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夜想曲DS レビュー

2015.10.22 22:07|夜想曲
PSソフトの「夜想曲」「夜想曲2」が同梱されたDS版の「夜想曲」のレビュー。
この記事に限ってはネタバレなしで書きますが、他の感想記事はネタバレ満載なのでご注意ください。

私のプレイ状態を書いておくと、2のEDはコンプで1のバッドEDにいくつか抜けがある状態です。やり込み要素である「質問編」「あとがき」は解放していないのでそのあたりのことは書けません。主人公は男女から選べますが、今回は女主人公のみプレイ。
乙女ゲーマーが現代の感覚でサクッとクリアした程度のレビュー、という前提でご覧ください。



・ストーリーは一話完結型で分かりやすいが、システムはやや難あり。
各話の登場人物の相関図が上画面に表示され、ゲーム内で出た情報はどんどん更新されていくので、まず「誰が誰だったか分からない」というような状態にはなりません。各話で出た謎はその話でキッチリまとめ、レギュラーキャラと一部のキーキャラ以外後に引きずることもないので人間関係の把握が楽です。

しかし昔のゲームだけあって、セーブ&スキップ関連のシステムは少し不便。
チャプターのクリア状況はオートセーブされるので、一度その章をクリアしてしまえば前の話~最新話の冒頭から開始できますが、章内のセーブ(しおり)は四か所だけ。しかも「○話/場所」しか記録されないので、少し間が空くとどこがどこだか分からなくなります。バッドED直行の選択肢や、ルートそのものが分岐する選択肢もあるのに、選択肢画面ではセーブできないのも不便でした。

各話ではある程度謎を解いてEDを迎えないと、高速スキップが解放されません。それまではB長押しのスキップを利用することになりますが、SEや場面切り替えでやや詰まるので、突破口が分からず自力で試行錯誤したい時にはどうしてもテンポが悪くなってイライラしてしまうかもしれません。

・難易度はやや高め。イライラしそうだと思ったら攻略サイトを。
きちんとフラグを立てないと重要な局面で正解の選択肢そのものが出なかったり、ハズレを引いてもまるで正解かの如くスムーズに進んで後々詰まったりします。詰まった時は固定観念に囚われず、とにかく色々試してみることが吉。
しかし前述の通りちゃんとしたEDを見ないと高速スキップが解放されないので、クリア前は「とにかく総当たりで色々選んでみよう!」という戦法がかなりかったるいです。面倒、分からないと思ったら、ストレスを溜める前に適度なところで攻略サイトに頼るのをオススメします。

・2のミステリーチップ(見えない選択肢)は、それこそ攻略サイトなしではまず見つけられませんがあくまでおまけ要素。
ちょっとした補足情報や舞台裏などが読める程度。ミステリーチップのみで読めるスペシャルEDもありますが、「犠牲が出る前に終わるスーパーグッドED」、「完全なる遊び心ED」、「キャラの意外な過去が垣間見えるED」とバラバラで、本当にただのおまけ要素。しかし一見の価値アリです。チュートリアルのような「見逃したら即バッドED!」というようなことはないのでご安心を。

・オカルト要素を散りばめながらも、謎はすっきりコンパクトにまとめるストーリー。
舞台となる野々宮図書館がそもそも幽霊屋敷なので、けっこうあからさまに「幽霊」なる存在が出現します。「あれ、もしかしてあの時のって…」とい匂わせる程度ではなく、ホントにあからさま。普通に見えるし喋る。さすがに犯罪のトリックそのものにオカルトが絡んできたりはしませんが、推理ものに非現実的な要素を入れるのは邪道!という人には合いません。逆に少しの不思議要素が入るのが好き、「本が招く殺人」というフレーズに魅力を感じる人にはオススメです。序盤で謎を存分に振りまきながらも、きっちり各話ラストで謎はすべて解決してくれます。とは言え一つのEDを見ただけでは全貌が明らかにならないことがほとんどなので、事件をすべて理解したいならED回収作業は必須です。

・本筋はきっちりサスペンスしてますが、遊びのある選択肢は多い。
このあたりは「かまいたちの夜」のノリに近いです。クスッと笑える選択肢が多いので、バッドEDの回収がてら色々踏み抜いてみると色んな反応が楽しめます。

・少しの恋愛要素もアリ。
パートナーと野々宮図書館の弁護士田所さんは、主人公と反対の異性になります。今回私がプレイしたのは女性主人公なので、パートナと田所さんは男性でした。どちらもそれぞれ魅力的ですが、恋愛対象はあくまでパートナーの方。妄想の翼を広げれば田所さんとも多少良い雰囲気にはなれます。
ゲームの仕様上、主人公がぐいぐい危険に突っ込んでいくというタイプなので、パートナーはややヘタレ気味。しかし親身になって相談に乗ってくれるし、行動派の主人公についてあちこち付き合ってくれるし、分かりやすく嫉妬してくれたりと萌え要素は多い。至る所で夫婦漫才を繰り広げてくれます。少し前の漫画で定番の、「軽口ばっかり叩いてるけど明らかにニコイチなカップル」という感じ。2の解決編は特にパートナーとの関係がクローズアップされます。「少しの恋愛要素」…というよりけっこうガッツリ恋愛するのですが、解決編以外ではあくまで軽口を叩いたり少し意識する程度なので、「恋愛色が濃い」とは言えないかな。解決編以外では基本コメディチックです。
また、主人公とパートナの名前はゲーム中いつでも変更可能なので、「行動派の元気な主人公」「ちょっとヘタレだけど主人公を想ってくれるパートナー」という構図に萌える方は好きな名前を当てはめて楽しむこともできると思います。

・ややホラー要素もあるので、怖がりの人は日中プレイしましょう。
とは言え女性の肖像から血の涙が出るとか、それがアップになるとかその程度で、そこまで怖くはありません。あくまでホラーではなくミステリー。ただ多少はビックリするかもしれません。たいして怖くはありませんがどうしても苦手な人は注意してください。

◆という感じで、星5で評価するなら星4かな。
不気味な屋敷、曰く付きの本、意味深なキャラ達と殺人事件を各話できっちりまとめつつ、主題である「野々宮図書館の謎」「夜想曲」についてもスッキリまとめてくれて、実に気持ちよく終われました。女性主人公あり、恋愛要素ありで、話が練り込まれた一般ゲーというのも乙女ゲーマーからすると貴重でありがたい。システム面で星が一つ減った感じです。
ADVが好きな人は勿論、ヘタレキャラとミステリーが好きな乙女ゲーマーの方も楽しめると思います。
以上、夜想曲DSのレビューでした。参考になれば幸いです。
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