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ラジアントヒストリア レビュー

2014.11.10 19:12|ラジアントヒストリア
古いゲームだから今更レビューは書かなくて良いかな、と思いましたが、意外と今でもやる人がけっこういるみたいなので布教がてらに書いてみることにします。と言っても雑感をだらだらと書いていくだけ。
この記事に限ってはネタバレなしのレビューですが、他の記事はネタバレ満載の感想文なのでお気を付けください。


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(2010/11/03)
Nintendo DS

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ゲームの雰囲気やおおまかなストーリーは公式サイトでご確認ください。

・さらっとまとめられた重厚なシナリオ。
「死亡フラグをへし折るRPG」というキャッチコピーはなんだか軽い感じがしますが、雰囲気はもっと重いガッツリしたファンタジーです。簡単に言うと、「正史と異伝の二つのパラレル世界を行き来しながら世界を救う」という話。と言うとSF要素が強い気もしますが、中盤までは「味方を増やしながら腐敗した国を正常に導く」という人間同士の陰謀・策略が渦巻く戦記ものが中心で進みます。かっこいい軍人同士の絆やプライド、上司と部下の熱い関係なんかも楽しめます。
プレイ時間は30~40時間ほど。続編などはなく、この一本で綺麗に収まっています。ガッツリファンタジーで遊んでみたいけど、百時間単位でやり続けるのはしんどいという人には、さらっとプレイ出来てオススメです。

・絶対に詰まない安全安心仕様。
正史と異伝を行き来するには、「刻印」と言われるセーブポイントが必要になるのですが、セーブポイントだけあってあらゆる場所に出現します。すべてのポイントに自由に飛べる訳ではないですが、入るだけならどこでも入れます。ボス戦の直前にセーブしてしまって、レベルが足りなくて倒せない!レベル上げしたい!という時には刻印から適当な地点へ飛び、好きなだけレベル上げをすることが出来ます。
大量にある選択肢での分岐も、バッドEDを踏むと自動的に少し前の地点に戻されるので真剣に悩む必要はありません。ゲームオーバーになるのは本当に戦闘で全滅した時だけです。

・町で散策するの大好きな人に朗報!
NPCの台詞や配置が時間ごと、世界ごとに細かく変わります。そしてその時々でサブイベントが発生します。このイベントはその時点でできるものとできないものがありますが、いつでも時間を遡ってやることが出来るので時間制限はありません。
何の変哲もないNPCからイベントが発生するものが多いので、街の散策が大好きな人は自然と発生させていくことができるでしょう。逆に町の散策とかどうでもいい、それよりシナリオさっさと進めたい…という人だと攻略サイトを見ないとすべて発生させるのはかなり難しいと思います。

・戦闘の難易度は高すぎず低すぎず。
コマンド式、シンボルエンカウント。
言葉で説明しても伝わりにくいですが、「敵を押して集まったところにダメージを与えてまとめて攻撃!」というのが基本です。連打しながら物理ゴリ押しでは勝てません。魔法はやや強い傾向にあります。
「逃げる」はけっこう成功するし、中盤からはMPを消費して姿を消すことも出来るので、極力戦闘を避けることも可能です。

・余計なやり込み要素がない。
EDはノーマルEDと真EDの二種類。真EDはノーマルEDにシーンを付けたしただけなので、無理やりノーマルEDを狙って見る必要はありません。真EDを見るにはいくつかのサブイベを完了させておく必要があるけれど、特別難易度の高いサブイベではないので少しの手間をかければ誰でも見られます。
やり込む要素があるとしたらシナリオ達成度くらい。けれどバッドEDを回収するのは二択を失敗すれば良いだけ。しかもセーブポイントから選択肢の直前に戻れるのですぐに回収できます。隠しボス要素を兼ねた少し手間のかかるサブイベもあるけれど、それさえ出来れば簡単に達成度を100%に出来る。
レアドロップもあるにはあるが、アイテム図鑑やモンスター図鑑などはないので拘りがなければ特に粘る必要もない。
やり込みしたい派にとっては少々物足りないかもしれないけれど、どうでも良い要素を増やして「やり込ませる」ゲームが多い昨今、さっぱり終わらせてくれるゲームは逆に良心的だと思う。

・地図はもっと詳細なものが欲しかったなあ。
フィールドは広く、隠し宝箱などギミックも多いのに地図は一切なし。似たような場所も多いので、方向音痴の私は新しい場所に来た時はいつも不安でした。
マップ移動中に上画面に表示される地図もかなりザックリ(国名しか表示されない)なので、各場所(○○砂漠や○○山など)に行きたい時なんかは「どのへんにあったっけ?」とよく迷っていた。白示録を使えばその場所に行けるだいたいの地点は分かるのだけど、そのためにはストーリーを一部やり直さなければならなかったりしてちょっと面倒だった。

・キャラは性能や仲間期間にやや差がある。
レイニー、マルコはどちらの世界でもほぼいつも付き添ってくれる。アトもこの二人に次いで付き合ってくれる。しかしその他のキャラはどちらかの世界でしか仲間にならず、特に某キャラはほとんど仲間になってくれずむしろNPCに近い。育てるのには愛が必要になる。
また、「使ってないキャラの装備は剥いで金策する」というのはRPGでよくあることだけれど、世界をあちこち移動するラジアントヒストリアではあまりやらないほうが良い。特にレイニー、マルコ、アトは。

・イベントのやり直しは割とめんどくさい。
サブイベを回収しようとすると、基本はそのイベントが発生したり解決したりするタイミングを狙って世界を移動する必要があるのだけど、刻印の位置によってはメインイベントを少しやり直す必要があったり、フィールドを抜けて別の場所に行く必要があったりする。ムービーシーンはスキップor早送りが出来るのでそれほど不便はない(未読でも容赦なくスキップされるのでそこは注意)が、ちょっとしたイベント戦闘も場合によってはやり直す必要があるのがやや面倒だった。

・ストックの足音には慣れよう!
一番指摘されるストックの足音は、確かにちょっとうるさいし、姿を消してる時にまでザカザカ鳴るのはシュールの一言に尽きる。が、それがゲームの評価を著しく下げるかと言われればそれほど重大な問題でもない。個人的には中盤くらいから気にならなくなりました。足音を理由にこのゲームをやらないのは勿体ない!慣れよう!

◆こんなもんだろうか。
個人的には、このゲームはすごく雰囲気が好きでした。荒廃した世界で戦争が起これば、容赦なく人が死んでいくけど、ちょっと主人公が手を加えることで救える命もある。でも綺麗な話ばかりじゃなく、どんなに手を尽くしても救えない命もある。そういう全体に漂う儚い感じが好きでした。主人公一行が世界を救いたい気持ちも分かるけど、ラスボスの言ってることにも一理あるし、ただの良い子ちゃんの勧善懲悪なRPGになってないところがいい。

システム面ではやや不便なところもあったので、総合的な評価は満点の星5!とまでは言えませんが、4~4.5くらいは堅いです。良作です。「サクッと重めのファンタジーRPGをやりたい」という人にオススメします。

以上、ラジアントヒストリアレビューでした。
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