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やってみなきゃわかんねえRPG

2015.09.24 19:57|幻想水滸伝ティアクライス
クリアしてきました。EDまでのネタバレ注意。

・前回ボロクソに言った…いやそこまで言ってないけど…ディルク兄貴の最期。
どうも嫉妬、というかひがみみたいなのが感じられて、それが悪人面として表れてたので、良いイメージはつきようがなかったんですが、結局主張してたことは2のナナミに近かったのかな~と思いました。
主人公はまだ子供なんだから、戦う必要なんてない。急に分不相応な力を与えられて調子乗っちゃって、そこを大人にいいように旗頭として担ぎ上げられてる哀れな英雄なんだと。彼らは普通の少年に戻してやるべきだと。…ディルクのような存在が2にいてくれたら、心強い相談相手になってくれたかもしれない。2の主人公はまさに担がれてたし、グッドEDでは普通の少年に戻るし。
しかし悲しいかな、ティアクライスの主人公はきっちり個性があってやたらとタフなのである…。主人公が迷っていたり、弱気系ネガティブ系ならディルクの主張もすんなり入ってきたんだろう。けど今作の主人公は極めてポジティブ思考の熱血少年で、戦うことに関しても序盤で腹括ってるので、ディルクが何を言っても「だから覚悟できてるっつってんだろ!調子乗ってるわけでも担がれてる訳でもない、自分の意思でやってんの!わかんねーアニキだな!」と反発してしまう。

あとはやっぱ情が移るまでの期間が短かったのも敗因。自警団メンツにとってみれば大事な兄貴なんでしょうが、プレイヤー目線では序盤にちょろっと遺跡探検しただけの思い出しかない。ディルクのカッコイイシーンも特にない。寝返りされても戦力的にまったく問題ないというのもつらい。「あ、抜けるの?まあディルクなら別にいいよ」的なノリ。
ここんとこはやっぱジョウイと比較しちゃうよね~。ジョウイは仲間期間長かったし、主人公を助けるために単身砦に潜り込んできたりするし、離脱するまでにも運命を共にする場面が多かった。回想もOPと紋章の祠で二回入るし。剣の紋章は勿論、幼馴染アタックが便利過ぎて戦力的にも惜しい。
まあディルクはコンセプト的に星の力宿せないんで、強い仲間キャラにはなりようがなかったんでしょうけど。

・結局相いれなかったベルフレイド。
彼と主人公の対話は、まったく噛み合わないけれどどちらにも理があって辛かった。
そりゃ勿論、「幸せな一日を永遠に繰り返すだけの人生」なんて、絶対に健全ではないだろう。健康的な人間の生活だとは決して思えない。不毛過ぎる。でも「それがいい」という人がいるのなら、その気持ちまで否定することは誰にもできない。「今はつらくても生きてりゃそのうちいいことあるよ!」なんてのは他人の勝手な希望的観測、綺麗事の押し付け。「この幸福を奪う権利があなたにあるのですか?」と言われると、ない。けど、「だったらお前に俺らの未来奪う権利あんのかよっ!!」という主人公の反論もド正論である。
問題は、この二つが同時には存在し得ないこと。となると、結局戦って強かった方の意見を通すしかない。残酷だけど、そういうシンプルな構図が良かったです。主人公がディルクの死を笠に着てベルフレイドに説教するような場面がなくて良かった。

…とは言え、ベルフレイドがジャナムを消したり城を潰そうとしたことは完全にベルフレイドに非があると思ってますよ。しかし放っといたら消滅する世界で、一なる王の対策も分かっていない状態なら、なるべく犠牲を少なくしつつ一なる世界への道を目指すというのもアリなのかなと。ただベルフレイドも、一なる世界が万人に認められる健全な世界だとは思わなかったんでしょうね。だからループする世界を「完全に予言された未来」などと誤魔化していたんだろう。

・主人公の出生についてはアトリがちらっと言ってたくらいで終わった。
もっとストーリーに深く絡んでくるかと思ってた。結局他世界(輝ける遺志の書)の勇者の息子だった、ってーことか。主人公が最初に出会った書で、その後も肌身離さずずっと大事にしていた書が、父親の世界の書だったと思うとアツイですね。

・しかし百万世界破壊の連鎖システムは、イマイチよく分かんなかったような…。
一なる王というのは他世界の天魁星の成れの果てで、無数にいるのよね?絶対無二の神のような存在、ってーのは結局いないのか。世界は別に滅びの運命を定められている訳ではなく、真の書はあくまで予言書であり設計図的なものではないと。真の書がなぜあるのかってのがまず謎ですが、それはもう「そういうもの」としか言いようがないのか。
それにしたってベルフレイドのような人物が他の世界に出現しまくって揃いも揃って一なる協会作ってるのは違和感あるけど、それもベルフレイドのような「未来に希望が持てない人」というのは、そう珍しくもないありふれた人なんですよと言いたいのか。

◆キャラ感想文。イケメン男キャラは別記事で語るつもりなのでさっくりと。
・ビュクセ
イケメン度は随一だったけど、結局あんまり使えなかった…。やっぱ基本関係性のあるキャラ同士で編成したいって思いがあるので、絡みが少ない彼はどーしても出しにくい。何かにつけて話しかけてたけど「・・・・・」だったのもショボン(´・ω・`)編成画面でも最低限のことしか言わないし、もうちょっと喋ってくれても…と思ってたら決戦前夜にようやくお茶目な一面を見せてくれました。おせーよ!!
私のビュクセの変な顔見たかった、奇声聞きたかった~~!!でもツァウベルンGJ!!思いのほか気に入られたようで、後日談ではちゃっかり引き抜かれててカワユス。でも三銃士の元を離れてツァウベルンのとこ行くなんて色々危険な気が…。な~んも考えてなさそうで心配…。

・ヌムヌ
後日談でちゃっかり海賊団に紛れてるのかわゆい。フェレッカのこと鬱陶しがってたのにまんざらじゃなかったのか。確かにヌムヌはナイネニスで神官兵やるより、海賊になってハッスルしてるのが似合ってる。海賊団のマスコットになれること間違いなし!!けど他の海賊団にタカろうとしてうっかり売り飛ばされりしないようにな!!

・ルファ
ゴーレムと心を通わせる不思議少女…という印象で特に何も思わなかったんだけど、「彼女が消えるとラロヘンガが元に戻った」という後日談を見てゾッとした。更に他サイトの考察なんかを見てると、「彼女が兵器だったのでは」という意見を見て更にゾッ。
確かに彼女が兵器なら、一なる王を倒すのが目的=主人公の仲間になったのも納得である。色々怖い少女である…。

・ウラガン
見た目はめっちゃ強面で、しかも暗殺者という凶悪なキャラなのに、「名所観光が趣味」というのは一貫してて和んだ。最初はツンデレ(?)だから趣味を隠してるのかなと思いきや、終盤になると普通に「観光ができない世界なんて嫌だ!」「精霊の祭壇でペッカルスの肉を食うんだ!」ともはや観光大好きおじさんになってるのが可愛かった。

・ゼノア
明らかに強魔法使いだったので使いたかったんだけど、結局ほとんど使わなかったような…。女性キャラが褐色×スキンヘッドというのはなかなか斬新で好きでした。連携技「ひかり攻撃」に参加してくれるゼノアさん好き。

・アスアド
クロデキルドにゾッコンなのが、結局最後まで引っかかったなあ…。女好きのイクスは普通に好きなのに、アスアドを素直に応援できないのは、たぶん彼が将軍だからだと思う。ジャナムが消された時に部下が「アスアド様も家族がジャナムに…」みたいなこと言ってたけど、家族のこととか初めて聞いたし。突然家族のこと出されても、「へー、いたんだ…」くらいの感想しかない。それにしては迷いなくジャナム捨てたよな。
後日談でアストラシアの将軍になってるってーのも…いや、そりゃジャナムは一度捨てた国だし家族も何もないけど、まだサルサビルがあるじゃん?シャムス陛下は健在じゃん?将軍なのにそういう臣としての忠義とか愛国心とかがなく、クロデキルドにゾッコンなのが個人的に駄目だったんだと思う。部下としては何の落ち度もなく性格も良好のメルヴィスを勝手にライバル視するってーのも…戦争中ですよ?男の恋愛脳ってのはダメだわ。申し訳ないがクロデキルドにはメルヴィスを推す。ナキルとハフィンにとっては良い上司だったかもしれないが、国に仕える将軍としては疑わしいしましてや王の器ではない。

・イクス
そういやイクスって女性キャラいるPTに編成すると喜ぶけど、人外だとどうなるの?と思ってレスノウがいる状態で組んでみた。その結果、「お嬢さんがいないなんて拷問だ!」とまでのたまったので、彼はそこまで上級者じゃないことが判明しました。しかしレスノウ姐さんがいる前でよくそんなこと言えるな!ぶっとばされるぞ!

◆その他システム面などで思ったこと。
・無口主人公もいいけど、積極的に喋る主人公もこれはこれでいい!
幻水は1&2しかやってないけど、今まで一番「団長」やってました。1&2では戦争するのも遠征するのも軍師の言うこと聞くだけだったけど、今作では軍師は同世代の友人であり、主人公もガンガン喋るので話し合いの場で積極的に発言できる。軍師の言いなりになるのではなく、ちゃんと団長の意思のもとに団が動いてる感がある。
仲間を口説き落とすのにも、不意打ちでぽろっと良いことを言うタイプなので、仲間が主人公に惹かれて集まってくるのに説得力がある。いや、決して1&2の主人公が魅力的じゃないと言ってる訳じゃないけど。けど1&2はやっぱ喋らないから、「意思の強そうな目」とか「なんとなく感じる不思議なオーラ」とか、そういうカリスマ性だけで引っ張ってたイメージ。

・キャラ掘り下げの機会が多いのも良かった。
前も書いたけど、編成時のセリフや戦闘ボイスが豊富なので、キャラ固有の特徴が出る機会がグッと増えたのが良かった。2~3人セットで仲間になるキャラ、更にそのキャラが引っ張ってくるキャラが多く、関係性を持つキャラが増えた。というかほとんどソレで、誰とも関りを持たない孤高なキャラがほとんどいない。絡みがあるキャラがいる、ってだけで、「この二人は普段どういう話してるのかな~」と妄想の翼が広がる!これはイイ!

ただ技術力の問題なのか、城では基本定位置で突っ立ってるだけ、というのはちょっと寂しかったかな。2だとホウアン先生が弟子と仲良く並んでおじいさんを治療してたり、アニタとバレリアが並んでバーで飲み交わしてたり、フリックがぐびぐび酒を煽ってたり、ニナがフリックのいる場所を徘徊してたりと表情豊かだった。すごく城で生活してる感があった。
しかし悪いことばかりでもなくって、ポリゴンで動きがつけられないせいかセリフが進行度によってかなり細かく変わる。でもってずっと定位置にいるので台詞回収しやすい。本当に細かく変わるし、マリカ&ジェイルは話しかけやすいようにか広間の前にスタンバってくれてるのもありがたかった。

・最初に記事で「レベルアップで全回復がヌルゲー」と書いたけど、中盤からは敵のHPが増える&魔法の燃費が悪くなるので、逆にこれを利用しなければキツかった。
最新のダンジョンに行く時は、精鋭のメンツを連れていくより精鋭よりちょい低めくらいのキャラを連れていくのが一番いい。精鋭メンツはすぐレベルが上がり切ってしまうけど、ちょい低めキャラだとスキル連発してもどんどんレベルアップしてMP回復できるので。
この仕様と、戦争パートで複数キャラが必要になる関係や依頼の関係で、かなりいっぱいキャラ育てたと思います。キャラに愛着が沸きやすくなり、更に育てたキャラを有効利用できる機会が増えた。これは1&2ではなかった要素だったのですごく良かった。

・蓋二種とか範囲回復とか大ダメージ魔法とかの有用性は勿論ですが、個人的に好きだったのはマヒ撒きでした。
全然効かない時は効かないんですけどね。セレンVSジェイルでは、「これ一戦目は負けそうだしテキトーにやるか~」と試しに麻痺撒いてみたんですが、3~4回連続でセレンが痺れてあっさり倒せてしまいました。これでジェイルのレベルが一気に8くらい上がった。なんという麻痺ゲー。

・ボスで一番苦戦したのはマクートでした…。
範囲睡眠&沈黙を連続で撒いてくるのがウザ過ぎるぅぅうう!!よりによってジャムナサラダ買い込むの忘れてたのでかなり危なかったです。

・ラスダン主人公PTは自警団メンツで固めた。
他にもお気に入りのキャラたくさんいるけど、やっぱり最後は自警団じゃなきゃ!普通に前衛×2、後衛×2でバランスもいいしね~。つってもリウは基本サポート役で、魔法使いとしてアタッカーになってたのはマリカの方だったんですがね…。リウは最後の最後にようやく高威力の魔法覚えたけど、範囲だから燃費悪くてラスボス戦には向かなかった…。
しかし自警団アタックはじゅーぶん強いのでそれだけで存在意義がある。ベルフレイド戦とか自警団アタックで楽勝でした。さすがにラスボスはそうはいかなかったけど。ラスボス戦~手前あたりは、主人公は自前の怒りスキル、ジェイルとマリカは古代しおからと鬼焼きモロコシで覚醒or怒りにしてから攻撃スキルガンガン使いまくるのが鉄板になってた。リウは蓋二種かけてから回復したりアイテム投げたりサポート中心だった。

◆…こんなもんかな?もう書き尽くしたかな?
そんな感じで、ティアクライスヒジョーに楽しめました。
さ~て次はなにやるかな~!そろそろ乙女ゲーしてもいい気がするけどまだRPG熱が収まらないんだよね~。
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