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狂気という呪い

2016.01.08 21:18|遙かなる時空の中で5
六人目、高杉ルート終えてきました。

s08.jpg

・足湯を「温泉」と言って誤解された時の、
瞬「人騒がせなことをしないでください」
高杉「俺がなにをしたというのだ」

ってやり取りが妙にシュールで笑えた。ホント高杉何も悪いことしてない。今回7章からやり直したんだけど、瞬兄は龍馬イベで眠れない主人公に「楽しい夢でも見れる薬でも出しましょうか」とか言うし地味に笑いを取ってくる。それ危ない薬じゃないよね瞬兄!?

・今までのルートでは、とにかく高杉は狂犬!過激派!うおおおお!!みたいなイメージでちょっと怖くもあったんだけど、実際に話してみるとかなり落ち着いた大人だったな~という印象。ラストで桂に「狂気に駆られるふりをするのは大変だっただろう」と言われて肯定してるし、もともと冷静な人だったとわかりますが。
一番最初に「あれ?意外と普通のこと話せるぞ?」と思ったのは、水族館デートの時ですかね。それまでずっと倒幕倒幕狂気だった人が、ごく普通に喋るので驚きました。ここは主人公も驚いてましたが。しかし今となっては高杉は、「狂気過激派にも意外と普通のところがあるギャップキャラ」ではなく、「普通の落ち着いた大人が狂気をまとい狂気に蝕まれるキャラ」だったんだなと思います。

花を愛でたり三味線を嗜んだり歌を詠んでみたり、両親が心配だったり奉公先に感謝したり、そういうところはこれでもかという程誠実で普通で真面目な大人。しかし人を動かすためには「狂気」を利用した方がやりやすいし、志半ばで散っていった同志のためにももはや止まることは許されない…。という、ある意味「狂気」という呪いにかかってるような状態だなと。命を削って玄武に力を借りていたのと同様に、精神をすり減らして「狂気」の力を借りていたというか。
戦争前夜の宴会で一人月を見ながら酒を飲むイベントも、高杉の苦悩が見えて痛ましかった。「一人で飲む方がいい」のではなく、「月を見ながら飲む」のでもなく、「俺と月と俺の影と三人で飲む」というところが辛い。本当は皆と飲むのも嫌いじゃないんだろうに、自分には楽しむ資格がないとあえて孤独の道を突き進んでる感じがして。

・目的のためなら自分の命を削って玄武の力を借り、神子に命を削らせることもいとわない…ってのは賛否分かれそうなトコだなと思うけど、個人的にはアリでした。
自己犠牲ってのはどんなに尊い目的があったとしても、どうしても「自分が死んだ後の責任丸投げかよ」という批判が付き物。ですが個人的には今回はアリ。つっても私が史実の高杉をあまり知らなかったから、ってのも大きいと思います。沖田君の時は文句言いまくってたからな。

逆に神子に命を削らせるってのは…確かに非道なんだけど、目的のためなら好きな女でも利用してやる、しなければならない、って心意気が見られて私は好きです。自己犠牲より、好きな人を犠牲にすることのほうがずっと覚悟が必要。神子を犠牲にしても成し遂げたいと思うことがあるからこそ、自己犠牲の精神も許せるって感じかな。「この世界のために、消えてくれ」というセリフはグッときました。こんなヒドイ台詞を攻略キャラから言われることって、しかもそれがカッコイイなんてなかなかない。むしろそう言ってくれて良かった、とまで思った。
色んな人を狂気で煽ってきた高杉が、今更自分だけ命を惜しんだりできない、自分だけ好きなものを大事に取っておくことなんてできない…というのもあったと思います。そういうところも、まさに「狂気」に呪われ蝕まれていると感じる。でも決して悲劇ではなく、自分から望んで歩んだ修羅の道…ってのがまたツライとこ。

桜智さんは消えそうな儚さがあったけど、高杉は儚いというより危ういというかな。荒れ狂う戦場で心身を削り、色んなものを犠牲にしながら、それでもなんとか進んでいくというイメージ。それが根っからの戦闘狂ではなく、「狂気をまとった普通の人」だから、高杉のことをほっとけないと思うのかもしれません。

・ラストのお持ち帰りEDは…。
玄武との取引で、「命を削る」等のワードは出なく「この世界に残された時間はもうない」という言い方をしてたのでもしかしてと思ったけど…。案の定「この世界の時間がなければあっちの世界にいけばいいじゃない」EDでしたね。普通ならずっこけるとこかもしれませんが、遙か5は全員お持ち帰りEDだと知ってるので、まあ普通のご都合主義でいいんじゃない?みたいな感じです。というか四神の呪詛の影響が「世界での時間を奪う」のなら、沖田君も世界に留まっていると短命ってことになるのかな。
高杉も仲間ときれいにお別れできたし、現世に行かなきゃいけない理由もあるので、このお持ち帰りEDはけっこうアリな部類です。

・二人が惹かれあう過程は正直よく分からんかった。
でもまあ触れ合う描写はあるし、最低限の理由づけはできてるんじゃないかなと。とりあえず私は高杉さんのデレ顔と無邪気な笑顔がかわいかったので許します。個人的にはそれよりいきなり戦争準備で五か月吹っ飛んだところに驚きました。こんなに一つところに留まったのって初めてじゃない?今までのパターンなら普通に日光に殴り込みに行きそうなので違和感ありました。まあ「神子一行が天海を倒す」のではなく、「薩長が同盟を組んで幕府を倒す」ために戦争が不可欠だったんでしょうけど。

そういやキャラをクリアするたび、追撃に参加する人数が増えるみたいですね。最初は何回やっても8人までだったけど、この周では全員参加決まりました。天海まさかの1ターン撃破でした。わたしたち、強くなりすぎたね…。

・あと関係ないけど桂の声がどっかで聞いたことあるな~~誰だっけ~~~ってずーーっと思ってたんだけど、近藤さんなんですね。スッキリした。

◆という高杉ルートでした。
恋愛過程においてはくっつくのが早すぎるような気もするけど、そのへんは他ゲーでもよくあることなのでもう慣れたかな。それよりも高杉の悲痛なまでの苦悩と修羅の道を丁寧に描写してくれたことで、高杉というキャラが好きになれたのでヨシとします。

さて、残すところ八葉は青龍のみ!龍馬さんから行くよ~!
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