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三国恋戦記 総評

2014.02.09 14:58|三国恋戦記
◆去年の5月くらいからやり始めて、ちまちまちまちま進めて先日ようやく正規EDとスペシャルの後日談をすべて見てきました。スチルはすべて埋めたけど差分を回収できてないので若干残ってます。バッドEDは8割ほど回収したけどまだ残ってる。なのでフルコンプとは言えないけど、まあほぼコンプといったところ。
レビューも兼ねてネタバレなしで思ったことをつらつらと書いていくコーナー。尚、他の記事は警告なくネタバレを書き連ねているので注意してください。

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・システムはとにかく快適。
丸ごと一枚インストールさせるだけあってとにかく快適!早送りがものすごく速く、カーソルは記憶されるので周回プレイが苦にならない。クイックセーブ?そんなもんいらないよ?と言わんばかりに巻き戻しも軽やかに行ってくれるので、わざと選択肢を外して台詞回収するのも楽ちん。ただし一部バッドED直行な選択肢もあるので、危ない雰囲気を感じたらそこは大人しくセーブしてください。
軍議は三択クイズみたいなもんですが、話を聞いていたら8割分かる内容。分からないのがあっても前述の通り巻き戻しが快適なので、速攻なかったことに出来る。カーソル位置が記憶されるので一度やった軍議はほぼスキップでサクサクこなせる。どうしても軍議やりたくない!ミニゲームと名のつくものは何もやりたくない!と言う人は、難易度を下げると答えにマークが付くという仕様になるらしいのでそのあたりもご心配なく。

・立ち絵、スチル差分が豊富
どのキャラもよく動いて表情がコロコロ変わる。スチルも差分というか「ほぼ別の絵じゃん!」というようなのもあったりなかったり。ただし、個人的に立ち絵はあまり好みじゃないのが多かった。スチルは文句なしにイケメンなんだが。

・主人公はややクセあり
乙女ゲー主人公としては、ちょっぴり天然で鈍感で、真面目でやる時はやる子で…と、まあ良くも悪くも平均的。トリップものの主人公としてはとにかくタフ。最初こそ知らない土地に戸惑ったり、戦争を間近に見て怖気づいたりするものの、そのあたりは現代の女子高生がトリップしたと思うとまったくしょうがないと思うレベル。出されたものはなんでもおいしく食べ、文句ひとつ言わず一日中旅したり野宿したかと思えば、知らない土地でも物怖じせず仕事を探したりととにかく適応力がハンパない。単純に順応するまで描こうとしたら尺が足りないってのもあるんでしょうけど。このあたりに関してはイライラする心配はないでしょう。ただ「年上に見えないから」と言う理由で明らかに目上の立場にいるキャラにも無礼だったり、「苦手だから」という理由で頑なに「様」を付けて呼ぼうとしないのはちょっと引っ掛かった。
一番問題なのはバトルもののヒロインとして。所謂聖女属性です。しかも本人には何の力もない。つっても、現代の女子高生が三国志世界に行ったところで何が出来るんだと言われれば何も出来ないだろうし、本に頼り切ってしまうのは仕方がないことだと思う。しかし何かにつけて「なるべく犠牲が出ない方法で…」「これ以上戦ってほしくない…」と言うのが非常に鼻につく。戦えないのに無理やり戦場に付いて行くという典型的な嫌われ行動もルートによってはしてしまう。時々攻略キャラから「理想論だ」「戦場ではそうはいかない」と諭されますが、そのキャラも結果的には主人公のそういうところに絆されるので、この聖女属性が合わないと二人が惹かれあっていく様子に違和感を覚えるでしょう。

・シナリオはやや金太郎飴
個別ルートに入ると、基本「本の不思議な力に巻き込まれて攻略キャラと二人で一悶着→なんとか乗り越えて少しキャラとの距離が縮まったと思ったけど→今度は各軍で史実上の重要な事件に直面→すれ違いつつも乗り越える→ハッピーエンド」という感じ。
「本の力に巻き込まれる」のを前篇、「史実上の事件」を後編とすると、後編は各軍でほぼ同じなので、同じ陣営のキャラを続けてやると飽きます。前篇の方はまだ色々なアプローチがあるので同じ事件でもそれほどマンネリしないんですが。

・過激なキャラや鬼畜な展開はない!乙女に優しい正統派乙女ゲー
ヤンデレっぽいキャラや二重人格っぽいキャラもいるにはいるものの、基本的には皆良い人。鬼畜な展開というのも、バッドEDで殺されたりはしますが正規EDでは人を選ぶような展開はなく綺麗に収まってます。綺麗にまとまり過ぎてツマラナイっていう意見もあるかもしれませんが、世に溢れるドSだのエロだのに辟易してる方には癒しのゲームだと思います。

・個人的な評価。
スペシャルまでやった印象としては、恋戦記はまさに「乙女ゲーのお手本」という感じ。物語に致命的な矛盾や整合性の合わない展開はなく、伏線は綺麗に回収。恋愛は甘酸っぱくあくまでキスまで。それ以上を匂わせるような危ない要素は一切ない。極めて健全。
ただ、それで「めちゃめちゃ楽しめたのか」と言えばそうでもなく、攻略に半年以上かかってしまいました。これは私の問題ですが、どうも私は「全編通して謎がある」とか「隠しまでクリアして初めて謎が解ける」とかそういう系の話じゃないとサクサク進められないようです。恋戦記はよくもわるくも各ルートで完結してますからね。クリアした後に「よしっじゃあ次はあの人いってみよー!」っていうテンションにならなかった。一人クリアしたらそれで満足と言うか。やや金太郎飴なのも攻略ペースが落ちた要因の一つです。システム面や豊富な立ち絵、スチルについては文句なしですが、シナリオについてはそこまで持ち上げるほど面白いかと言えばそうでもなかったし。綺麗にまとまってるけど、むしろノベルゲーを名乗るならこれくらいのクオリティのものはどこのメーカーも最低限作って欲しいと思うレベル。

◆という感じで星五つで表すなら4かな。
以上、ようやく終えることが出来た三国恋戦記のレビューでした。
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