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弱く柔く儚い、もうひとつの夏

2015.11.25 00:02|金色のコルダ3 AnotherSky
函館天音一周してきました。

最初から三股してやるぜ!くらいの勢いで始めましたが、序盤のバイト二択で「あ、これ片方は二周目に回そう」と思ってソラは諦めてトーノ&ニア珠玉見てきました。

・記憶を失った状態でバスの中で目を覚まし、トンネルを抜けたら函館天音学園へ…と、今までで一番ファンタジーだった。
というか函館天音はもう現代ファンタジーの域ですね。他の作品はエッセンス程度だったけど、函館はけっこうがっつりファンタジー。
たびたびフラッシュバックする光景とニアの話からして、函館天音はまさに夢の中の世界、ASのパラレルワールドにすらなれないもっと弱いあやふやな世界…という感じだろうか。全体に漂う儚い雰囲気が好みでした。
ただ夢の話だとしたら、ED後の世界はどうなっているんだろう…。ソラがたびたび「戻れるうちに戻った方がいい」とか言ってたけど、EDを迎えた後は完全に函館天音(妖精の世界)の住人なった、と思うとどこかぞっとしないEDですね。

・函館天音のテーマは、「貧乏家族」という感じか。
東金お約束の「神南に来い」発言にニヤニヤしてたんだけど、その後のやり取りが意外とシリアスでハラハラした。今までの学校なら「小日向は譲れない!」と仲間が言ってくれてさらにニヤニヤできたもんだけど、このあっさりさが函館天音か…(´・ω・`)とちょっと寂しくなった。しかし実際は主人公を思って送り出そうとしていたらしい。
今までの学校にない新しい展開、でもどこか見たことある風景…。そう、ちょっと前のドラマであったような「貧しい施設で家族のように育っていた子供たちの一人に大富豪が養子縁談を申し出、戸惑う子供とその子の幸せを思って送り出そうとする施設の子供たち」みたいな感じ!まんまそれ!いやー、函館天音切ない!東金が大富豪パパと思うとちょっと笑えるけど!

そんな貧しい施設の子供たちに見えるくらい、函館天音のキャラ達は弱く儚い。
他校のキャラ達が当然のように言ってた「小日向は譲れない」という台詞すら言えない。旅行の話とか「夏が終わっても四人でいたい」とか、たびたび今後の話をするのでことあるごとに切なくなりました。他校では当たり前にできたことなのに、函館では果たされないフラグがプンプンに漂っていて。
あとはソラとトーノが思ったよりニコイチなコンビじゃなく、初対面の状態からスタートしたのが意外だった。

・ソラは見た目は好きなんだけど、元々やる気ないダウナー系には惹かれないのでポイント低めだった。
やる気ないってだけじゃなく、何考えてるかイマイチわかんないのよね~。
二番目の家の前で会った時、「今帰り?^^」と気さくに話しかけてみたら「その質問意味あるの?」とばっさり切り捨てられてイラッ。(^ω^#)
更に「気にしない」を選んだら「そういうのが一番ウザい」と更に好感度下がってイラッ。(^ω^#)

ダメだーーー私ソラと相性最悪だーーー!!!と、その後は腫れ物に触れるように扱ってたんですが、神南の誘いのくだりとか、ケータイを買い戻すくだりとか、主人公のことを思ってくれてるのは確かなんですよねえ…。特に無駄にカロリー消費したがらないダルダル野郎のソラが、割り勘とは言え主人公のために五万BPも出そうって言ってくれたのはだいぶ見直しました。

・ニア珠玉友情。

icon_wu_nia.jpg

このスチルのニアやたらセクシーよね…。

話的には夢の世界だと迷ってるニアに、この出会いは夢なんかじゃないよ!!って言うストーリーか。最終的にはニアも納得してED後も仲良く函館生活を過ごしてるみたいだけど、こっちとしては夢の世界にしか思えないのでフクザツな気持ちです。ニアの夢はまだしも主人公のフラッシュバックはね~…。フラッシュバックで音楽家としての力取り戻していくし…。主人公のケータイもニアのカメラもセーラー服の話もトロイメライも、すべての要素が「函館天音は夢の世界」と物語っているので余計に怖いです。

まあでもニアとたびたび出かけてデートするのは楽しかったです。主人公にひそかに憧れを持っていたけど、とても合奏しようなんて言えなかった…という、ニアの秘めたる思いも知ることができて良かった。
正史やASでのニアは、主人公や数々の個性的な音楽家達と出会えたから函館に戻ることはなかった。けれど主人公と本当の意味で友人にはなれなかったニアの後悔が、ニアを函館の夢の世界に導いたのかなあと感じた。

しかしニアはほんと声が好きだわ~。冬海ちゃんと同じ人なんだよね?全然違うタイプだけどどっちもそれぞれ好きだし、この声優さんはもっと売れていいと思う。

・トーノ珠玉。

icon_wu_tono.jpg

函館天音は夢の世界でほぼ確定だけど、それが誰の夢かっていうとトーノの夢なのでは、と思ってしまう。ソラクリア後にどう思うか分かんないけど、トーノEDを見た限り主人公はトーノの願いに引っ張られて函館に来たというのが一番しっくりくる。要するにトーノが函館のメインヒーローのように見えました。

トーノの正体については…トーノがガチで魔法を使ったところとか、魔法の種類について語りだしたとこらへんでだいたい分かりました。AS天音のラストで消えてたのもあるけど、「もしかして妖精なんじゃね」と。「魔法には変わるものとずっと変わらないものがある」って台詞でリリを思い出したんで。
もうトーノルートは切ない!旅行とか「この夏が終わっても~」とかもそうだけど、時計を何度も直すくだりも「トーノがいなくなったらもう時計は直らない」臭プンプンでずっと切なかったです。もう止まるたびに不安になるんだから新しいの買おう!

キャラ的にはだるだるローテンションのソラとは対照的な、陽気ないい人だな!というのが第一印象だった。しかし話が進むと、明るすぎてこれはこれで若干病的だなとほんのり思っていた。まあそこんとこは妖精だから、疑うことを知らない純粋過ぎる性格なのかもしれない。

トーノの過去話や、主人公の「愛のあいさつ」に巡り合う瞬間とか、とにかく切なくて何度も涙腺が緩みました。ずっと主人公を探していたんだな、けどその主人公に輝きは失われていて、最後についにもう一度主人公に巡り合えたんだな…と思うと、もうトーノが函館のメインだと思ってもしょうがないでしょう。
どの学校に行っても主人公は最後に輝きを取り戻すけど、トーノ本人がそのきっかけになりたい、その時自分がそばにいたいと強く願った果てが函館天音なのかなあと感じました。他のディスクでのEDで、主人公を見つけたトーノはどんな思いだったんだろうか。気付けたんだろうか。幸せだったんだろうか。

ED後、当然のように時計は止まり、当然のようにヴァイオリンを弾いている主人公にもウルッときました。
この主人公がこのまま函館に残留していたらまたそこはかとない怖さがあるんですが、現実の世界に戻っていればまさにひと夏の、蜃気楼のような夢として綺麗に終わる気がします。個人的にはそうであってほしい。トーノも主人公をいつまでも夢の世界に縛り付けるのは本意ではないだろうし。

◆と言う感じで一周してきました。
オマケとしては長いけど、ASとしては短めなので、サクッとソラEDも回収してきます。
曲を全回収するのには最低三周必要だけど、曲のために三周目するかは分かんない。考え中です。
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