってしまいたいけど、血の繋がった兄では許されない。自分じゃ主人公を幸せにできない、でも他の男にも渡したくない。
浅野さんとまんじゅうのくだりはすごいニヤニヤさせてもらいました。好きな女に恋敵への贈り物を頼まれ、その二人が自分の作ったまんじゅうを仲良く食べて距離が近くなるのを協力をさせられる畜生展開!まだ自覚してなかったとは言え主人公鬼畜過ぎる!
でもそれが楽しい!
パパン早くホントのこと言ってあげて><!!
いやでももうちょっと引っ張って><b!!

主人公が自覚し始めた後は、背中でこっそり泣いてるのを宝良君は気付いてたり、身受け話を打ち明けて涙が止まらないとこ、宝良君の目から一筋涙がこぼれるスチルとかすごい切なくて良かった…。お互い気持ちはもう分かってるのに、打ち明けちゃいけない、これ以上はいけないと必死に留めてる感じが。
いっそ駆け落ちを…ってとこまでは行かなかったけど、宝良君は店を本気で愛してるから投げ出すこともできなかったろうな。
ゆるゆる遊郭だけど程よくどちらも縛られてて切なさやもどかしさはバッチリでした。

終盤の店襲撃については、浅野さんが「僕の身受け話を受ければ主人公だけは助けてあげるよ」みたいな展開になったらエグくて…切なくていいなと思ったけどサスガになかった。浅野さんは本当にいい人だった。バッドED回収してないからどうなるか知らんけど。

・真実が打ち明けられて晴れて結ばれるとこでエロ展開始まりましたが、これくらいの描写なら全然オッケーでした。
ロゼにありがちなノルマ感もなく自然で、過度なリップ音や露骨な描写もなく普通にニヤニヤできました。
とっくに決壊してもおかしくなかった想いをギリギリのところで抑えていた兄妹という枷が外れたら、もうお互い激流に身を任せるだけでよかったんだなと。むしろよくここまで堪えたとさえ思った。

・一周目はノーマルEDだったので、変なところでED流れ始めてポカーン( ゚д゚)。
混乱しながらもなんとか辰を説得していい感じで終わったものの、辰はいなくなってチョット後味悪い。まあキャラ個別EDなら全員救えないのはよくあることだしそういうタイプなのかな…?と思ってたら主人公が金のために身受けすると言い出してビックリした。
えっこれバッドED?でもED流れたよね!?と更に混乱。店が苦しいから浅野さんに身受けしてお金もらう、そしたらそのお金で新しい従業員を雇える…というとこまでなら主人公の主張は「いじらしい」で済むんだけど、「妻じゃなく小姓として身受けしてもらう」はサスガにないだろと思った。
しかも回想見たら後出しで小姓の条件出してますよね?それってど~~~なの!?金はしっかりもらうけどホントは結婚しません体も許しません時が来たら本命のとこ戻りま~~~すってどんだけ虫いいんだ!!?これで了承する浅野さんって良い人通り越してバカだろ!いや利用されてると分かってても主人公のことを諦めきれなかったってことかもしれないけどね?

…という予想の斜め下のEDにかなり混乱しましたが、「ノーマルED」で安心しました。さすがにこれはないよね、ウン。これがノーマルってのも変な話だけどな。浅野さんはともかくとしてこれじゃ主人公の虫が良すぎて、普通に浅野さんに嫁いでやれよと思いました。

・即座にやり直してベストED回収。
家族総がかりで辰を説得して円満解決。とたがすごい大人だった。まあ惨劇が起こった時、とたは辰より更に幼くて当時の記憶がほとんどないんだろう。具体的な年齢分からないけど。
それにしても辰の語り口だと両親の死をその目で見てきたような感じだけど、ってーことはパパンに引き取られた頃にはそれなりの歳だったんだろうか。けど宝良君は辰のことを普通に双子だと思ってたんだよね…?実は宝良君も辰&とたとは血が繋がってないと知ってたのか?いやでもあの感じだとそうでもないし、宝良君はバカだから突然弟が増えてもそういうもんだと思ってたと言われてもなんとなく納得できてしまうので、まあそういうことにしておく。

・ベストEDではお爺ちゃんと二人のおじちゃんが子供を温かく迎えてくれて、まさに「家族」になったほのぼのEDでした。
が、ここでの18歳とたは卑怯過ぎるッ…う…うわぁぁああぁあぁあぁああ!!!そのための皆川純子!!!!!
ここで初恋泥棒リョーマ君は反則っすよォ!なんで皆川さんにショタサブキャラを可愛い演技でやらせてんだよもったいねーなと思ってたらとんでもない皆川純子の有効活用でした。花まにのキャスティングがドツボ過ぎて困る!心得すぎだろ!

◆という感じで最後に全部皆川純子に持っていかれた感はありましたが、宝良君ルート、ヒジョーに楽しめました。
最初はごく自然に、健全な男女として仲を深めていた二人。しかし兄妹と知った日からぎこちなくすれ違い始める。今度は兄妹として仲良くしようとするけど、近づけば近づくほど想いに気付きそうになって苦しくなって突き放し、でもやっぱり惹かれ合うの繰り返し。男と女、兄と妹、どちらに進もうとしても割り切れなくて捨てきれなくて、どこにも行けない想いだけが育っていくけど周囲の状況は目まぐるしく変わり、一つところに居させてくれない…。
王道だけど、口に出してはいけない二人の切なさと恋慕が周囲に揉まれて更にどうしようもなくなっていく過程が丁寧に描かれてました。
遊郭×兄妹のいいとこどりしたうえ、ガチ遊郭でもガチ近親でもないのでドロドロし過ぎないライトな読み口。全年齢乙女ゲーでほのぼの遊郭ものやるならこのへんが落としどころな気がします。

けど次行く予定の辰ルートではもっとドロドロするのかな?
辰のあの感じだと血が繋がってないことは分かってるぽいし、兄妹の葛藤じゃなく復讐の方がテーマになりそうですね。
復讐対象者の家族(万珠屋)をブチ壊すことを悲願にしていたけど、惹かれ始めていた女が実は死んだと思われた娘という復讐に最適の相手、というかそもそもの元凶だったと知って…って感じか。
あ~~~~想像するだけで泥沼!ワクワクしますね!
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Author:早
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