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風花のような日々のおわり

祟君、ノーマル、天海ED見てきました。

◆まずは10人目、祟君ルート。

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・まずは祟君に謝罪させてください。
前作の頃から風花記終盤に入るまで、ずっと「君」と呼んでてごめんなさい。
いや、最初から危ないなと思ってたんですよ。「崇」と「祟」って混同しやすい漢字だし。いつだったかツイッターで、「崇(たかし)さんの名前を打つ時にずっと『たたり』で変換してた…」とかいう失敗談も回ってきたことがあったし。
だから私は絶対に失敗しないと、祟君の名前は「あがめる」で変換してました。そりゃ普通は「たたり」なんて不吉な漢字人名に使わないよな~。親はどういう神経してんだよって話になるよな~('∀`) ハハハ…と思っていた。が、まさかの逆パターン。

祟君の場合は「たたり」で正解という、親はどういう神経してんだよパターンでした。な、なんという。しかも後から調べてみると、「星の一族である親は先見によって祟君がいずれ神子に敵対すると分かっていた→その戒めとして『祟』という名前を付けた」とのこと。こりゃ祟君も歪むわ。
生まれた時から親からも危険因子として見なされ、呪詛のような名前を付けられるって、もう歪むべくして歪んだという感じですね。合わせ世が消えなくなった後、桐生兄弟は元の世界に戻らなくていいの?現世に残っていいの?とかうっすら思ってましたが、そりゃ生みの親がこんななら現世一択ですわ。星の一族としては立派かもしれないけど親としては駄目過ぎる。

…と思ったけれど、前作瞬兄ルートでも同じようなこと言ったな。結局親も息子を愛することが許されなかった、星の一族の被害者なのかもしれない。鬼の一族とは違うけれど、星の一族もまた呪われた悲しき種族なのかもしれない…。

・そんなこんなで祟君ルートの話。
3章くらいまでの前振りイベはけっこう前に見終わってたのであんま覚えてないんですが。4章のイベントは、祟君が憎むべき主人公が普通の女の子だと気付いてしまう…って感じか。
あっさりと押し倒せてしまうし、自分でも担げるくらいの普通の女の子だった。しかも温かい。それだけじゃなくて柔らかかったんだろうなあ…。女の子だもんな…。しかしなけなしの意地で、「重い重い」と愚痴る祟君が切なかったです。14歳の少年にとっちゃ重いのは当然でしょうが、そこにしか文句をつけるところがなかったんだろうな。

あとどうでもいいんだけどリンドウルートの直後だったので、祟君の演技はスゴイナと思いました。怒声に圧倒的な迫力があり、ショタながらすごいと思った。リンドウさんェ・・・(;ω;)けどリンドウルート後だと、異世界に戻ってくるたび「おかえり」と迎えてくれるリンドウさんに癒されたよ!リンドウさんいつも迎えてくれてありがとう!

・弱体前燭龍もそこそこ強かったし、祟君は圧倒的ラスボスでした。普通に強かった。
祟君の苦悩やらなんやらが全部明かされたけど、ほんと不憫だよなあ…可哀そうよなあ…とつくづくと…。僕だけが生きることを許されない、愛する主人公は皆を守るけど僕のことだけは守ってくれない、皆が生きるために僕だけが犠牲になる、だったら僕が生きるために皆のことを消してやる、だから皆のことを憎もうとする…。
どれもこれも14歳の子供には重すぎる。さんざん歪んでると言ったけど、むしろ体裁は健全な少年を保ってるぶんマシとさえ思える。もっと分かりやすく反抗的で暴力的になったり、完全に心を閉ざしてても全然不思議じゃない。

前作の頃から祟君が何度も言っていた「世界よりも僕を選んでよ」というセリフも、一見傲慢な要求に見えるけれど実際主人公は色んなルートで似たようなことを言われるんですよね。「君がいない世界なんか滅べばいい」とか「君が命をかけるほどの世界とは思えない」とかそういうの。そんな提案は当然受け入れるべきではないと分かってるけど、こういうことを言ってくれる人がいるってそれだけで救いになると思うんですよね。
なぐさめでもいい、祟君にも誰かそういうことを言ってくれる人がいれば。誰か一人でも祟君を選んでいたら、ここまでの暴走はなかったかもしれない。まあ星の一族の力で未来が~とか合わせ世が~とか一般の人には到底理解できないので、無理な相談なんですけど。
そういう意味で、祟君を理解できるのは主人公だけだった。だからこそ主人公は謝罪したんだろう。

・まあそういう感じで…とにかく祟君が可哀そうだったので、ちゃんと救済できて良かったな~とは思う。
救済重視で萌え要素の方は薄かったけど、14歳に迫られてもピンとこないしこんなもんでいいんじゃないでしょうか。最後は大きくなっててかっこよかったし。

◆続いてノーマルEDを挟んでからの天海ED。

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・相変わらず「○○子…」の天海節に笑いつつ。天海って人気あるんですかね?
そりゃ外見は神秘的オッドアイイケメンだし、CV諏訪部だし、実は悪役ではない臭はプンプン漂ってくる。前作大団円で主人公への一途っぷりを見せたので、まあ人気出る要素は整ってると言えばそうなんだけど…。個人的には雅な言葉で主人公を甘やかし、主人公もメロメロになってるのが宗教の洗脳みたいに見えて入りきれなかった。まあ実際神様なので、中らずと雖も遠からずかもしれんが。
天海は神子の慈悲や罪悪感で救済されるのではなく、人として愛してもらいたかった。主人公は神子として救済したいのではなく、人として天海を救いたかった。と、最後にはお互いの思いが合致して結ばれたという感じでしたが…。個人的には天海の言う通り、天海には罪悪感的なものしかなかったので、愛とかはなかったかな…。これは前作もそうだったけど…。すまんな…。神様との運命的・神秘的な恋に憧れる人にはウケるのかな。

・後日談では幸せそうな二人…と思いきや手が透けてるというオチ。
これ、周囲には主人公が一人で喋ってるように見えるんだろうか?それとも風花記の主人公のように基本的には肉体があるけど一部透けてるのか?もしかして前作の天海ルートもそうだったのか?と思うと幸せそうなのにぞっとしないというか…。
まあでも天海はしょうがないよね…というか、出発地点が詰んでるよね。
時空の闇を漂うだけの神って、要するに生まれる前の赤子が羊水の中を漂うような状態のことなんでしょう?そこに一筋の光を残したのが神子で、引っ張り出したのが南光坊。一度引っ張り出され、光を知った赤子に、もう一度腹の中に戻れと言われても無理な相談。しかし幕府の下で生きていても苦痛を伴うだけだし、神子の情を知った後では合わせ世も諦めるしかない。そうなるともう一度暗い闇に戻るしかないけれど、最初の状態とは決定的に違う。世界の美しさも神子の温もりも知ってしまった。もう何も考えず漂っていられる胎児には戻れない。絶対的な孤独を永遠に抱えなければならない。
…と、まさに生まれたことこそが悲劇、というのを体現したお人だった。
そりゃこの人でハッピーED迎えようとしたら、こういう無理なかたちになるのもしゃーないな、という感じ。神と人間の恋って時点でだいぶ難易度高いし。天海ファンの人はこのEDにガッカリしそうだけど、これでもだいぶ譲歩した方だよなあ。難しいね。

◆という感じで、天海EDは最後にやるべき後味ではありませんでしたが…風花記全EDコンプしましたーーーーーーーヾ(・▽・)ノシ!!
・あー長かった!サブキャラ込みでも攻略対象11人とか最近のゲームじゃなかなかないよ!疲れたわ!…って思ったけどそういやコルダ3でも12股とかやったんだったわ!ネオロマ基準だと普通なのか!
途中までは「御奉行ルートないの(*・∀・*)?」とか思ってたけどもう疲れました。慶くん無駄にイケメンだったから攻略したかったけど、リンドウルートの絡みで我慢しろってことですね!はい、それでいいです!我慢しますありがとうございます!
レビュー書くなら風花記も終えてから…と言ってたけど、どうすっかなあ…。なんかもう色々あり過ぎて何を書けばいいのやら…。とりあえず「そんなゆうてるほどクソゲーじゃないよ」とは主張したいとこですけど。

・とりあえず風花記の総評としては、おおむね楽しかったです。周回も楽ちんだったし、違った方向からもう一度八葉を攻略できて楽しかった。
好きなルートはアーネスト、高杉、小松、リンドウ…あたりですかね。桜智はギャグが楽しかった。沖田君も新選組らしいところ見れて満足。チナミ君は本人ルートはあんまり印象残ってないんだけど、本編でのマコトさんイベで泣いたのでそこんところでもう満足してる感じ。青龍の二人だけは…!前作も今作も設定に引っ張られたな~という印象です。特別なことしなくていいんやで(´・ω・`)と言いたい。
キャラは全員好きだな~。キャラデザも平均点が高い。八人+αもいるのに苦手な顔がいない。
立場も年齢も思想もバラバラなのに、どことなく噛み合って仲良く(?)してる一行が可愛かったです。一番を付けるなら、やっぱチナミ君…いや小松さんもなかなか…いや今作のアーネストはかなり良かった…いやでも高杉EDの流れは秀逸…いやしかし…と悩みだすのでちょっと決められないかな。皆好きだよ!

・主人公に関しては…さんざん文句も言ったけど、私は「主人公の好みはうるさいけど基本的にはどうでもいい」というタイプなので、よくいる乙女ゲー主人公を悪化させたくらいにしか見えず、そこまで罵るほどかァ?という感じですかね。というか基本的に乙女ゲー主人公なんてそんなもんと思ってるというか、もともと期待してないというか…。一応擁護ですよコレ。
酷評レビューで「製作者が考えた最強の愛され主人公(笑)」と揶揄されてるのもよく見かけますが…そういうタイプのキャラ、いわゆる「萌え駄目」と言われてるキャラって、もっと製作者の執念みたいなものを感じるんですよね。トコトンキャラをageたい、他キャラを踏み台にしてもよく見せたいっていう執念。そういう点では蓮水ゆきにはそういったものは感じられなかった。
よく指摘される「設定の盛り過ぎ」というのも、ゆきをageるための設定ではなくストーリー上必要だったから盛られただけにしか見えない。
留学設定→一部のイベで英語が必要になるから。日本の歴史に疎い方が都合がいいから。
フェンシング設定→最初から戦えるヒロインにするため。
…って感じで。これで作中「英語が堪能なんてゆきはすごい!!」「フェンシングとか最強かよ!!」みたいに言われてたら萌え駄目くさいですが、実際のとこ触れられるのは必要最低限で、留学やフェンシングを理由に上げられることってほとんどなかったですし。
根っからの聖女属性についても「そういう神子でなければならなかった」「だから神子に選ばれた」と何度も説明されてるし、必要だったんだと思ってます。

個人的にゆきが合わなかったのは、天海をひたすら擁護していた点。ここに尽きます。
天海にも事情があることは分かりやすく匂わせていたけれど、5で天海ルートに行くまでは基本悪役として描かれてるんですよね。八葉や同陣営のキャラ達も皆天海を敵として認識してるのに、主人公だけが特に理由もなく天海を擁護し続けていた。ここんところで受け入れがたいズレが出てしまった感じ。…って5をコンプした時も同じようなこと書いた気がしますが。
風花記スタート時点では天海の正体はプレイヤーも分かってるし、そもそも天海の影が薄いので主人公とのズレがなくなりその点だけでだいぶ受け入れやすくなりました。
他ブロガーさんの感想を見てると、「風花記で主人公良くなった!」と好意的な人がけっこういるんですが、天海擁護以外の点で具体的にどういう風に主人公が変わったのかは私はあんまよく分かってません。本編で得る情報量が変わっただけで、世界を救いたいと一途だった本質は特に変わってないような気がするんだけど。
まあ私の主人公への関心のなさは折り紙付きなので、私の主人公評はあんまり真に受けないでください。他ブロガーさんが「このゲームの主人公は好き。でもあのゲームの主人公は駄目」とか「Aルートの主人公は良かったけど、Bルートは無理」とか言ってても、「え?違いなんかあったっけ?どっちも一緒じゃん?」って素で思っちゃうくらいなので。

◆という感じで…!長くなったけれど、風花記、ひいては遙か5シリーズはこれにて完全クリア!
風花のように儚く消えそうな日々は終わり、砂時計のようにさらさらと流れる日々が戻ってきたのだ!
ここまでの長文感想文を読んだ皆さま、お疲れさま!そしてお疲れさま、私!

さて、これで残るPSPゲームはロゼゲーのみ。このままPSPのゲームを崩すのもいいけど、VitaはDQBが入りっぱなし&しばらく放置してるので、コルダ4までにそっちから片付けた方がいいのかも。
サクサクやっていこ~!!
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